chapter:11 この言葉は夜の心に届きましたか
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「音紗連牙!よっし終わり!」
「アルシア凄いや!」
自分達の行く手を阻んで来た敵達を完膚無きまでに戦い、アルシア達の足下に転がる、だがここで一つ疑問が浮かんだ
これだけ危険な存在達がいたというのに良くパティは屋敷を詮索出来たのかと、それに彼女は危険を侵してでも得れる宝があるのだと返した
「それってどんな宝?」
「アイフリードの隠したお宝なのじゃ」
「ア、アイフリードッ……!」
「アイフリードってあの大海賊の?」
「有名人なのか?アルシア、知ってるか」
「さあ…名前くらいしか知らないけど…」
「し、知らないの?海を荒らしまわった大悪党だよ」
「アイフリード……海精の牙という名の海賊ギルドを率いた首領
移民船を襲い、数百人という民間人を殺害した海賊として騎士団に追われている、その消息は不明だが、既に死んでいるのではと言われている、です」
「ブラックホープ号事件って呼ばれてるんだけど、もうひどかったんだって」
「……ま、そう言われとるの」
「……?どうしました……?」
「なんでもないのじゃ」
「何でパティはそのアイフリードの隠した宝を探しているの?」
「決まってるのじゃ、大海賊の宝を手にして冒険家として名を上げるのじゃ」
(パティの言葉は…本当…?何だか苦しそう…)
カロルが戦慄する程のアイフリードという人物が隠した宝、それを自分の名を上げるために利用するというパティの言葉にアルシアは少なからず違和感を覚えた
危ない目にあってでも追うのかというユーリの返答にパティは肯定し、自分と冒険をしないかと誘うがあっさり断念、どうやら彼にひとめぼれしたと断言
「…なんでもいいけど、さっさと行きましょ」
「ひとめぼれ…パティがユーリに…」
「(パティの言葉にやっと脈有りか?)」
「でもそれだと年齢差でユーリが犯罪者になっちゃうよね」
「お前の心配すべき所はそこかよ、アルシア」
「何で不服そうにするのっ?」
「別に」
「ユーリ…アルシアがまだ無意識なんですから、あげませんよ!」
「これはオレとアルシアの問題だっつの!」
「も、もう喧嘩しないで!先急ごうよ!」
旅の序盤で何度も見かけたユーリとエステルの口論にアルシアが慌てつつもストップをかけ、収集をつけた所で敵を倒しつつ漸く先へ
他よりも豪華な扉の中には自分達が探していた天候を操る魔導器と思われる巨大なソレが稼働していた、ソレにリタが真っ先に駆け寄り、解析にかけた
「リタ、何か分かるかな…?」
「天才って言われてんだ、分かるだろ、ほらあそこで何か喚いてるしよ」
「でもこれで証拠は確認出来ましたね、リタ、調べるのは後にして…」
「……もうちょっと、もうちょっと調べさせて……」
「リタは魔導器に愛情を持ってるからね…」
「あとでフレンにその魔導器まわしてもらえばいいだろ?さっさと有事を始めようぜ」
「…何か壊していいものは…」
「そんな事関係ないよ、有事は壊していいものと壊しちゃ悪いものなんかの区別なしに壊せばいいんだから!」
「は、はいっ」
.