chapter:12 冷雨に晒されようと刃は錆びない
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ユーリと共に情報を集める為に街を歩いていると前方に見覚えのある後ろ姿を見つけた
「あの人は…」
「まさかこんな所で会うなんてな、行くぞアルシア」
アルシア達の気配に気付いたのか、彼ーレイヴンは振り返り、ひくりと頬を引き攣らせた
「よ、よぉ久しぶりだな」
「挨拶の前に言うことあるだろ」
「挨拶よりまず先にすること?うーん……」
「ま、騙した方より騙された方が忘れずにいるって言うもんな」
「俺って誤解されやすいんだよね」
「私達を騙したんじゃないって事ですか?」
「無意識で人に迷惑かける病気は医者行って治してもらってこい」
「ま、まあまあユーリ…」
「そっちもさ、その口の悪さ、なんとかした方がいいよ?ね?アルシアちゃん」
「あ、あはは…(一理あるから返答に困るなぁ…)」
「口の減らない……あんまふらふらしてっとまた、騎士団にとっ捕まるぞ」
「騎士団も俺相手にしてるほどひまじゃないって
さっき物騒なギルドの一団が北西に移動するのも見かけたしね、騎士団はああいうのほっとけないでしょ」
「それって…」
「……物騒か、それって紅の絆傭兵団か?」
肩を落としたままのレイヴンはユーリの言葉にさあ?ととぼける、どうやらその問いに答える気はないらしい
その後の何故ラゴウの屋敷に忍び込んだのかという質問にはちょっとした仕事で入り込んだとの事
「聖核って奴を探してたのよ」
「聖核?聞いたことない…」
「なんだそれ?」
「魔核のすごい版、だってさ
あそこにあるっぽいって聞いたんだけど見込み違いだったみたい」
「ふーん……聖核、ね」
新たな情報を聞き取ると後ろからカロルの呼び声がかかり、以前に利用された事で怒り心頭のリタを筆頭にこちらへ向かって来る
だがレイヴンは颯爽と何処かへ逃げてしまった
「待て、こら!ぶっ飛ばす!」
「はあ……はあ……なんで逃がしちゃうんだよ!」
「誤解されやすいタイプなんだとさ」
「レイヴンさんにも何か理由があるみたい、カロル大丈夫?」
「あ、ありがとう…アルシア…でもそれ、どういう意味……?」
「……逃がしたわ、いつか捕まえてやる……」
「ほっとけ。あんなおっさん、まともに相手してたら疲れるだけだぞ、大丈夫か?」
「……少し、休憩させて、ください」
「ゆっくり深呼吸してみて?少しは呼吸と脈も落ち着くから」
「は、はい…」
息を乱すエステルの背中を撫で、落ち着かせる様にアルシアが宥めているのを見ながらユーリは休憩の後に何処かへ行くと言う
疑問を抱くカロルに返したのは紅の絆傭兵団を追う事、そして先程レイヴンから得た情報の中の北西へ向かうと
「紅の絆傭兵団は何でそっちに行ったんだろう、北西に何かあるのかな?」
「北西っていうと……地震で滅んだ街くらいしかなかった気がするけどなぁ」
「そんなところに何しに行ったんでしょう」
「さあな」
「そんな曖昧なのでいいわけ?」
「だから行って確かめんだろ」
「それに今の所、それだけしか手掛かりないしね…」
アルシアの言葉通りに今ここで得られる紅の絆傭兵団の足取りはそれだけだろう、一同は頷くとカロルが言う北西の街へ向かう
辿り着くと小雨が振り出し、雨雲で薄暗くなった中で確かに滅び去った街の瓦礫がそこにはあった、この街の名はカルボクラム
「あの人は…」
「まさかこんな所で会うなんてな、行くぞアルシア」
アルシア達の気配に気付いたのか、彼ーレイヴンは振り返り、ひくりと頬を引き攣らせた
「よ、よぉ久しぶりだな」
「挨拶の前に言うことあるだろ」
「挨拶よりまず先にすること?うーん……」
「ま、騙した方より騙された方が忘れずにいるって言うもんな」
「俺って誤解されやすいんだよね」
「私達を騙したんじゃないって事ですか?」
「無意識で人に迷惑かける病気は医者行って治してもらってこい」
「ま、まあまあユーリ…」
「そっちもさ、その口の悪さ、なんとかした方がいいよ?ね?アルシアちゃん」
「あ、あはは…(一理あるから返答に困るなぁ…)」
「口の減らない……あんまふらふらしてっとまた、騎士団にとっ捕まるぞ」
「騎士団も俺相手にしてるほどひまじゃないって
さっき物騒なギルドの一団が北西に移動するのも見かけたしね、騎士団はああいうのほっとけないでしょ」
「それって…」
「……物騒か、それって紅の絆傭兵団か?」
肩を落としたままのレイヴンはユーリの言葉にさあ?ととぼける、どうやらその問いに答える気はないらしい
その後の何故ラゴウの屋敷に忍び込んだのかという質問にはちょっとした仕事で入り込んだとの事
「聖核って奴を探してたのよ」
「聖核?聞いたことない…」
「なんだそれ?」
「魔核のすごい版、だってさ
あそこにあるっぽいって聞いたんだけど見込み違いだったみたい」
「ふーん……聖核、ね」
新たな情報を聞き取ると後ろからカロルの呼び声がかかり、以前に利用された事で怒り心頭のリタを筆頭にこちらへ向かって来る
だがレイヴンは颯爽と何処かへ逃げてしまった
「待て、こら!ぶっ飛ばす!」
「はあ……はあ……なんで逃がしちゃうんだよ!」
「誤解されやすいタイプなんだとさ」
「レイヴンさんにも何か理由があるみたい、カロル大丈夫?」
「あ、ありがとう…アルシア…でもそれ、どういう意味……?」
「……逃がしたわ、いつか捕まえてやる……」
「ほっとけ。あんなおっさん、まともに相手してたら疲れるだけだぞ、大丈夫か?」
「……少し、休憩させて、ください」
「ゆっくり深呼吸してみて?少しは呼吸と脈も落ち着くから」
「は、はい…」
息を乱すエステルの背中を撫で、落ち着かせる様にアルシアが宥めているのを見ながらユーリは休憩の後に何処かへ行くと言う
疑問を抱くカロルに返したのは紅の絆傭兵団を追う事、そして先程レイヴンから得た情報の中の北西へ向かうと
「紅の絆傭兵団は何でそっちに行ったんだろう、北西に何かあるのかな?」
「北西っていうと……地震で滅んだ街くらいしかなかった気がするけどなぁ」
「そんなところに何しに行ったんでしょう」
「さあな」
「そんな曖昧なのでいいわけ?」
「だから行って確かめんだろ」
「それに今の所、それだけしか手掛かりないしね…」
アルシアの言葉通りに今ここで得られる紅の絆傭兵団の足取りはそれだけだろう、一同は頷くとカロルが言う北西の街へ向かう
辿り着くと小雨が振り出し、雨雲で薄暗くなった中で確かに滅び去った街の瓦礫がそこにはあった、この街の名はカルボクラム