chapter:22 不透明オルタナティブ迷宮
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「騎士団長になろうなんて妄想してるヤツが何言ってやがる」
「妄想よりも理想の方がよっぽど素敵だと思うよ」
「あ、あなたは……」
「もうだいじょうぶですよ」
「今助けるからね」
「イエガー!やっちゃいなよ!」
「イエス、マイロード」
「どうして貴方みたいな手練がこんな奴に手を…」
「ユーに恨みはありませんが、これもビジネスでーす」
「…あの武器、遠距離と近距離にも対応出来るみたい…気を付けてね」
「ああ、アルシアもな、行くぞ!」
側にいたイエガーはキュモールの指示に長銃と赤眼達を出現させるとアルシア達へ攻撃を開始してくる
かけ声を上げたユーリに続く様にラピードやジュディスがイエガーへ向かう、先ずは周りの赤眼達を蹴散らさなければ、攻撃に集中出来ない、アルシアは詠唱体制へ
「落破スパイダーウェーブ!」
「地を這いし哀憐の魂よ、降り注ぐ光の禊に安息を見出したまえ…ジャッジメント!」
カロルのアシストで移動速度が落ちた赤眼へ裁きの光が襲い、その光が体を貫く衝撃に絶えきれなかった赤眼達はその場で倒れ、身動きすら出来なくなった
アルシアとカロルの一方で変幻自在の武器を操るイエガーに流石のユーリやジュディスも手こずっている様だ、リタの魔術で足止めをしても直ぐに返り討ちにあってしまう
「厳かなる大地の拘束に身を委ねよ!アドプレッシャー!」
「ッ?!オー、ノー…ッ」
「白き天の使い達よ、その微笑みを我らに…ナース!」
イエガーの周囲に重力場が発生し、彼を大地もろとも押し潰そうとする中で暖かな光がアルシア達の傷を癒す
アルシアの術技で体制を崩したイエガーへとユーリが剣を振るう
「猛襲牙!」
「ぐっ!」
「月閃光!」
「っ!ユ、ユーウォン…」
衝撃波で防御を崩されたイエガーの懐へジュディスが鋭く踏み込み、胸部へ高速の連続技を叩き込むとイエガーは二・三歩よろけて後退すると武器を仕舞う
「なかなかストロングですね」
「キュモール様!フレン隊です!」
「フレンが……!」
「相変わらずお仕事早いなぁ…」
「さっさと追い返しなさい!」
「ダメです、下を調べさせろと押し切られそうです!」
「下町育ちの恥知らずめ……!」
「ゴーシュ、ドロワット」
「はい、イエガー様」
「やっと出番ですよ~」
「ここはエスケープするがベター、オーケー?」
何処からか現れたのかイエガーの声に緑髪と赤茶色の髪を二つに結った双子の少女が煙幕を張り、イエガー達を逃がしてしまう
だがそれを良しとしない存在がここにも一人
「早く追わないと!」
「待って!今のボクらの仕事はティグルさんを助け出すことなんだよ!」
「でも……」
「あんたたちの仕事とかよくわかんないけど、追うの?追わないの?」
「!…それには及ばないみたい」
「大人しくしろ!そこまでだ!」
「お、いいとこに来た」
「ユーリとアルシアか……!?」
部下を引き連れ、騎士団隊長の服を身に纏ったフレンはここにユーリとアルシア達がいた事に驚き、目を見開く
倒れていたティグルを救い、この場を彼に任せる事を決断するとそれに一早く気付いたジュディスが口を開いた
「追うのね?」
「ああ、もうここはフレンが片づけるだろうしな。カロル、それでいいだろ?」
「そうだね、エステルが今にも行っちゃいそうだもん」
「すみません」
「もう!追うことになったんなら、さっさといこ!」
「はい」
「待て、ユーリ!アルシア!」
「ここの後始末は任せた!」
「押し付けてごめん、フレン!でもお願いっ」
.