chapter:4 花幸舞う夢に祝福を
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「ここが花の街ハルルなんですよね?」
「うん、そうだよ」
「街なのにあるものがないね」
「この街、結界ないのか?」
「そんな筈は……」
「三人ともハルルは初めて?」
「うん、私達帝都から出たのは初めてに近いから…」
「そっか、だったらハルルの樹の結界魔導器も知らないんだ」
「樹の結界?」
「植物が結界になんて有り得るの?」
「魔導器の中には植物と融合し、有機的特性を身に付ける事で進化をするものがある、です」
「へぇ…凄いね!エステルってば物知りなんだね」
「い、いえそんな事…でもアルシアに褒められて嬉しいです」
クオイの森を抜け、ハルルに到着したアルシア達にカロルとエステルの説明が加わり、その説明にアルシアは心から感嘆の意を漏らす
彼女に笑顔で讃えられ、満更でもない様子のエステルが言うにはハルルの樹の結界はその植物の魔導器の代表らしい
「あの人達は…?」
「結界、役に立ってねぇみたいだけど?」
「毎年、満開の季節が近付くと一時的に結界が弱くなるんだよ
ちょうど今の季節なんだけど、そこを魔物に襲われて……」
「結界魔導器がやられたのか?」
「うん、魔物はやっつけたけど樹が徐々に枯れ始めてるんだ、あ!」
「カロル、どうしたの?」
「ごめん!用事があったんだ!じゃあね!」
「勝手に忙しいやつだな」
「カロルにもカロルの事情は最初からあったから、仕方ないよ
エステルはフレンを探す…ってあれ?」
「あそこ、また怪我人の治療行っちまったよ
大人しくしとけってまだ分かってないらしいな、それにフレンはいいのかよ」
「まあまあ…そこがエステルのいい所だよ、行こう?」
「アルシアも甘いっていうか何ていうか…」
一人の少女がカロルの目の前をすり抜けるとカロルは走り去り、エステルは目の前の怪我人の元へと走り、結果的に入口にはユーリとアルシア、ラピードだけに
何処か苛ついた様な、呆れた様子を見せるユーリに苦笑しながらアルシアは手招きし、彼と共にエステルを見つめる
「でも、あの騎士様だけは違いましたよね?」
「おお、あの青年か。彼がいなければ、今頃私らは全滅でした」
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