ほしあかり
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普通であれば、窃盗を決闘で帳消しになんてセキュリティであっても見過ごす事は出来ない。ここで確保する事が常識
──だがこの男はその常識を打ち破る様に非難の声を上げようとした同僚を先程、遊星が華月へした時と同じ動きで制止した
「言うじゃねぇか、その話のった」
「牛尾さん!まずいですよ!」
「俺の責任でやる、お前ら帰れ」
「牛尾さん!」
「行けよ…俺が負けるとでも思ってんのか?」
牛尾と呼ばれた男へ睨みを利かされた同僚は他のセキュリティ部隊と共に場を引き上げていく
あっという間に3人だけとなった場、牛尾の口ぶりからするにセキュリティの中では腕が立つと言っていいのだろう
「面白い男だな」
「何が言いたい?」
「セキュリティは信用しない、だが決闘者なら話は別だ
アンタはこのデュエルにのった、……信用してやるよ」
「いちいち、ムカつく野郎だ…」
セキュリティ仕様のDホイールへ戻る牛尾、ここからすぐさまに決闘が始まってしまう
腕が立つであろう牛尾との決闘に遊星が負けると華月は思っていない、ただ遊星を信じる事だけが自分の出来る事ならそれを貫くだけだ
「頑張って遊星、応援するしか出来ないけど…ここで待ってるから」
「…華月も一緒だろう」
「え?いや、私は…」
「華月のいい勉強になる」
「今はそういう事を言ってる場合じゃ…」
「…心配なんだ」
ここに一人、華月を置いていく事なんて出来ないと本当に小さな呟きと共に隣へ立つ華月の手を掴んで遊星は言った
彼が情に厚い人という事はずっと前から知っている、どんなに口数が少なくなっても仲間を思う気持ちの中に自分が入っている。その事にこんな状況なのに華月から笑みが零れた
「邪魔に、ならない?」
「ああ、傍にいてくれ」
「オイ!何、屑の分際がいちゃついてやがる!」
早くしろと囃し立てる言葉に華月は慌てて遊星の背後へ回り込むとスタートラインへ2機のDホイールが並んだ
「行くぜ。フィールド魔法『スピードワールド』セット!」
2機のDホイールから同時にアナウンスが流れ、辺りは一瞬で牛尾が発動したフィールド魔法の効果でコーティングされる
「「デュエル!」」
ほぼ同時にDホイールが廃墟という名のコースを疾走し出す
同じ瞬間に飛び出したDホイール、先をいったのはセキュリティの牛尾だった
「先攻は俺がもらうぜ!《アサルト・ガンドッグ》を召喚!更にカードを1枚伏せて、ターンエンド!」
「俺のターンだ、《スピードウォリアー》を召喚」
「ほう…攻撃表示か、だが俺の《アサルト・ガンドック》の攻撃力には遠く及ばない!」
そう言った牛尾の言葉へ追いつく様に遊星のDホイールが加速する、上がったDホイールのスピードに倣う様にスピードウォリアーの攻撃力が2倍に上昇する
「攻撃力が倍増したぁ?!」
「華月、《スピードウォリアー》の効果は?」
「え?えっと…召喚したバトルフェイズのみ、攻撃力が倍になる…だったよね?」
「完璧だ」
「ふん、気に入らねぇな…ゴミの分際で」
牛尾の侮辱の一言を聞くまでは冷静であった遊星の表情がその言葉一つで怒りが滲むものへと変化する
ヘルメット越しなのでいつもより分かりづらいものではあるものの、近くにいる華月にはすぐ分かる変化に涙目になってしまう
ーこれ以上、遊星を刺激しないで…!
