chapter:38 失楽園で僕らは本当の仲間へと変わる
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
それはキュモールやラゴウと同じ事をジュディスに下すという意味、彼の発した言葉に彼に視線を向ける事を余儀なくされた仲間達を代表し、アルシアが震える声でユーリの名を呼んだ
「不義には罰を……だったかしらね、……そうね、それがいいことなのか正直分からないけどあなたたちはもうここまで来てしまったのだから、来て」
決意を固めたのか歩き出すジュディスに誘われるがまま、エステル達はその背中を追い、その場に残されたユーリへカロルが不安げに先程の言葉の意味を訪ね、それをアルシアは見聞きする
「ユーリ……ジュディスでも許さないって……」
「……ドンの覚悟を見て、まだまだ甘かったことを思い知らされた。討たなきゃいけないヤツは討つ、例えそれが仲間でも、始祖の隸長でも、友でも」
「フレンやフェローでもってこと?」
「……ああ、それがオレの選んだ道だ」
静かに告げた自分の決意、彼が選んだ道を告げたユーリが歩き出してもカロルとアルシアは動けずにいた
「カロルはカロル自身の道を決めていいの」
「え?」
「今言ったのはあくまでユーリの道、覚悟。自分の覚悟と道をユーリはカロルに強要したりしないよ、道や覚悟は人それぞれなんだから」
「…アルシアの道ってなに?」
「前までは幼馴染みを支えて受け入れる事が私の道だと思ってたよ、でも今は…陽月の子の真実を知った上でまた新しい自分の道を見つけようと思ってるよ
どんなに陽月の子の真実が辛くのしかかっても大切な人を受け入れられる様に笑っていたい、それが皆と歩むと決めた私の覚悟」
「……ボクは」
「さっ行こうか!皆が待ってるよ」
話を打ち切り、アルシアはカロルの手を引き先に行ってしまったユーリ達の後を追い掛け合流した
ジュディスが誘うままに街から離れた高く聳える山奥へと更に登って行く、その道中で彼女が不意に振り返り、この地が人魔戦争の戦場だったことを知っているかと訪ねられ、肯定
そしてジュディスは人魔戦争の発端はとある魔導器から始まったと告げ、リタは噛み付いた
「その魔導器は発掘されたものじゃなく、テムザの街で開発された新しい技術で作られたもの、《ヘルメス式魔導器》」
「ヘルメス式……」
「初めて聞いたわ……それに新しく作られたって……」
「魔導器って新しく作れないんじゃないのかの?」
「《ヘルメス式魔導器》は従来のものよりもエアルを効率よく活動に変換して魔導器技術の革新になる……はずだった」
「はず、だった…?」
「何か問題があったんだな」
「ヘルメス式の術式を施された魔導器はエアルを大量に消費するの、消費されたエアルを補うために各地のエアルクレーネは活動を強め、異常にエアルを放出し始めた」
ケーブ・モック大森林、カドスの喉笛で見た異常に稼働するエアル・クレーネを見たアルシア達はその《ヘルメス式魔導器》が齎す危険性を重々把握した
異常に放出されるエアルは人間だけでなく全ての生命が活動出来ないという事を
人間達よりも早く《ヘルメス式魔導器》の危険性に気付いた始祖の隸長は魔導器を破壊し始め、それはやがて人魔戦争へと発展したという
「じゃあ始祖の隸長は世界のために人と戦ったの?!」
「どうして始祖の隸長は人に伝えなかったんです?!その魔導器は危険だって!」
「互いに有無を言わずに滅ぼしゃいいってなもんよ、元々相容れない者同士そこまでする義理は無かった、そんなとこかねぇ」
「あるいは何か他にも理由があったのかもしれんの、でも……この話がジュディ姐に何の関係があるのじゃ?」
「テムザの街が戦争で滅んで、《ヘルメス式魔導器》の技術は失われたはずだった……」
「まさか!そのヘルメス式がまだ稼働してる?!」
「そう、ラゴウの館、エフミドの丘、ガスファロスト、そして……」
「フィエルティア号の駆動魔導器か……」
「交換した駆動魔導器がヘルメス式だったんじゃな」
戦争が終わり、技術も共に葬られたとされる《ヘルメス式魔導器》は今も尚稼働し続け、ジュディスは始祖の隸長に変わりそれ等を壊している、それが彼女の行動の真実
端から見れば納得の行く理由だが…今まで黙り込み、沈黙を守っていた少女がとうとう堪えきれなくなり、感極まった様に叫んだ
「なら!言えば良かったじゃない!どうして話さなかったのよ!一人で世界を救ってるつもり?バカじゃないの?!」
「リタ…」
仲間だと思い、少しずつ信じ始めていたジュディスが何も言ってくれなかった事に苛立をぶつけるもジュディスは何も言わずに沈黙を守り続ける
永遠にも感じる沈黙を破る様に道の脇にある洞窟から眩い光が漏れ出した
「な、何?」
「バウル!」
「!ジュディス、危ないっ!っ…!」
「アルシア?!」
上空から飛び込んでくる第三者がジュディス目掛けてくるのを見たアルシアはジュディスをその場から押し退け、第三者の攻撃をジェミニを取り出すタイミングが遅れた為に微かに受けてしまう
飛び込んで来たのはフードを深く被った男とフラフープ状の武器を持った少女、見間違う筈がない、彼らは「魔狩りの剣」のナンとティソンであった
