chapter:12 冷雨に晒されようと刃は錆びない
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自分でさえ分からなかったと言うカロルの言葉を聞きながら、ユーリはカロルが見ていた扉らしき板を見、蹴った、すると衝撃でそれは開き、階段が見つかった
「あれ……?」
「意外に原始的なんだね、私が水道魔導器にやったみたい…」
「カロル先生の手をわずらわせる代物じゃなかったな」
「そ、そうだね、あははは……」
「ほんと、バカっぽい……」
「さ、行こうよ」
「足突っ込んだら、がばっと食いつかれたりしてな」
「え、ええっ……!」
「平気みたいだな、入るか」
「な、何、ボク、実験台!?」
「もうユーリったらカロルをからかわないであげてよ…
それにちょっと怖かったよ、お化けがいるかもって思ったじゃない」
「アルシアの方が効果的だったか、手でも繋ぐか?」
「からかわないで!」
尻餅をついたカロルより心を冷やしたアルシアへ悪戯心を含んだ笑みを浮かべたユーリの言葉に彼女は羞恥で顔を赤くした
地下へ向かうと転送魔導器を起動させる為の装置を見つけ、それを作動させると電気までもついた、ここで街のあらゆるものを制御していたかもしれない
再び魔導器へ戻ると無事に作動しており、アルシア達はそれを使用し、街の中を移動して行く
物色をしつつも歩き進んで行くと滝の水で出来た泉で隔たれた向こう側に数人の人影が見えた
「あの人達は…」
「あれが魔狩りの剣だよ」
「あ……あの人、デイドン砦で見かけた人ですよ」
「どうりで見かけた事あると思った」
「そういや見たな、なるほどあいつがお前んとこのリーダーか」
様子を伺っていると首領である男は対峙していた魔物へ身の丈程ある大剣を勢い良く振り下ろす
次の瞬間には魔物は反撃する事もなく、地響きと共に地に伏していた、それを見ていたカロルへリタが鋭く追求した
「あんた、本当は戻りたいんでしょ」
「そ、そんなの」
「え……?カロル、戻ってしまうんです?」
「戻んないよ……!魔物狩りには飽きたからね」
「戻らないじゃなくて、戻れないんでしょ?クビって言われてたし」
「ち、違うよ。元々、出て行くつもりだったんだから」
「カロル…嘘つかないでも…」
「ふーん、そう。ま、いいんじゃない?」
「だから皆と行くよ」
「じゃあ改めてよろしくお願いします、カロル」
嬉しそうに微笑むエステルを見ながら、アルシアは魔狩りの剣の首領から目を離さないユーリの横顔を伺っていた
だが大人数でカルボクラムに乗り込んで来た理由が分からない、先程の魔物を倒すだけなら一人だけで十分な筈、それを感じながらも先へ進み、とある家屋の地下へ
家屋の地下へ降りて行く中で胸の辺りに違和感を感じる、呼吸は憤らず、酸素が体を巡らず、体は重く感じる
「はぁ…は、ぁ…」
「な、なんだろう、さっきから気持ち悪い」
「鈍感なあんたでも感じるの?」
「鈍感はよけい……!っていうかリタも?」
「っ…」
「こりゃ、なんかあんな」
「ユーリも……エステルも?アルシア、顔真っ白だよ…!」
「大、丈夫だよ…」
「へ、平気です」
「無理することもねえだろ、休憩して様子見すっぞ、アルシア大丈夫か?」
「ん…」
まるで熱があるかの様に目の前の視界が揺らぐ、単語を発するのがやっとの正体のアルシアを見て、ユーリは彼女が倒れない様に肩を持つ
話していると床から光の粒子が周りを舞い出す、リタが言うにはエアルらしく、目に見える程の濃いエアルらしい、引き返す事を検討しているとリタが何かを見つけた
「リ、タ?」
「この魔導器がドアと連動してるみたいね」
