chapter:14 絆を断ち切る刃物を棄てて
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エステルの表情は晴れない、心中では彼らとまだ一緒にいたいと思っているからであろう、それでも彼女の身分がそれを許さない
それを知ってや否かユーリは彼女からの質問に答える
「そうだな、紅の絆傭兵団の足取りも途絶えちまったし……」
「打つ手なし?」
「だったら、この先にあるダングレ……スト……はだめだ、今戻ったら、みんなにバカに……」
「ダングレストっていうと確かギルドの街だったよな?」
「う、うん、だから紅の絆傭兵団の情報もみつかるかもな~って……」
「ここからだとどっちだ?」
「西に行けばつくけど……」
「なら行くか、ギルド作るにしても、色々と参考になるだろうし」
「え?ギルドのために?なら行こう!」
「…………」
「リタ?」
「別に何でもないわ…行きましょ、アルシア」
エステルと同じく晴れない表情を浮かべたリタに手を引かれるが侭にアルシア達は昨日暴走したばかりの結界魔導器に来た
だがそこには約束を持ち出したフレンの姿はなく、彼の代わりに騎士団長のアレクセイが姿を現し、フレンは急用が出来て旅立ったとのことで彼はリタへ調査を依頼してきた
調査依頼は昨日暴走した魔導器の一見、だがリタの答えは悪いものだった
「……あれ調べるのはもう無理、あの子、今朝少し見たけど結局何もわからなかったわ」
「いや、ケーブ・モック大森林に行ってもらいたい」
「……ケーブ・モック大森林か、暴走に巻き込まれた植物の感じ、あの森にそっくりだったかも」
何でもその森の木々に異常と魔物の大量発生及び凶暴化がアレクセイの耳に入っているらしい、帝都に使者は送ったがまだ魔導士の派遣には時間が要する、そこでリタに白旗が立った様だ
だがリタは魔導器専門で植物は管轄外、素っ気ない言葉を彼に返す、しかしその森にはエアルも関わっているらしいが…
「あたしは……エステルが戻るなら、一緒に帝都に行きたい、そのアルシアとも離れたくない、けど」
「「え?」」
「君は帝国直属の魔導器研究所の研究員だ、我々からの仕事を請け負うのは君たちの義務だ」
意外過ぎるリタの言葉にエステルとアルシアは目を丸くするがアレクセイは冷たく返す、だがその中でエステルが割って入る
「あ、え、えっと……それじゃあわたしがその森に一緒に行けば問題ないですよね、そうすればアルシアとも一緒ですし」
「姫様、あまり無理を仰らないで頂きたい」
「エアルが関係しているのなら、わたしの治癒術も役に立つはずです」
「それは確かに……」
「お願いです、アレクセイ!わたしにも手伝わせてください」
「しかし危険な大森林に姫様を行かせるわけには」
「それなら……」
「アルシア、ユーリ、一緒に行きませんか?」
「え?オレとアルシアが?」
今まで外野で話を聞いていただけのユーリとアルシアは突然自分達にも白旗が立って、驚く
アルシアは自分は万屋だからと了承するがユーリからの返事はまだだ、一息としてアレクセイは言葉を放った
「青年、そして万屋の君、姫様の護衛をお願いする
一度は騎士団の門を叩いた君と戦闘センスの高い彼女を見込んでの頼みだ」
「……なんでもかんでも勝手に見込んで押し付けやがって」
「ユーリ、それって…」
「その返答は承諾と受け取ってもかまわないようだな」
「ただオレとアルシアにも用事がある、森に行くのはダングレストの後だ」
その言葉にアレクセイは頷き、エステルの帝都帰りは一先ず収まった様でフレンはこの事を分かっていたらしい、「エステリーゼ様とアルシアを頼む」という言葉を残していた
次の目的地はダングレストに向かいつつ、その寄り道でケーブ・モック大森林になった
絆を断ち切る刃物を棄てて
(そういえばリタ、私の事、名前で呼んでくれたね!)
