chapter:15 洛陽の世界に硝煙は漂う
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ヘリオードを出たアルシア達はカロルが言った通り、西を目指し歩く
海に面し、荒野に出来た黄昏に浮かぶ建物が密集した砦の様な街が浮かび上がる、その街こそが今回の目的地のダングレスト
「ここがダングレスト、ボクのふるさとだよ」
「にぎやかなとこみたいだな」
「何処となく帝都に似てる感じがする…」
「そりゃ帝都に次ぐ第二の都市でギルドが統治する街だからね」
「もっとじめじめした悪党の巣窟だと思ってたよ」
「それってギルドに対する偏見だよね」
「ご、ごめんね、カロル」
「紅の絆傭兵団の印象が悪いせいですよ、きっと」
「ボクまで悪党なのかと思ったよ」
「あんたが悪党ならこいつはどうなるのよ」
「それもそうだ」
「そこで頷いちゃうのはどうかと思うよ…」
自分が悪党だと黙認した様なユーリの言葉にアルシアは苦笑しつつ、呆れて肩を落とす
そんな彼女の様子を見ながらも紅の絆傭兵団、それに加えてのバルボスへの事はユニオンに任せた方が良いとカロル
「ユニオンってなに?エステル知ってる?」
「あ、はい!ユニオンとはギルドを束ねる集合組織で5大ギルドによって運営されている、ですよね?」
「うん、それとこの街の自治もユニオンが取り仕切ってるんだ」
「へぇ…本当にギルドの街なんだね」
「でもいいわけ?バルボスの紅の絆傭兵団って5大ギルドのひとつでしょ?」
「ってことはバルボスに手出したら、ユニオンも敵に回るな」
「騎士団にユニオンも敵になったら、こっちが厳しい状況になっちゃうね…」
「……それはドンに聞いてみないとなんとも」
「そのドンってのがユニオンの親玉なんだな?」
「うん、5大ギルドの元首『天を射る矢』を束ねるドン・ホワイトホースだよ」
「んじゃ、そのドンに会うか。カロル、案内頼む」
軽く会うと言うユーリにカロルは少々驚き、そう簡単に会える訳ではないと何処となく暗い表情で呟く
一押しとしてエステルとアルシアの言葉にユニオン本部の場所をカロルは渋々と伝え、街の北部へ、だがその道中の広場でカロルの様子が可笑しい事に気付く
「あんた、何してんの?」
「え?な、なにって、べつに」
「そんなにどもって別にって事は…」
「ん?そこにいるのはカロルじゃねぇか」
「どの面下げてこの街に戻って来てんだ?」
現れたのは何処かのギルドの逞しい男達、だがその言葉使いと表情に浮かべた笑みは決して良いものではない
きっと彼がヘリオードで言ってたのはこの事なのだろう、男達が現れた事でカロルの雰囲気は暗くなる
「な、なんだよ、いきなり」
「おや、ナンの姿が見えないな?ついに見放されちゃったか、あははははっ!」
「ち、違う!いつもしつこいから、ボクがあいつから逃げてるの!」
「(これがあるからダングレスト行きを最初嫌がったんだな)」
「(みたいだね…)」
「あんたらがこいつ拾った新しいギルドの人?相手は選んだ方が良いぜ」
「自慢できるのは所属したギルドの数だけだし。あ、それ自慢にならねぇか」
嘲笑い、見下す男達にカロルは言われるが侭にされ、耐えている
だがそれを見て、アルシアやユーリも今まで閉ざしていた口を開き、反撃に出る
「カロルの友達か?相手は選んだ方がいいぜ?」
「な、なんだと!」
「子供相手に恥ずかしいと思わないの?貴方達、三流以下ね」
「この、アマ…!」
「あなた方の品位を疑います」
「ふざけやがって!」
「あんた達言うわね、ま、でも同感」
「言わせておけば……」
怒りで顔を赤くし、一触即発の雰囲気になるが街の上空から何かしらの音が聞こえ、全員が音の方向を見上げる