「《スピードウォリアー》!」
更にスピードを加速させ、迎撃せんとするアサルトドックの攻撃を避けながらスピードウォリアーは懐へと入り込む。ここまで入ったなら攻撃可能範囲だ
「<ソニック・エッジ>!」
「やってくれたなぁ、だがこちらも特殊効果だ!」
スピードウォリアーの攻撃がアサルトドックを葬り去られるとアサルトドックの効果で再びデッキから同名モンスターが特殊召喚された
更に特殊召喚されたアサルトドックをリリースする事で牛尾の場には新たなモンスター《ワッパードラゴン》が召喚されてしまい、その攻撃でスピードウォリアーは破壊されてしまう
「拾ったカードの寄せ集めデッキじゃ、どんなに取り繕っても屑は屑ってことだ」
自分に有利な状況へ傾いている為にいい気分になっているのであろう、嘘は更に遊星を侮辱する言葉を並べ立てた
その後、ロードランナーを守備表示で召喚した遊星は牛尾の場にアドバンス召喚されたモンタージュ・ドラゴンによるダイレクトアタックで一気にライフが100まで削られてしまう
「っ…」
「華月、大丈夫か?」
「う、うんっ!ちょっとびっくりしちゃっただけだよ」
苦笑する華月だがそこには遊星が負けるという結末を一つも思っていない事が分かり、遊星は少しだけ肩の力を抜いた
ここには自分を信じてくれる華月がいる、ならその信頼に応えなければならないと改めて勝利へ手を伸ばす。例えライフが100でもここから逆転して見せる
「…来たか」
勝利へ手を伸ばす遊星に応える形でドローされたカードに彼が微笑んだ様に、それを見た華月の表情にも笑顔が浮かぶ
今、ドローしたばかりの《ジャンク・シンクロン》が召喚された事で今まで自分の勝ちを信じて疑わなかった牛尾が息を呑んだ
「チューナーモンスター?!まさか…!」
「そのまさかだ。罠カード発動!『エンジェル・リフト』!
このカードは墓地に存在するレベル2以下のモンスター1体を特殊召喚出来る効果を持つ!来い!《スピードウォリアー》!」
「何だと…!」
「《スピードウォリアー》に《ジャンク・シンクロン》をチューニング!
集いし星が新たな力を呼び起こす、光差す道となれ!シンクロ召喚!出でよ!《ジャンク・ウォリアー》!!」
フィールド魔法でコーティングされた世界から見る月は赤く、そこへ浮かぶジャンク・ウォリアーの瞳もまた赤く輝いていた
──だがこの男はその常識を打ち破る様に非難の声を上げようとした同僚を先程、遊星が華月へした時と同じ動きで制止した
「言うじゃねぇか、その話のった」
「牛尾さん!まずいですよ!」
「俺の責任でやる、お前ら帰れ」
「牛尾さん!」
「行けよ…俺が負けるとでも思ってんのか?」
牛尾と呼ばれた男へ睨みを利かされた同僚は他のセキュリティ部隊と共に場を引き上げていく
あっという間に3人だけとなった場、牛尾の口ぶりからするにセキュリティの中では腕が立つと言っていいのだろう
「面白い男だな」
「何が言いたい?」
「セキュリティは信用しない、だが決闘者なら話は別だ
アンタはこのデュエルにのった、……信用してやるよ」
「いちいち、ムカつく野郎だ…」
セキュリティ仕様のDホイールへ戻る牛尾、ここからすぐさまに決闘が始まってしまう
腕が立つであろう牛尾との決闘に遊星が負けると華月は思っていない、ただ遊星を信じる事だけが自分の出来る事ならそれを貫くだけだ
「頑張って遊星、応援するしか出来ないけど…ここで待ってるから」
「…華月も一緒だろう」
「え?いや、私は…」
「華月のいい勉強になる」
「今はそういう事を言ってる場合じゃ…」
「…心配なんだ」
ここに一人、華月を置いていく事なんて出来ないと本当に小さな呟きと共に隣へ立つ華月の手を掴んで遊星は言った
彼が情に厚い人という事はずっと前から知っている、どんなに口数が少なくなっても仲間を思う気持ちの中に自分が入っている。その事にこんな状況なのに華月から笑みが零れた
