chapter:21 星の名を掲げ、他が為に戦わん
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
目的である存在がいる場所を掴んだは良いがカロルはエステルとアルシアは二人でフェローに会いに行くのかと問われる
その言葉に二人で狼狽え、返答に困っているとユーリが見兼ねたのか、今まで黙っていた口を開いた
「やれやれ、こりゃ護衛役続けとかねぇとマジで二人でも行っちまいそうだ。なあこれ、ギルドの初仕事にしようぜ」
「そっか!ここでエステルとアルシア二人で行かせたら、ギルドの掟に反するよね」
「そういうことね」
「皆…」
三人の心遣いに胸を打たれるアルシアにユーリは微笑んでみせるが、カロルは仕事をするなら二人から報酬を貰わなければいけないと伝える
別に良いと言うユーリにカロルは首を縦には振らない、二人の手には手持ちがないという言葉にジュディスが後で考えれば良いと答えた
「報酬、必ず払います。だから一緒に行きましょう!」
「皆がいれば心強いの、お願いしますっ」
「んじゃ決まりだな、他ならぬアルシアの頼みだし」
「ありがとう…っ」
「また皆で旅が出来る……」
「よーし!じゃあ"勇気凛々胸いっぱい団"出発!」
「ん?」
「ちょっそれなんです?」
「え、ギルド名だよ」
「昨日の夜に出来てたんだ…カロルらしい名前だね」
「それじゃだめです!名乗りを上げる時にずばっと言い易くないと!」
もっともな意見を出され、カロルは再び頭を悩ませるがエステルがふと何かを思いついた様だ
「『凛々の明星』なんてどうです?夜空にあって、最も強い光を放つ星……」
「一番の星か、格好いいね!」
「『凛々の明星』……ね、気に入った、それにしようぜ」
「うん、素敵な名前だね!私もそれ賛成」
「大決定!じゃあ早速トリム港に行って、船を調達しよう!デズエール大陸まで船旅だ!」
どうやら元気が湧いたらしいカロルはヘリオードはもう良いと言うが、魔導器の暴走後の街がどうなったか気になるので少し寄る事に
「んじゃまずはヘリオード、その後トリム港から船でデズエール大陸だな」
「じゃあ改めて……『凛々の明星』、出発!」
「ジュディスも一緒に行こっ」
「ふふ、分かったわ」
ヘリオードについたのは夜を回った頃、だが街は以前より閑散としており、住民も何処か数が減っている様にも思える
不思議に思っているアルシア達にカロルが何処からか仕入れた情報で街の建設の仕事が辛い理由で逃げ出す住民が増えているらしい、その話を聞いたエステルの顔が分かり易く変わった
「ほっとけない」
「え?」
「って顔してるわね」
「だったらまず宿に行って作戦会議だね、魔導器の様子も見に行かなきゃだし」
「だな、エステルのほっとけない病も出ちまったし」
「だってほっとけないじゃないですか」
「分かってるって」
「ふふ、本当にエステルって分かり易いね」
「じゃあ行こう!宿屋に出発~」
「張り切ってるわ」
「ユーリとギルドを作れたのがホントに嬉しいんですね」
「下町の子達を思い出すなぁ…」
夜になっても沸き立った元気に身を任せ、カロルは一足早く宿屋へと向かってしまった、その後に付いて行き、アルシア達もベッドで体を休ませる事に
翌朝、魔導器へ向かうと周囲の異変もあれから暴走した形跡もない、ラピードがとある人物達に吠えるとそこにはノール港で出会ったポニーとケラスがいた
「お元気でしたか?」
「どちら様?」
「前に助けたんだよ、ノール港で」
「あの時は本当にありがとうございました」
「二人共元気そうで良かった…あれ、旦那さんは…」
「それがティグルの……夫の行方は三日前から分からなくて……」
「あの噂、ホントっぽいよ…」
「心当たりはないのか?」
「はい……いなくなる前の晩も貴族になる為、頑張ろうと……」
「貴族にってどういうことです?」
ケラスが言うにはヘリオードが完成すれば、彼ら親子は貴族として住める様になるらしいが皇族であるエステルがそれに不信感を抱いた
貴族になるにはそれなりの条件がいる
「貴族の位は帝国に対する功績を挙げ、皇帝陛下の信認を得る事の出来た者に与えられるものである、です」
「で、ですがキュモール様は約束して下さいました!貴族として迎えると!」
「キュモールって確か騎士団の?」
「はい、この街の現執政官代行です」
「キュモールがねぇ」
「けどさ、今皇帝の椅子は空っぽなんだし、やっぱり可笑しいよ」
「じゃあ…その言葉はキュモールが勝手にやってる事?」
嘘が暴かれ、ケラスは落ち込み、ポリーはアルシアとエステルに父親はもう帰って来ないのか悲痛な表情で問う
