chapter:27 見果てぬ先にあなた達とならば、
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何度目か分からない念押し、そしてリタの自分を気遣う想いは痛い程に分かっていた、だがここで引くわけにはいかない、その強い想いが二つぶつかっている
その間を裂く様にジュディスが砂漠が三つの地域に別れ、近くには水場で栄えたオアシスの街もある、それは即ち込み入った話とアルシアを休ませるのはそこでしようという提案だった
全員の同意を得て、カドスの喉笛を抜け、案外近くにあったその街に辿り着いた、だが何処か街は可笑しい
「静かな街だな」
「でも暑い街よ……」
「こんなところにも騎士がいる………」
「少なくとも来た時はあんな物騒な人たちはいなかったわね」
「それじゃあうちは宝の手掛かりを探すからバイバイなのじゃ」
「行っちゃうの?」
「なんじゃ、もう少しいて欲しいか?」
「ま、楽しかったけどパティちゃんはパティちゃんの事情があるのよね~」
「…………んじゃ、では行くのじゃ」
「ああ、気をつけてな」
少し寂しそうな笑顔を浮かべつつもパティは別れの挨拶をし、パーティを抜けて行った
その後はエステルに考える時間を与えつつ、アルシアを休ませる為にも日が落ちるまで自由行動とし、ユーリは宿屋へ
「ん…」
「起きたか?アルシア」
「…ユーリ?…あれ、何か暑い…」
「お前が寝てる間にカドスの喉笛抜けて、今は砂漠だ」
「えっ?!…というか私、何で寝てたの?ちょっと体がダルくて、全然覚えてないんだけど…」
「…エアル酔いじゃねぇか?」
「あ、そっか…前、リタが言ってたもんね、酔い易い体質なのかなー」
頭を抑えながら、まだ体がダルそうな素振りを見せるアルシアは苦笑を見せる、この事はきっとリタが調べ出すだろう、目の前でエアルに干渉した彼女の体質を放っておくわけがない
だから今はアルシアには目の前の事に集中し、貫き通して欲しい、そんなユーリの気遣い
「砂漠…って事は…」
「ああ、フェローがいる」
「…とうとうここまで来たんだね、後もう少しでフェローに会える…」
「…アルシア、お前が寝てる間にリタが言ったんだけどよ」
「?」
「砂漠はお前が思ってるよりも辛い所だ、生易しくない、フェローに会えたとしても攻撃されるかもしれない、どっちにしろ命が危ぶまれる
…それでもお前は行くのか?」
「…」
気遣いこそはしたが本心の所はアルシアを砂漠に行かせる事も、フェローにあわせる事もユーリは引き止めたかった、このままでいて欲しいという願いが胸中にある
そんな彼の想いを理解した上で一瞬の沈黙を置き、考えをアルシアは凛とこちらを励ますかの様な微笑を浮かべた
「私は私を知りたい、その思いは変わってない、その為にユーリ達には無理させてる、それが嫌で「もう良い」って言おうとした、…でもね、今は違うよ」
「何が違うってんだ?」
「私にはユーリやエステル、リタ、カロル、ジュディス、おじ様、パティ、今はいないけどフレンがいる
皆にこの命を託して、この壁を乗り越えさせて貰いたいの、私は皆が一緒なら砂漠だってフェローだって怖くない!」
「…そっか」
一人だと何処かでつまづいてしまうだろう、だからこそここまで一緒に来た皆の力を借りて、真実を知りたい、確かな想いがユーリの胸に届く
「一人で何とかするって言いだすつもりだったら、どんな手使っても帝都に戻すつもりだったが大丈夫だな」
「最初はそうするつもりだったけど、私は弱いから皆に頼りたいなーって
だから砂漠越えとフェローに会うのを付いて来て下さいっ」
「ああ、言われなくてもアルシアの為ならお易い御用だ、ただ無理はすんなよ?」
「!も、もうっ子供扱いしないで!」
