chapter:7 スコープ越しに流星一つ
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「……肝心のフレンはいませんでしたね」
「その騎士、何者なの?」
「私とユーリの幼馴染みだよ」
「ふ~ん、あんた達の友達ね、それは苦労するわ、現に一人苦労してるっぽいし」
「なんだよ?」
「あはは…否定はしない…」
リタの同情にも似た視線にアルシアはユーリのフォローに回れず、苦笑するのみ、その姿に彼は少し不服そうにしていたが
カロルから話を聞いたリタは彼が今頃はハルルに戻ったのではと推測した、残念そうにするエステルにまだ追い付けるよと励ませば、憂いを残しながら微笑んでくれた
「で?疑いは晴れた?」
「リタはドロボウをするような人じゃないと思います」
「私も遺跡で言った通りだよ」
「思うだけじゃやってない証拠にはならねえな」
「でも…!」
「ユーリッ」
「いいよ、かばってくれなくて。けどほんとにやってないから」
「ま、お前はドロボウよりも研究の方がお似合いだもんな」
「!…もう、ほんとに捻くれてるんだから」
「アルシア、ユーリは素直じゃないですね」
「ほんとにね、そういう事みたい」
「…変なやつ」
最初に言葉で否定すると言うのに小さく彼女の潔白を信じたユーリにアルシアは穏やかに微笑む、その中には少しの苦笑も混じっていたが
先にリタの研究所に戻っていろと言われ、彼女に投げ渡された通行証でアスピオへ入域する事が出来た、彼女には物騒な言葉も貰ったが言葉通りに研究所へ
他人の家だというのに好き勝手に寝転ぶユーリ達を尻目にエステルは忙しなく家中を動いている、大方フレンが心配なのだろう
「フレンが気になるなら黙って出て行くか?」
「あ、いえ、リタにもちゃんと挨拶をしないと……」
「なら戦闘もあったことだし、ゆっくりしてよう?フレンなら大丈夫だよ」
「…アルシアがそう言うなら」
「ユーリとアルシアはこの後どうするの?」
「魔核ドロボウの黒幕のとこに行ってみっかな、デデッキってやつも同じとこ行ったみたいだし」
「私もユーリとラピードと一緒だね」
「だったらノール港まで一直線だね!」
「トリム港って言ってなかったか?」
「カロル、どういうこと?」
「ユーリとアルシア、知らないんだ」
「知らないって何を?」
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