「邪魔に、ならない?」
「ああ、傍にいてくれ」
「オイ!何、屑の分際がいちゃついてやがる!」
早くしろと囃し立てる言葉に華月は慌てて遊星の背後へ回り込むとスタートラインへ2機のDホイールが並んだ
「行くぜ。フィールド魔法『スピードワールド』セット!」
2機のDホイールから同時にアナウンスが流れ、辺りは一瞬で牛尾が発動したフィールド魔法の効果でコーティングされる
「「デュエル!」」
ほぼ同時にDホイールが廃墟という名のコースを疾走し出す
同じ瞬間に飛び出したDホイール、先をいったのはセキュリティの牛尾だった
「先攻は俺がもらうぜ!《アサルト・ガンドッグ》を召喚!更にカードを1枚伏せて、ターンエンド!」
「俺のターンだ、《スピードウォリアー》を召喚」
「ほう…攻撃表示か、だが俺の《アサルト・ガンドック》の攻撃力には遠く及ばない!」
そう言った牛尾の言葉へ追いつく様に遊星のDホイールが加速する、上がったDホイールのスピードに倣う様にスピードウォリアーの攻撃力が2倍に上昇する
「攻撃力が倍増したぁ?!」
「華月、《スピードウォリアー》の効果は?」
「え?えっと…召喚したバトルフェイズのみ、攻撃力が倍になる…だったよね?」
「完璧だ」
「ふん、気に入らねぇな…ゴミの分際で」
牛尾の侮辱の一言を聞くまでは冷静であった遊星の表情がその言葉一つで怒りが滲むものへと変化する
ヘルメット越しなのでいつもより分かりづらいものではあるものの、近くにいる華月にはすぐ分かる変化に涙目になってしまう
ーこれ以上、遊星を刺激しないで…!
「《スピードウォリアー》!」
更にスピードを加速させ、迎撃せんとするアサルトドックの攻撃を避けながらスピードウォリアーは懐へと入り込む。ここまで入ったなら攻撃可能範囲だ
「<ソニック・エッジ>!」
「やってくれたなぁ、だがこちらも特殊効果だ!」
スピードウォリアーの攻撃がアサルトドックを葬り去られるとアサルトドックの効果で再びデッキから同名モンスターが特殊召喚された
更に特殊召喚されたアサルトドックをリリースする事で牛尾の場には新たなモンスター《ワッパードラゴン》が召喚されてしまい、その攻撃でスピードウォリアーは破壊されてしまう
「拾ったカードの寄せ集めデッキじゃ、どんなに取り繕っても屑は屑ってことだ」
自分に有利な状況へ傾いている為にいい気分になっているのであろう、嘘は更に遊星を侮辱する言葉を並べ立てた
その後、ロードランナーを守備表示で召喚した遊星は牛尾の場にアドバンス召喚されたモンタージュ・ドラゴンによるダイレクトアタックで一気にライフが100まで削られてしまう
「っ…」
「華月、大丈夫か?」
「う、うんっ!ちょっとびっくりしちゃっただけだよ」
苦笑する華月だがそこには遊星が負けるという結末を一つも思っていない事が分かり、遊星は少しだけ肩の力を抜いた
ここには自分を信じてくれる華月がいる、ならその信頼に応えなければならないと改めて勝利へ手を伸ばす。例えライフが100でもここから逆転して見せる
「…来たか」
勝利へ手を伸ばす遊星に応える形でドローされたカードに彼が微笑んだ様に、それを見た華月の表情にも笑顔が浮かぶ
今、ドローしたばかりの《ジャンク・シンクロン》が召喚された事で今まで自分の勝ちを信じて疑わなかった牛尾が息を呑んだ
「チューナーモンスター?!まさか…!」
「そのまさかだ。罠カード発動!『エンジェル・リフト』!
このカードは墓地に存在するレベル2以下のモンスター1体を特殊召喚出来る効果を持つ!来い!《スピードウォリアー》!」
「何だと…!」
「《スピードウォリアー》に《ジャンク・シンクロン》をチューニング!
集いし星が新たな力を呼び起こす、光差す道となれ!シンクロ召喚!出でよ!《ジャンク・ウォリアー》!!」
フィールド魔法でコーティングされた世界から見る月は赤く、そこへ浮かぶジャンク・ウォリアーの瞳もまた赤く輝いていた