chapter:22 不透明オルタナティブ迷宮
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後ろからまだフレンの引き止める声が聞こえていたがユーリとアルシアは振り向かずに街の外へ走り出した
だがキュモール達の姿は既に時遅く、影すらも見えなくなってしまっていた
「……見当たりません……」
「結局逃がしちゃったみたいね」
「ここはどのあたりなんだろう?」
「ヘリオードから結構走って来たみたいだね」
「……トルビキアの中央部の森ね、トリム港はここから東になると思うわ」
「ヘリオードに戻るより、このまま港行った方が良さそうだな」
「みたいだね…残念だけど…」
ヘリードに戻るとしても体力が追いつかない、そして何よりも街にはフレンもいる、ここで捕まっては元もこうもない
下された妥当な判断にアルシアは首を縦に振るが人一倍正義感が強い彼女は動揺した様に声をあげた
「え?キュモールはどうするんです!?放っておくんですか?」
「フェローに会うというのがあなたとアルシアの旅の目的だと思っていたけど」
「ジュディス…」
「そ、それは……」
「あなたのだだっ子に付き合うギルドだったかしら?凛々の明星と一緒の目的のアルシアは」
「……ご、ごめんなさい、わたしそんなつもりじゃ……」
「ま、落ち着けってこった、それにフレンが来たろ
あいつに任せときゃ、間違いないさ」
「ある意味の仕事人間だしね、私達は私達でやろう?」
「ちょっと、フェローってなに?凛々の明星?説明して」
「あ、そっか、リタはちょうどいなかったんだよね…えっとね」
ジュディスに嗜められ、落ち着きを取り戻したのかエステルは顔を俯かせる、悪くなっていく空気をユーリとアルシアがカバーする
自分一人だけ話題に乗れていないリタが説明を要求するのでアルシアが話そうとすると聞き覚えのある声
「そうそう、説明してほしいわ」
「ちょ、ちょっと何よあんた!?」
「なんだよ、天才魔導士少女、もう忘れちゃったの?レイヴン様だよ。アルシアちゃん、久しぶり~!」
「えっとおじ様、お久し振りです」
「何よあんた、来易くアルシアに話し掛けないでよ!」
何処からか現れたレイヴンの言葉を聞き流すリタにうなだれる彼にアルシアも苦笑が浮かぶ
だが彼は確かドンと共にいる筈、ここに何故いるのか気になったのかユーリは背を向けて、愚痴っているレイヴンに話し掛けた
「んで?何してんだよ」
「お前さん達が元気過ぎるから、おっさんこんなとこまで来るハメになっちまったのよ」
「どういうこと?」
「ま、トリム港の宿にでも行って、取り敢えず落ち着こうや
そこでちゃんと話すからさ、おっさん腹減って……」
「いつまでもここに居てもしゃあねぇしな
とりあえずトリム港へってのはオレも賛成だ、アルシアは?」
「うん私も異論なしだよ、皆も疲れてそうだし…」
「ではトリム港かしら、それでいいわね?」
「はい、構いません。ごめんなさい、アルシアにもわがまま言って…」
「全然気にしてないから大丈夫だよ、気落ちしないで?」
「じゃ行くか」
「リタにもトリム港でちゃんと説明するね」
「あ、ありがと…」
一応の会話の収束が成立し、何やら思惑があるレイヴンをパーティ参加した所で一行は最初の道を辿る様にトリム港へと向かうのだった
不透明オルタナティブ迷宮
(まだ真実は見えないけれど、皆がいるなら、)
だがキュモール達の姿は既に時遅く、影すらも見えなくなってしまっていた
「……見当たりません……」
「結局逃がしちゃったみたいね」
「ここはどのあたりなんだろう?」
「ヘリオードから結構走って来たみたいだね」
「……トルビキアの中央部の森ね、トリム港はここから東になると思うわ」
「ヘリオードに戻るより、このまま港行った方が良さそうだな」
「みたいだね…残念だけど…」
ヘリードに戻るとしても体力が追いつかない、そして何よりも街にはフレンもいる、ここで捕まっては元もこうもない
下された妥当な判断にアルシアは首を縦に振るが人一倍正義感が強い彼女は動揺した様に声をあげた
「え?キュモールはどうするんです!?放っておくんですか?」
「フェローに会うというのがあなたとアルシアの旅の目的だと思っていたけど」
「ジュディス…」
「そ、それは……」
「あなたのだだっ子に付き合うギルドだったかしら?凛々の明星と一緒の目的のアルシアは」
「……ご、ごめんなさい、わたしそんなつもりじゃ……」
「ま、落ち着けってこった、それにフレンが来たろ
あいつに任せときゃ、間違いないさ」
「ある意味の仕事人間だしね、私達は私達でやろう?」
「ちょっと、フェローってなに?凛々の明星?説明して」
「あ、そっか、リタはちょうどいなかったんだよね…えっとね」
ジュディスに嗜められ、落ち着きを取り戻したのかエステルは顔を俯かせる、悪くなっていく空気をユーリとアルシアがカバーする
自分一人だけ話題に乗れていないリタが説明を要求するのでアルシアが話そうとすると聞き覚えのある声
「そうそう、説明してほしいわ」
「ちょ、ちょっと何よあんた!?」
「なんだよ、天才魔導士少女、もう忘れちゃったの?レイヴン様だよ。アルシアちゃん、久しぶり~!」
「えっとおじ様、お久し振りです」
「何よあんた、来易くアルシアに話し掛けないでよ!」
何処からか現れたレイヴンの言葉を聞き流すリタにうなだれる彼にアルシアも苦笑が浮かぶ
だが彼は確かドンと共にいる筈、ここに何故いるのか気になったのかユーリは背を向けて、愚痴っているレイヴンに話し掛けた
「んで?何してんだよ」
「お前さん達が元気過ぎるから、おっさんこんなとこまで来るハメになっちまったのよ」
「どういうこと?」
「ま、トリム港の宿にでも行って、取り敢えず落ち着こうや
そこでちゃんと話すからさ、おっさん腹減って……」
「いつまでもここに居てもしゃあねぇしな
とりあえずトリム港へってのはオレも賛成だ、アルシアは?」
「うん私も異論なしだよ、皆も疲れてそうだし…」
「ではトリム港かしら、それでいいわね?」
「はい、構いません。ごめんなさい、アルシアにもわがまま言って…」
「全然気にしてないから大丈夫だよ、気落ちしないで?」
「じゃ行くか」
「リタにもトリム港でちゃんと説明するね」
「あ、ありがと…」
一応の会話の収束が成立し、何やら思惑があるレイヴンをパーティ参加した所で一行は最初の道を辿る様にトリム港へと向かうのだった
不透明オルタナティブ迷宮
(まだ真実は見えないけれど、皆がいるなら、)