「何とかなりそうか?」
「あたしを誰だと思ってるの?…ここをこうして…よし開いたわよ」
開いた扉の先へ行こうとする際、アルシアがユーリの服の裾を引いた
「あれ……?」
「意外に原始的なんだね、私が水道魔導器にやったみたい…」
「カロル先生の手をわずらわせる代物じゃなかったな」
「そ、そうだね、あははは……」
「ほんと、バカっぽい……」
「さ、行こうよ」
「足突っ込んだら、がばっと食いつかれたりしてな」
「え、ええっ……!」
「平気みたいだな、入るか」
「な、何、ボク、実験台!?」
「もうユーリったらカロルをからかわないであげてよ…
それにちょっと怖かったよ、お化けがいるかもって思ったじゃない」
「アルシアの方が効果的だったか、手でも繋ぐか?」
「からかわないで!」
尻餅をついたカロルより心を冷やしたアルシアへ悪戯心を含んだ笑みを浮かべたユーリの言葉に彼女は羞恥で顔を赤くした
地下へ向かうと転送魔導器を起動させる為の装置を見つけ、それを作動させると電気までもついた、ここで街のあらゆるものを制御していたかもしれない
再び魔導器へ戻ると無事に作動しており、アルシア達はそれを使用し、街の中を移動して行く
物色をしつつも歩き進んで行くと滝の水で出来た泉で隔たれた向こう側に数人の人影が見えた
「あの人達は…」
「あれが魔狩りの剣だよ」
「あ……あの人、デイドン砦で見かけた人ですよ」
「どうりで見かけた事あると思った」
「そういや見たな、なるほどあいつがお前んとこのリーダーか」
様子を伺っていると首領である男は対峙していた魔物へ身の丈程ある大剣を勢い良く振り下ろす
次の瞬間には魔物は反撃する事もなく、地響きと共に地に伏していた、それを見ていたカロルへリタが鋭く追求した
「あんた、本当は戻りたいんでしょ」
「そ、そんなの」
「え……?カロル、戻ってしまうんです?」
「戻んないよ……!魔物狩りには飽きたからね」
「戻らないじゃなくて、戻れないんでしょ?クビって言われてたし」
「ち、違うよ。元々、出て行くつもりだったんだから」
「カロル…嘘つかないでも…」
「ふーん、そう。ま、いいんじゃない?」
「だから皆と行くよ」
「じゃあ改めてよろしくお願いします、カロル」
嬉しそうに微笑むエステルを見ながら、アルシアは魔狩りの剣の首領から目を離さないユーリの横顔を伺っていた
だが大人数でカルボクラムに乗り込んで来た理由が分からない、先程の魔物を倒すだけなら一人だけで十分な筈、それを感じながらも先へ進み、とある家屋の地下へ
家屋の地下へ降りて行く中で胸の辺りに違和感を感じる、呼吸は憤らず、酸素が体を巡らず、体は重く感じる
「はぁ…は、ぁ…」
「な、なんだろう、さっきから気持ち悪い」
「鈍感なあんたでも感じるの?」
「鈍感はよけい……!っていうかリタも?」
「っ…」
「こりゃ、なんかあんな」
「ユーリも……エステルも?アルシア、顔真っ白だよ…!」
「大、丈夫だよ…」
「へ、平気です」
「無理することもねえだろ、休憩して様子見すっぞ、アルシア大丈夫か?」
「ん…」
まるで熱があるかの様に目の前の視界が揺らぐ、単語を発するのがやっとの正体のアルシアを見て、ユーリは彼女が倒れない様に肩を持つ
話していると床から光の粒子が周りを舞い出す、リタが言うにはエアルらしく、目に見える程の濃いエアルらしい、引き返す事を検討しているとリタが何かを見つけた
「リ、タ?」
「この魔導器がドアと連動してるみたいね」
「何とかなりそうか?」
「あたしを誰だと思ってるの?…ここをこうして…よし開いたわよ」
開いた扉の先へ行こうとする際、アルシアがユーリの服の裾を引いた