この砂漠の太陽にも負けない笑顔を守る、そんな決意を胸にユーリはアルシアの額に口付けた
見果てぬ先にあなた達とならば、
(行けると築き上げた信頼に断言出来る)
その間を裂く様にジュディスが砂漠が三つの地域に別れ、近くには水場で栄えたオアシスの街もある、それは即ち込み入った話とアルシアを休ませるのはそこでしようという提案だった
全員の同意を得て、カドスの喉笛を抜け、案外近くにあったその街に辿り着いた、だが何処か街は可笑しい
「静かな街だな」
「でも暑い街よ……」
「こんなところにも騎士がいる………」
「少なくとも来た時はあんな物騒な人たちはいなかったわね」
「それじゃあうちは宝の手掛かりを探すからバイバイなのじゃ」
「行っちゃうの?」
「なんじゃ、もう少しいて欲しいか?」
「ま、楽しかったけどパティちゃんはパティちゃんの事情があるのよね~」
「…………んじゃ、では行くのじゃ」
「ああ、気をつけてな」
少し寂しそうな笑顔を浮かべつつもパティは別れの挨拶をし、パーティを抜けて行った
その後はエステルに考える時間を与えつつ、アルシアを休ませる為にも日が落ちるまで自由行動とし、ユーリは宿屋へ
「ん…」
「起きたか?アルシア」
「…ユーリ?…あれ、何か暑い…」
「お前が寝てる間にカドスの喉笛抜けて、今は砂漠だ」
「えっ?!…というか私、何で寝てたの?ちょっと体がダルくて、全然覚えてないんだけど…」
「…エアル酔いじゃねぇか?」
「あ、そっか…前、リタが言ってたもんね、酔い易い体質なのかなー」
頭を抑えながら、まだ体がダルそうな素振りを見せるアルシアは苦笑を見せる、この事はきっとリタが調べ出すだろう、目の前でエアルに干渉した彼女の体質を放っておくわけがない
だから今はアルシアには目の前の事に集中し、貫き通して欲しい、そんなユーリの気遣い
「砂漠…って事は…」
「ああ、フェローがいる」
「…とうとうここまで来たんだね、後もう少しでフェローに会える…」
「…アルシア、お前が寝てる間にリタが言ったんだけどよ」
「?」
「砂漠はお前が思ってるよりも辛い所だ、生易しくない、フェローに会えたとしても攻撃されるかもしれない、どっちにしろ命が危ぶまれる
…それでもお前は行くのか?」
「…」
気遣いこそはしたが本心の所はアルシアを砂漠に行かせる事も、フェローにあわせる事もユーリは引き止めたかった、このままでいて欲しいという願いが胸中にある
そんな彼の想いを理解した上で一瞬の沈黙を置き、考えをアルシアは凛とこちらを励ますかの様な微笑を浮かべた
「私は私を知りたい、その思いは変わってない、その為にユーリ達には無理させてる、それが嫌で「もう良い」って言おうとした、…でもね、今は違うよ」
「何が違うってんだ?」
「私にはユーリやエステル、リタ、カロル、ジュディス、おじ様、パティ、今はいないけどフレンがいる
皆にこの命を託して、この壁を乗り越えさせて貰いたいの、私は皆が一緒なら砂漠だってフェローだって怖くない!」
「…そっか」
一人だと何処かでつまづいてしまうだろう、だからこそここまで一緒に来た皆の力を借りて、真実を知りたい、確かな想いがユーリの胸に届く
「一人で何とかするって言いだすつもりだったら、どんな手使っても帝都に戻すつもりだったが大丈夫だな」
「最初はそうするつもりだったけど、私は弱いから皆に頼りたいなーって
だから砂漠越えとフェローに会うのを付いて来て下さいっ」
「ああ、言われなくてもアルシアの為ならお易い御用だ、ただ無理はすんなよ?」
「!も、もうっ子供扱いしないで!」
この砂漠の太陽にも負けない笑顔を守る、そんな決意を胸にユーリはアルシアの額に口付けた
見果てぬ先にあなた達とならば、
(行けると築き上げた信頼に断言出来る)