chapter:13 ノワールへ消えゆく鼓動
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
地下から上がって来たアルシア達の進む先にはカロルと彼の思い人であろうナンが言い争っていた
「なにかあれば、すぐにそう!いつも、いつも一人で逃げ出して!」
「ち、違うよ!」
「何が違うの!?」
「だからハルルの時は……」
「今はハルルのことは言ってない!
やましいことがないのなら、さっさと仲間のところに戻ればいいじゃない」
「だから、それは……」
「あたしに説明しなくていい、する相手は別にいるでしょ」
「え……?」
「…カロル!」
「みんな……」
「カロル、無事でよかったです」
「まったくよ、どこ行ってたんだか。こっちは大変だったのに」
「ご、ごめんなさい……」
ナンに言われ、そして話に一段落ついた所でアルシアが声を上げた事でカロルは目を丸くさせた
逃げ出したも同じ自分を責める事もせず、心配される事が怒られるよりも罪悪感にかられ、顔を俯かせる
「ま、ケガもないみたいで何よりだ」
「うん本当にね!カロルもあなたにもケガがなくて安心したよ」
「!もう、行くから」
「あ、待って……」
「自分が何をしたのか、ちゃんと考えるのね。じゃないともう知らないから、…ねえ」
「?私?」
「そう、…カロルをお願い」
(口ではああ言ってるけど、本当は優しい子なんだね…)
最後の優しさを見せ、ナンはアルシアだけにそう言うと背を向け、駆け出してしまった
後ろ姿を呆然と見送っていたカロルに置いたままの手をユーリは乱暴に動かす
「わっちょっと!や~め~て~よ~!」
「行こうぜ、カロル、もう疲れた」
「ユーリ……」
「そうだね…私もちょっと何処かで休みたいな…」
二人にしては珍しい事を言いつつ、ここの情報源がレイヴンだと判明するとリタが再び感情を荒げ、次に出会った際は焼くとまで言ってしまった
彼女を宥めつつ、戻ったカロルと共に街の入口へと逆走するとラピードが警戒態勢に入り、唸る、そこには…
「騎士…?!」
「ようやく見つけたよ、愚民ども。そこで止まりな」
「わざわざ海まで渡って、暇な下っ端どもだな」
「挑発するような事言わない!」
「くっ……キミに下っ端呼ばわりされる筋合いはないね」
「さ、姫様、こ・ち・ら・へ」
「…っ」
「え、姫様って……誰?」
「姫様は姫様だろ、そこのアルシアの後ろに隠れた」
「え……ユ、ユーリ、どうしてそれを……?」
騎士にしては目立つ色合いの鎧を纏った男性はユーリを投獄させたキュモールと言う者
その言葉とエステルが行った行動に彼女が皇族だと判明し、カロル一人が目を見開き、驚いた
「え……エステルが……姫様?」
「やっぱりね、そうじゃないかと思ってた」
「だねー、ヨーデル陛下とも仲良しだったし…」
「え、リタとアルシアも……?」
「ちょ、ちょっとそんな…」
自分一人が分からずにいた事で余計に混乱するカロルを置き、エステルはアルシアから離れ、キュモールへと近づく
「なにかあれば、すぐにそう!いつも、いつも一人で逃げ出して!」
「ち、違うよ!」
「何が違うの!?」
「だからハルルの時は……」
「今はハルルのことは言ってない!
やましいことがないのなら、さっさと仲間のところに戻ればいいじゃない」
「だから、それは……」
「あたしに説明しなくていい、する相手は別にいるでしょ」
「え……?」
「…カロル!」
「みんな……」
「カロル、無事でよかったです」
「まったくよ、どこ行ってたんだか。こっちは大変だったのに」
「ご、ごめんなさい……」
ナンに言われ、そして話に一段落ついた所でアルシアが声を上げた事でカロルは目を丸くさせた
逃げ出したも同じ自分を責める事もせず、心配される事が怒られるよりも罪悪感にかられ、顔を俯かせる
「ま、ケガもないみたいで何よりだ」
「うん本当にね!カロルもあなたにもケガがなくて安心したよ」
「!もう、行くから」
「あ、待って……」
「自分が何をしたのか、ちゃんと考えるのね。じゃないともう知らないから、…ねえ」
「?私?」
「そう、…カロルをお願い」
(口ではああ言ってるけど、本当は優しい子なんだね…)
最後の優しさを見せ、ナンはアルシアだけにそう言うと背を向け、駆け出してしまった
後ろ姿を呆然と見送っていたカロルに置いたままの手をユーリは乱暴に動かす
「わっちょっと!や~め~て~よ~!」
「行こうぜ、カロル、もう疲れた」
「ユーリ……」
「そうだね…私もちょっと何処かで休みたいな…」
二人にしては珍しい事を言いつつ、ここの情報源がレイヴンだと判明するとリタが再び感情を荒げ、次に出会った際は焼くとまで言ってしまった
彼女を宥めつつ、戻ったカロルと共に街の入口へと逆走するとラピードが警戒態勢に入り、唸る、そこには…
「騎士…?!」
「ようやく見つけたよ、愚民ども。そこで止まりな」
「わざわざ海まで渡って、暇な下っ端どもだな」
「挑発するような事言わない!」
「くっ……キミに下っ端呼ばわりされる筋合いはないね」
「さ、姫様、こ・ち・ら・へ」
「…っ」
「え、姫様って……誰?」
「姫様は姫様だろ、そこのアルシアの後ろに隠れた」
「え……ユ、ユーリ、どうしてそれを……?」
騎士にしては目立つ色合いの鎧を纏った男性はユーリを投獄させたキュモールと言う者
その言葉とエステルが行った行動に彼女が皇族だと判明し、カロル一人が目を見開き、驚いた
「え……エステルが……姫様?」
「やっぱりね、そうじゃないかと思ってた」
「だねー、ヨーデル陛下とも仲良しだったし…」
「え、リタとアルシアも……?」
「ちょ、ちょっとそんな…」
自分一人が分からずにいた事で余計に混乱するカロルを置き、エステルはアルシアから離れ、キュモールへと近づく