ナンの名を呼ぶカロルやアルシア達は眼中にないのか、ティソンは洞窟の方へと視線を向けるがジュディスが立ち塞がる
「不義には罰を……だったかしらね、……そうね、それがいいことなのか正直分からないけどあなたたちはもうここまで来てしまったのだから、来て」
決意を固めたのか歩き出すジュディスに誘われるがまま、エステル達はその背中を追い、その場に残されたユーリへカロルが不安げに先程の言葉の意味を訪ね、それをアルシアは見聞きする
「ユーリ……ジュディスでも許さないって……」
「……ドンの覚悟を見て、まだまだ甘かったことを思い知らされた。討たなきゃいけないヤツは討つ、例えそれが仲間でも、始祖の隸長でも、友でも」
「フレンやフェローでもってこと?」
「……ああ、それがオレの選んだ道だ」
静かに告げた自分の決意、彼が選んだ道を告げたユーリが歩き出してもカロルとアルシアは動けずにいた
「カロルはカロル自身の道を決めていいの」
「え?」
「今言ったのはあくまでユーリの道、覚悟。自分の覚悟と道をユーリはカロルに強要したりしないよ、道や覚悟は人それぞれなんだから」
「…アルシアの道ってなに?」
「前までは幼馴染みを支えて受け入れる事が私の道だと思ってたよ、でも今は…陽月の子の真実を知った上でまた新しい自分の道を見つけようと思ってるよ
どんなに陽月の子の真実が辛くのしかかっても大切な人を受け入れられる様に笑っていたい、それが皆と歩むと決めた私の覚悟」
「……ボクは」
「さっ行こうか!皆が待ってるよ」
話を打ち切り、アルシアはカロルの手を引き先に行ってしまったユーリ達の後を追い掛け合流した
ジュディスが誘うままに街から離れた高く聳える山奥へと更に登って行く、その道中で彼女が不意に振り返り、この地が人魔戦争の戦場だったことを知っているかと訪ねられ、肯定
そしてジュディスは人魔戦争の発端はとある魔導器から始まったと告げ、リタは噛み付いた
「その魔導器は発掘されたものじゃなく、テムザの街で開発された新しい技術で作られたもの、《ヘルメス式魔導器》」
「ヘルメス式……」
「初めて聞いたわ……それに新しく作られたって……」
「魔導器って新しく作れないんじゃないのかの?」
「《ヘルメス式魔導器》は従来のものよりもエアルを効率よく活動に変換して魔導器技術の革新になる……はずだった」
「はず、だった…?」
「何か問題があったんだな」
「ヘルメス式の術式を施された魔導器はエアルを大量に消費するの、消費されたエアルを補うために各地のエアルクレーネは活動を強め、異常にエアルを放出し始めた」
ケーブ・モック大森林、カドスの喉笛で見た異常に稼働するエアル・クレーネを見たアルシア達はその《ヘルメス式魔導器》が齎す危険性を重々把握した
異常に放出されるエアルは人間だけでなく全ての生命が活動出来ないという事を
人間達よりも早く《ヘルメス式魔導器》の危険性に気付いた始祖の隸長は魔導器を破壊し始め、それはやがて人魔戦争へと発展したという
「じゃあ始祖の隸長は世界のために人と戦ったの?!」
「どうして始祖の隸長は人に伝えなかったんです?!その魔導器は危険だって!」
「互いに有無を言わずに滅ぼしゃいいってなもんよ、元々相容れない者同士そこまでする義理は無かった、そんなとこかねぇ」
「あるいは何か他にも理由があったのかもしれんの、でも……この話がジュディ姐に何の関係があるのじゃ?」
「テムザの街が戦争で滅んで、《ヘルメス式魔導器》の技術は失われたはずだった……」
「まさか!そのヘルメス式がまだ稼働してる?!」
「そう、ラゴウの館、エフミドの丘、ガスファロスト、そして……」
「フィエルティア号の駆動魔導器か……」
「交換した駆動魔導器がヘルメス式だったんじゃな」
戦争が終わり、技術も共に葬られたとされる《ヘルメス式魔導器》は今も尚稼働し続け、ジュディスは始祖の隸長に変わりそれ等を壊している、それが彼女の行動の真実
端から見れば納得の行く理由だが…今まで黙り込み、沈黙を守っていた少女がとうとう堪えきれなくなり、感極まった様に叫んだ
「なら!言えば良かったじゃない!どうして話さなかったのよ!一人で世界を救ってるつもり?バカじゃないの?!」
「リタ…」
仲間だと思い、少しずつ信じ始めていたジュディスが何も言ってくれなかった事に苛立をぶつけるもジュディスは何も言わずに沈黙を守り続ける
永遠にも感じる沈黙を破る様に道の脇にある洞窟から眩い光が漏れ出した
「な、何?」
「バウル!」
「!ジュディス、危ないっ!っ…!」
「アルシア?!」
上空から飛び込んでくる第三者がジュディス目掛けてくるのを見たアルシアはジュディスをその場から押し退け、第三者の攻撃をジェミニを取り出すタイミングが遅れた為に微かに受けてしまう
飛び込んで来たのはフードを深く被った男とフラフープ状の武器を持った少女、見間違う筈がない、彼らは「魔狩りの剣」のナンとティソンであった
ナンの名を呼ぶカロルやアルシア達は眼中にないのか、ティソンは洞窟の方へと視線を向けるがジュディスが立ち塞がる