chapter:14 絆を断ち切る刃物を棄てて
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結界魔導器の暴走は収束し、落ち着きを取り戻した、だが大量のエアルがアルシアを取り囲んだ事により、彼女と近くにいたリタは気を失ってしまった
リタと共に傍にいたエステルも一時期は気を失っていたが直ぐに目を覚まし、今は宿屋に運ばれた二人に治癒術をかけ続けていた
「治癒術だって無限に使えるわけじゃない、もうリタも落ち着いてるし、アルシアもさっきよりは良い、その辺にしておけ」
「はい……」
「ったく、アルシアといい無茶ばっかしやがって」
「本当ですね、リタって決めたことにはどこまでも真っ直ぐで……
アルシアはいつも自分を省みないで、わたし達のことで気にかけて…」
「ひとごとにすんな、エステルも同罪だ」
「……ごめんなさい」
「ここ、オレが残るからエステルはもう休め、治癒術使って疲れたろ?」
室内に入って来たユーリの言葉にエステルは使い続けている治癒術を止める、やはりその顔色はまだ病み上がりだと主張している様に青白い
その事に気付いたのか、リタの隣のベットに寝かされているアルシアを見ながら、エステルへそう言うが彼女は首を横に振った
「わたし、リタとアルシアが羨ましいです、大切なものを持っているから……」
「ないなら探せばいい、そのために今日は休んどけ」
「だいじょうぶです、ユーリこそ休んでください、アルシアが心配します」
「おまえが倒れたら、オレがそのアルシアとフレンに怒られんの」
「なら怒られてください」
「倒れてから代わってくれって言われてもオレは知らないからな」
「倒れてからじゃ、代わってくれって言えませんから」
ああ言えばこう言う状態のエステルはこうなっては意地でもアルシア達から離れないだろう
自分に目もくれずに二人を見守り続ける背中に二度目の溜息をつき、ユーリは部屋を出て行った
それから暫くして、時間を見計らったユーリは再び部屋をノックした
「……入って」
「目、覚めたか、よかったな
あれほど倒れる前に言ったのに」
今度はリタが目覚め、疲れたのだろう眠っているエステルを介抱している
隣のアルシアは未だに深く眠り込んでいるが先程よりは顔色が良いのでもう直ぐ目覚めるだろう
「わかってたんでしょ?言っても聞かないことくらい」
「うう~ん……ふにぅ……」
「アルシアと同じ様な寝言、言ってやんの」
「……幸せそうな顔しちゃって
あのさ、エステリーゼとこっちってあたしをどう思ってると思う?って何て顔してんのよ」
「自分がどう見られてるかなんて気にしてないと思ってた」
「も、もういい、あっち行って」
「術式なんぞより、こいつ等は難しくないぜ」
「ふむぅ……あれ?リタ!目が覚めたんですね!
あ、でも油断したらだめですよ!治ったと思った頃が危ないんです」
「もう大丈夫よ、あと魔導器使うフリ、もうやめていいよ」
「な、何のことです?」
「魔導器なくても治癒術使えるなんてすげえよな」
「ど、どうしてそれを……」
「まあそれは…こっちもだけど」
「!アルシアも魔導器は必要ないってか…?」
「幼馴染みなのに気付いてなかった?
なら相当気を配ってたんでしょうね、でも…こっちの魔導器は…」
確信を持って言われた言葉に逃げ場がなくなったのかエステルは狼狽える、そしてアルシアまでも魔導器なしであれ程の魔術に剣術を使えることにユーリは驚く
リタは言葉を続けさせようとしたが開けた部屋のバルコニーからリタがバカドラという竜使いが途端に現れた
リタと共に傍にいたエステルも一時期は気を失っていたが直ぐに目を覚まし、今は宿屋に運ばれた二人に治癒術をかけ続けていた
「治癒術だって無限に使えるわけじゃない、もうリタも落ち着いてるし、アルシアもさっきよりは良い、その辺にしておけ」
「はい……」
「ったく、アルシアといい無茶ばっかしやがって」
「本当ですね、リタって決めたことにはどこまでも真っ直ぐで……
アルシアはいつも自分を省みないで、わたし達のことで気にかけて…」
「ひとごとにすんな、エステルも同罪だ」
「……ごめんなさい」
「ここ、オレが残るからエステルはもう休め、治癒術使って疲れたろ?」
室内に入って来たユーリの言葉にエステルは使い続けている治癒術を止める、やはりその顔色はまだ病み上がりだと主張している様に青白い
その事に気付いたのか、リタの隣のベットに寝かされているアルシアを見ながら、エステルへそう言うが彼女は首を横に振った
「わたし、リタとアルシアが羨ましいです、大切なものを持っているから……」
「ないなら探せばいい、そのために今日は休んどけ」
「だいじょうぶです、ユーリこそ休んでください、アルシアが心配します」
「おまえが倒れたら、オレがそのアルシアとフレンに怒られんの」
「なら怒られてください」
「倒れてから代わってくれって言われてもオレは知らないからな」
「倒れてからじゃ、代わってくれって言えませんから」
ああ言えばこう言う状態のエステルはこうなっては意地でもアルシア達から離れないだろう
自分に目もくれずに二人を見守り続ける背中に二度目の溜息をつき、ユーリは部屋を出て行った
それから暫くして、時間を見計らったユーリは再び部屋をノックした
「……入って」
「目、覚めたか、よかったな
あれほど倒れる前に言ったのに」
今度はリタが目覚め、疲れたのだろう眠っているエステルを介抱している
隣のアルシアは未だに深く眠り込んでいるが先程よりは顔色が良いのでもう直ぐ目覚めるだろう
「わかってたんでしょ?言っても聞かないことくらい」
「うう~ん……ふにぅ……」
「アルシアと同じ様な寝言、言ってやんの」
「……幸せそうな顔しちゃって
あのさ、エステリーゼとこっちってあたしをどう思ってると思う?って何て顔してんのよ」
「自分がどう見られてるかなんて気にしてないと思ってた」
「も、もういい、あっち行って」
「術式なんぞより、こいつ等は難しくないぜ」
「ふむぅ……あれ?リタ!目が覚めたんですね!
あ、でも油断したらだめですよ!治ったと思った頃が危ないんです」
「もう大丈夫よ、あと魔導器使うフリ、もうやめていいよ」
「な、何のことです?」
「魔導器なくても治癒術使えるなんてすげえよな」
「ど、どうしてそれを……」
「まあそれは…こっちもだけど」
「!アルシアも魔導器は必要ないってか…?」
「幼馴染みなのに気付いてなかった?
なら相当気を配ってたんでしょうね、でも…こっちの魔導器は…」
確信を持って言われた言葉に逃げ場がなくなったのかエステルは狼狽える、そしてアルシアまでも魔導器なしであれ程の魔術に剣術を使えることにユーリは驚く
リタは言葉を続けさせようとしたが開けた部屋のバルコニーからリタがバカドラという竜使いが途端に現れた