chapter:7 スコープ越しに流星一つ
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「見送りならここでいいぜ」
「そうじゃないわ、あたしも一緒に行く」
「え、な、何言ってんの?」
「まさか勝手に帰るなってこういうことか?」
「うん」
「あ、あっさりだね…」
「うんってそんな簡単に!」
「良いのかよ?お前、ここの魔導士なんだろ?」
「……んんー……
!ハルルの結界魔導器を見ておきたのよ、壊れたままじゃまずいでしょ」
「それならボクたちで直したよ」
「はぁ?直したってあんたらが?素人がどうやって?」
「えっと何だか知らないけど蘇ったんだよ、わた…むぎゅっ」
「素人も侮れないもんだぜ」
ハルルの樹を自分とエステルが中心的に直した事を言おうとしたアルシアの口をユーリが手で塞ぎ、口を挟んだ
勿論その素振りにリタは半信半疑で本当に直ったのか確かめに行くと呟いた、これ以上何を言っても無駄と分かったのかユーリは勝手にしろと同行を肯定した
「むぐー!」
「ちょっユーリ、アルシア苦しそうだよ?!」
「悪ぃなアルシア」
「ぷはっ死ぬかと思った…」
「だから悪かったって」
「もう知らないっ」
やっとの事で口から手を離してもらい、息を目一杯に吸い込むとアルシアはユーリを涙目で睨みながらもリタへ駆け寄る
近付いて来たアルシアと目の前のキラキラと目を輝かせるエステルにリタは驚いた様に言葉をきょどらせた
「な、何!?」
「同年代の友達が二人も出来て嬉しいです!」
「私も!下町では小さい子ばかりだったから!」
「あ、あんた達、友達って……」
「リタとエステルっていう同年代の友達と旅が出来るなんて嬉しいの」
「よろしくお願いします」
「え、ええ……」
「何かアルシア嬉しそうだね」
「アイツの周りの同年代っていうと俺かフレンくらいしかいなかったからな、純粋に嬉しいんだろ
まあエステルにもリタにもアルシアは渡さないけどな」
「それ、アルシアに言ってあげたら良いのに」
「冗談、行くぞアルシア!」
「あっうん!」
リタの手をきゅっと握り、あの笑顔を浮かべるアルシアにリタは顔を赤くしながら目を反らした
そんな彼女達を見ながら、アルシアに向けるユーリの独占欲を呟きながらリタをパーティーに加わらせ、ハルルへ向かった
スコープ越しに流星一つ
(ねえねえユーリ、さっき何を話してたの?)
(別にアルシアが気にする様な事じゃねぇよ)
(?リタとフレン、ハルルの樹を見たらビックリするねっ)
(フレンの驚く顔は見物だな)