chapter:15 洛陽の世界に硝煙は漂う
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「一体どうしちゃったの?それにあの音は…」
「警鐘……魔物が来たんだ」
「魔物って……まさかこの振動、その魔物の足音……」
「これ並の魔物の足音じゃないよ…」
「ああ、こりゃ大群だな」
「ま、でも心配いらないよ。最近やけに多いけど、ここの結界は丈夫で破られたこともないしね
外の魔物だって、ギルドが撃退……」
カロルが自慢げに語っている最中、街を覆っていた結界に電流が走った刹那、跡形もなく消え去った
「……って、ええっ!!」
「結界が、消えた……?」
「一体どうなってんの!魔物が来てるのに!」
「ったく行く場所行く場所、厄介事起こりやがって……」
「トラブルメーカーなんだよ」
「何か憑いてんのよ、あんた」
「……かもな」
「取り敢えず、その厄介事を片付けに行こうか」
「アルシア、魔物を止めに行きましょう!」
「うん!」
街中の人々は結界が消え、魔物が街中に入って来た事に怯えて落ち着きがない
その中を掻き分け、再び入口に戻ってみると土煙が充満し、ギルドの人々と魔物の群れが戦っている真っ最中
「すげーな、こんだけの魔物、どっから湧いてくんだ」
「ちょっと異常だよ……!」
「魔物の様子も普段と違いませんか?」
「来るよ!」
「皆、囲まれない様に気をつけて!」
こちらに気付いたのか魔物達はアルシア達に向かって来る
「双光零破!閃空裂破!十字衝!!」
「幻狼斬!てやっ!もひとつ!」
「多めに回す!超牙旋滅スウィング!」
「ワンッ!」
アルシアは四刀流に構え、そこから多めに現れた闘気の龍が魔物達を貫き、暴発して切り裂いて行く
それぞれの武器の軌跡が魔物を喰らう様に舞い散る
「銀の光輪ここへ…エンジェルリング!」
「貪欲な暗塊ここに下り、邪を打ち砕かん…ネガティブゲイト!」
「とっておき行くよ!龍王煌閃牙!」
何事なく詠唱を終えたエステルとリタの魔術が魔物の集団を蹴散らし、アルシアの奥義が炸裂した、だが一向に魔物は後を絶たない
「あ~ウザイ!次から次へと……もぉっ!」
「本当にキリがない…!」
「きゃっ」
「!音紗!」
「あ、ありがとうございます」
「礼はいい、走れ!」
「っ街中にまで…!」
「ちっ間に合わねぇ!」
何せ魔物の数が多過ぎるが、こちらは人手がなく、守るものが多過ぎる
アルシアとユーリにも焦りが生じ、アルシアも術式を構成しようとした瞬間、一人の老人が魔物の群れに飛び込み、みるみる内に次々と魔物を切り伏せて行く
「さあクソ野郎ども、いくらでも来い。この老いぼれが胸を貸してやる!」
「強過ぎない…?」
「とんでもねぇじじいだな、何者だ?」
「ドンだ!ドン・ホワイトホースだよ!」
「あのじじぃがねぇ」
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