何の事か分からないアルシア達だが男達は心当たりがある様でさっさと何処かへ行ってしまった
海に面し、荒野に出来た黄昏に浮かぶ建物が密集した砦の様な街が浮かび上がる、その街こそが今回の目的地のダングレスト
「ここがダングレスト、ボクのふるさとだよ」
「にぎやかなとこみたいだな」
「何処となく帝都に似てる感じがする…」
「そりゃ帝都に次ぐ第二の都市でギルドが統治する街だからね」
「もっとじめじめした悪党の巣窟だと思ってたよ」
「それってギルドに対する偏見だよね」
「ご、ごめんね、カロル」
「紅の絆傭兵団の印象が悪いせいですよ、きっと」
「ボクまで悪党なのかと思ったよ」
「あんたが悪党ならこいつはどうなるのよ」
「それもそうだ」
「そこで頷いちゃうのはどうかと思うよ…」
自分が悪党だと黙認した様なユーリの言葉にアルシアは苦笑しつつ、呆れて肩を落とす
そんな彼女の様子を見ながらも紅の絆傭兵団、それに加えてのバルボスへの事はユニオンに任せた方が良いとカロル
「ユニオンってなに?エステル知ってる?」
「あ、はい!ユニオンとはギルドを束ねる集合組織で5大ギルドによって運営されている、ですよね?」
「うん、それとこの街の自治もユニオンが取り仕切ってるんだ」
「へぇ…本当にギルドの街なんだね」
「でもいいわけ?バルボスの紅の絆傭兵団って5大ギルドのひとつでしょ?」
「ってことはバルボスに手出したら、ユニオンも敵に回るな」
「騎士団にユニオンも敵になったら、こっちが厳しい状況になっちゃうね…」
「……それはドンに聞いてみないとなんとも」
「そのドンってのがユニオンの親玉なんだな?」
「うん、5大ギルドの元首『天を射る矢』を束ねるドン・ホワイトホースだよ」
「んじゃ、そのドンに会うか。カロル、案内頼む」
軽く会うと言うユーリにカロルは少々驚き、そう簡単に会える訳ではないと何処となく暗い表情で呟く
一押しとしてエステルとアルシアの言葉にユニオン本部の場所をカロルは渋々と伝え、街の北部へ、だがその道中の広場でカロルの様子が可笑しい事に気付く
「あんた、何してんの?」
「え?な、なにって、べつに」
「そんなにどもって別にって事は…」
「ん?そこにいるのはカロルじゃねぇか」
「どの面下げてこの街に戻って来てんだ?」
現れたのは何処かのギルドの逞しい男達、だがその言葉使いと表情に浮かべた笑みは決して良いものではない
きっと彼がヘリオードで言ってたのはこの事なのだろう、男達が現れた事でカロルの雰囲気は暗くなる
「な、なんだよ、いきなり」
「おや、ナンの姿が見えないな?ついに見放されちゃったか、あははははっ!」
「ち、違う!いつもしつこいから、ボクがあいつから逃げてるの!」
「(これがあるからダングレスト行きを最初嫌がったんだな)」
「(みたいだね…)」
「あんたらがこいつ拾った新しいギルドの人?相手は選んだ方が良いぜ」
「自慢できるのは所属したギルドの数だけだし。あ、それ自慢にならねぇか」
嘲笑い、見下す男達にカロルは言われるが侭にされ、耐えている
だがそれを見て、アルシアやユーリも今まで閉ざしていた口を開き、反撃に出る
「カロルの友達か?相手は選んだ方がいいぜ?」
「な、なんだと!」
「子供相手に恥ずかしいと思わないの?貴方達、三流以下ね」
「この、アマ…!」
「あなた方の品位を疑います」
「ふざけやがって!」
「あんた達言うわね、ま、でも同感」
「言わせておけば……」
怒りで顔を赤くし、一触即発の雰囲気になるが街の上空から何かしらの音が聞こえ、全員が音の方向を見上げる
何の事か分からないアルシア達だが男達は心当たりがある様でさっさと何処かへ行ってしまった