(!べ、別に気紛れよ!)
(漸くあの二人も自然体だな)
それを知ってや否かユーリは彼女からの質問に答える
「そうだな、紅の絆傭兵団の足取りも途絶えちまったし……」
「打つ手なし?」
「だったら、この先にあるダングレ……スト……はだめだ、今戻ったら、みんなにバカに……」
「ダングレストっていうと確かギルドの街だったよな?」
「う、うん、だから紅の絆傭兵団の情報もみつかるかもな~って……」
「ここからだとどっちだ?」
「西に行けばつくけど……」
「なら行くか、ギルド作るにしても、色々と参考になるだろうし」
「え?ギルドのために?なら行こう!」
「…………」
「リタ?」
「別に何でもないわ…行きましょ、アルシア」
エステルと同じく晴れない表情を浮かべたリタに手を引かれるが侭にアルシア達は昨日暴走したばかりの結界魔導器に来た
だがそこには約束を持ち出したフレンの姿はなく、彼の代わりに騎士団長のアレクセイが姿を現し、フレンは急用が出来て旅立ったとのことで彼はリタへ調査を依頼してきた
調査依頼は昨日暴走した魔導器の一見、だがリタの答えは悪いものだった
「……あれ調べるのはもう無理、あの子、今朝少し見たけど結局何もわからなかったわ」
「いや、ケーブ・モック大森林に行ってもらいたい」
「……ケーブ・モック大森林か、暴走に巻き込まれた植物の感じ、あの森にそっくりだったかも」
何でもその森の木々に異常と魔物の大量発生及び凶暴化がアレクセイの耳に入っているらしい、帝都に使者は送ったがまだ魔導士の派遣には時間が要する、そこでリタに白旗が立った様だ
だがリタは魔導器専門で植物は管轄外、素っ気ない言葉を彼に返す、しかしその森にはエアルも関わっているらしいが…
「あたしは……エステルが戻るなら、一緒に帝都に行きたい、そのアルシアとも離れたくない、けど」
「「え?」」
「君は帝国直属の魔導器研究所の研究員だ、我々からの仕事を請け負うのは君たちの義務だ」
意外過ぎるリタの言葉にエステルとアルシアは目を丸くするがアレクセイは冷たく返す、だがその中でエステルが割って入る
「あ、え、えっと……それじゃあわたしがその森に一緒に行けば問題ないですよね、そうすればアルシアとも一緒ですし」
「姫様、あまり無理を仰らないで頂きたい」
「エアルが関係しているのなら、わたしの治癒術も役に立つはずです」
「それは確かに……」
「お願いです、アレクセイ!わたしにも手伝わせてください」
「しかし危険な大森林に姫様を行かせるわけには」
「それなら……」
「アルシア、ユーリ、一緒に行きませんか?」
「え?オレとアルシアが?」
今まで外野で話を聞いていただけのユーリとアルシアは突然自分達にも白旗が立って、驚く
アルシアは自分は万屋だからと了承するがユーリからの返事はまだだ、一息としてアレクセイは言葉を放った
「青年、そして万屋の君、姫様の護衛をお願いする
一度は騎士団の門を叩いた君と戦闘センスの高い彼女を見込んでの頼みだ」
「……なんでもかんでも勝手に見込んで押し付けやがって」
「ユーリ、それって…」
「その返答は承諾と受け取ってもかまわないようだな」
「ただオレとアルシアにも用事がある、森に行くのはダングレストの後だ」
その言葉にアレクセイは頷き、エステルの帝都帰りは一先ず収まった様でフレンはこの事を分かっていたらしい、「エステリーゼ様とアルシアを頼む」という言葉を残していた
次の目的地はダングレストに向かいつつ、その寄り道でケーブ・モック大森林になった
絆を断ち切る刃物を棄てて
(そういえばリタ、私の事、名前で呼んでくれたね!)
(!べ、別に気紛れよ!)
(漸くあの二人も自然体だな)