ユーリ流に言えば、ほっておけない病が二人してかかったので報酬は後で一緒に払う事でギルドで請け負う事に
その言葉に二人で狼狽え、返答に困っているとユーリが見兼ねたのか、今まで黙っていた口を開いた
「やれやれ、こりゃ護衛役続けとかねぇとマジで二人でも行っちまいそうだ。なあこれ、ギルドの初仕事にしようぜ」
「そっか!ここでエステルとアルシア二人で行かせたら、ギルドの掟に反するよね」
「そういうことね」
「皆…」
三人の心遣いに胸を打たれるアルシアにユーリは微笑んでみせるが、カロルは仕事をするなら二人から報酬を貰わなければいけないと伝える
別に良いと言うユーリにカロルは首を縦には振らない、二人の手には手持ちがないという言葉にジュディスが後で考えれば良いと答えた
「報酬、必ず払います。だから一緒に行きましょう!」
「皆がいれば心強いの、お願いしますっ」
「んじゃ決まりだな、他ならぬアルシアの頼みだし」
「ありがとう…っ」
「また皆で旅が出来る……」
「よーし!じゃあ"勇気凛々胸いっぱい団"出発!」
「ん?」
「ちょっそれなんです?」
「え、ギルド名だよ」
「昨日の夜に出来てたんだ…カロルらしい名前だね」
「それじゃだめです!名乗りを上げる時にずばっと言い易くないと!」
もっともな意見を出され、カロルは再び頭を悩ませるがエステルがふと何かを思いついた様だ
「『凛々の明星』なんてどうです?夜空にあって、最も強い光を放つ星……」
「一番の星か、格好いいね!」
「『凛々の明星』……ね、気に入った、それにしようぜ」
「うん、素敵な名前だね!私もそれ賛成」
「大決定!じゃあ早速トリム港に行って、船を調達しよう!デズエール大陸まで船旅だ!」
どうやら元気が湧いたらしいカロルはヘリオードはもう良いと言うが、魔導器の暴走後の街がどうなったか気になるので少し寄る事に
「んじゃまずはヘリオード、その後トリム港から船でデズエール大陸だな」
「じゃあ改めて……『凛々の明星』、出発!」
「ジュディスも一緒に行こっ」
「ふふ、分かったわ」
ヘリオードについたのは夜を回った頃、だが街は以前より閑散としており、住民も何処か数が減っている様にも思える
不思議に思っているアルシア達にカロルが何処からか仕入れた情報で街の建設の仕事が辛い理由で逃げ出す住民が増えているらしい、その話を聞いたエステルの顔が分かり易く変わった
「ほっとけない」
「え?」
「って顔してるわね」
「だったらまず宿に行って作戦会議だね、魔導器の様子も見に行かなきゃだし」
「だな、エステルのほっとけない病も出ちまったし」
「だってほっとけないじゃないですか」
「分かってるって」
「ふふ、本当にエステルって分かり易いね」
「じゃあ行こう!宿屋に出発~」
「張り切ってるわ」
「ユーリとギルドを作れたのがホントに嬉しいんですね」
「下町の子達を思い出すなぁ…」
夜になっても沸き立った元気に身を任せ、カロルは一足早く宿屋へと向かってしまった、その後に付いて行き、アルシア達もベッドで体を休ませる事に
翌朝、魔導器へ向かうと周囲の異変もあれから暴走した形跡もない、ラピードがとある人物達に吠えるとそこにはノール港で出会ったポニーとケラスがいた
「お元気でしたか?」
「どちら様?」
「前に助けたんだよ、ノール港で」
「あの時は本当にありがとうございました」
「二人共元気そうで良かった…あれ、旦那さんは…」
「それがティグルの……夫の行方は三日前から分からなくて……」
「あの噂、ホントっぽいよ…」
「心当たりはないのか?」
「はい……いなくなる前の晩も貴族になる為、頑張ろうと……」
「貴族にってどういうことです?」
ケラスが言うにはヘリオードが完成すれば、彼ら親子は貴族として住める様になるらしいが皇族であるエステルがそれに不信感を抱いた
貴族になるにはそれなりの条件がいる
「貴族の位は帝国に対する功績を挙げ、皇帝陛下の信認を得る事の出来た者に与えられるものである、です」
「で、ですがキュモール様は約束して下さいました!貴族として迎えると!」
「キュモールって確か騎士団の?」
「はい、この街の現執政官代行です」
「キュモールがねぇ」
「けどさ、今皇帝の椅子は空っぽなんだし、やっぱり可笑しいよ」
「じゃあ…その言葉はキュモールが勝手にやってる事?」
嘘が暴かれ、ケラスは落ち込み、ポリーはアルシアとエステルに父親はもう帰って来ないのか悲痛な表情で問う
ユーリ流に言えば、ほっておけない病が二人してかかったので報酬は後で一緒に払う事でギルドで請け負う事に