chapter:38 失楽園で僕らは本当の仲間へと変わる
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「行かせないわ」
「人でありながら魔物を守るなんて理解できない!」
「手下どもに聞かなかったか?うちのモンに手ぇ出すなっつったろ?」
「い、いくらナンたちでもギルドの仲間を傷付けるのは許さない!」
「仲間を傷付けるつもりなら、私達が相手になるけど?」
「まだ話の途中なのよ!邪魔すんな!」
「まったく、無粋な連中なのじゃ」
「アツイのは専門外なんだがなぁ」
「あなたたち……」
これも想定外のことだったのかジュディスは加担してくるアルシア達に目を再び丸くしていた
そんな中でエステルは「魔狩りの剣」が何故人に危害を加えるのかと非難すると彼らはさも当然に魔物に与するものを人とは呼ばないと切り捨てたのだった
「カロル、「魔狩りの剣」の理念も忘れたの?邪魔しないで」
「魔物は悪……「魔狩りの剣」はその悪を狩る者……でも!始祖の隸長は悪じゃない!世界のために……」
「言うだけ無駄だよ、こういう人達は。自分達の理念に酔ってるに過ぎない」
「雇われて見境無くなってるんだろ、狙いは聖核のクセにカッコつけてんじゃねぇよ」
「ふん、話にならんなぁ。どうしても邪魔だてするのなら……」
「仕方ありませんね」
お互いにこれ以上話しても無駄だと知り、アルシア達は迫り来るティソンとナンを迎撃する為に各々武器を構え、火蓋は切り落とされた
「全ての魔物は退治されるべきなのだァ!舞頚!」
「アンタ達の物の見方は…嫌気がするの!薙ぎ払う!無影衝!」
「全くだな、蒼破ぁ!」
自分の方へ突進して来たティソンの攻撃をバックステップで避け、アルシアはジェミニで手加減無しに薙ぎ払い、その後にユーリの蒼破刃が後退するティソンにぶつかる
「それが魔狩りの剣の掟なんだから!ささやかなる大地のざわめき、ストーンブラスト!」
「威に抗い、魔性に打ち勝つ力を…レジスト・ヴィレ!」
「バウルは私が守るの、命をかけても…崩蹴月!月破墜迅脚!!」
「穢れなき汝の清浄を彼の者に与えん…スプラッシュ!」
ナンが魔術を放つもエステルが素早くその対策を行うと術後の隙を狙い、ジュディスの槍術がナンを襲い、お返しとばかりにリタの魔術が追い打ちをかける
「魔物を庇うなど万死に値する!顎門!逃げられんぜぇ!」
「!鋭招来!逃がしはしないっ!連殺剣!!獅吼旋破!」
「やりやがったな!」
「天の閃き!天誅!」
「閃牙!喰らえ!ふっ!落ちろっ!」
「聖なる雫よ、降り注ぎ我に力を…ホーリィレイン!」
「やってくれんじゃねえかぁ……」
「師匠っ!」
ティソンが繰り出した技の隙を技で敏捷値を高めたアルシアの剣技が深く食い込み、それに続く様にレイヴンが放った矢、ユーリの剣技が放たれる
極めつけがエステルの放った術でティソンは絶えきれずに気絶してしまった
「よそ見をする暇があるのかの?喰らえ!フェイタルサーキュラー!」
「負けは、しない…!踏歩斬!烈震斬!!」
「ナン、ごめん…!裂旋スマッシュ!」
「くうぅっ…」
「逃がさないよ、厳かなる大地の拘束に身を委ねよ!アドプレッシャー!」
「これで終わりよ!大地の脈動、その身を贄にして敵を砕かん!グランドダッシャー!」
「負けたくないのに…」
「ナン……ごめん」
師と同じく自身の技で作ってしまった隙にカロルの技が彼女を吹き飛ばし、その地面の下からリタが呼び出した鋭い大地の刃が彼女を穿ち、崩れ落ちた
倒されたナンはきっと自分を許さないだろう、それでも今尚好きでいるナンに聞こえてはいない謝罪の言葉をカロルは口にしたのだった
失楽園で僕らは本当の仲間へと変わる
(真実を知っても尚変わらない信頼という名の力)