chapter:25 歓声すらも双星には届かず
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
パティの航行により、夜色で深まる海の向こう側に目的地のノードポリカが眼前に姿を現した
エステルによれば昔は罪人同士を戦わせ、貴族達の熱狂と狂乱を呼んだが現在は「戦士の殿堂」と呼ばれるギルドが運営権を持ち、市民の娯楽の場となっているらしい
「戦士の殿堂」は「天を射る矢」にも匹敵する程に大きなギルドだとカロルが説明していると空を彩る花火が打ち上がった
「あら、綺麗」
「毎日がお祭り騒ぎってとこか、こりゃいいわ」
「花火にお祭りにおでん、とってもマッチなのじゃ」
「どれ、俺様にも一本……」
「あんたは遊びで来てんじゃねぇだろ」
「おじ様はお仕事だもんね…」
「そうだった……下っ端はつらいの~」
「ドンの使者なんだから、ベリウスに失礼の無いようにね!」
「なんだよ少年、俺様いつも礼を弁えてるぜ。うひゃひゃひゃ」
パティがいつの間にか加えていたおでんを取ろうとし、彼女に手を叩かれたレイヴンに集中砲火
自分ではそう言うものの旅の中でも彼が礼を弁えた事は見たことがなく、呆れた様にリタが代表し、溜息をついた
「大勢で旅するのはにぎやかそうでいいの」
「うるさいだけだっての」
「おかげで依頼は無事完了よ、約束どおり、積荷を降ろしたらフィエルティア号はあなたたちにあげるわ」
「やったね!ありがとう、大事にするよ」
「やっとコゴール砂漠のある大陸についたね」
「それでコゴール砂漠ってのはここから、まだ遠いのか?」
「ノードポリカのずっと西ね」
だがコゴール砂漠に至る途中には大きな山があるらしく、歩きではとても無理そうであり、船で行けないかとユーリが発案するが無理だとジュディスが一刀両断
会話の流れで未だにアルシア達が心配なのか表情は重く、その口を二人へと開く、再度念押しするかの様に
「ね、本当に行くつもり?前も言ったけど、本当に危険なところなのよ
そんなところにあんた達行かせるわけには……じゃなくて……!」
「入港するのじゃ」
言葉詰まりを起こしたリタの会話はそれ以上聞く事は出来ず、船は無事にノードポリカの港へと入る事が出来た
ノードポリカの地に降り立ったカウフマンの背後から猫背で作業着を纏った男が喋りかけて来る、きっと男性も何処かのギルドの者なのだろう
「あれ、誰……?」
「「遺構の門」の首領ラーギィよ」
「「遺構の門」?何か覚えある……」
「そりゃあ、帝国魔導士の遺跡発掘をお手伝いしてるギルドだし」
「ああ、それで聞いたことあるのか」
納得した所でラーギィは終始謙った態度のまま、カウフマンに頭を二、三度下げるとその場を去って行った
兵装魔導器を「海凶の爪」に横流しをしているのは魔導器を手にする機会もある「遺構の門」ではないかという疑問にカウフマンは一寸の間もなく、返答した
「「遺構の門」は完全に白よ」
「何でそう言い切れるんだ?」
「理由が何かあるとか?」
「温厚で、真面目に、こつこつと。それが売りのギルドだからなぁ」
「…………」
「じゃ、もう行くわね。フィエルティア号、大事に使ってあげて
駆動魔導器の交換とトクナガの移送は手配しておくわ」
「ああ」
「お願いしますっ」
「遺構の門」の関与を否定し、「凛々の明星」の運営の応援の言葉を残すとカウフマンもその場を後に
依頼も一段落し、一つの信頼を得たとも言って良いだろう、達成感に満たされていると先程から瞳を閉ざし、何かを思索していたリタが考えている事を言葉にし出す
「どこかの魔導士が魔導士が魔導器横流ししてるとか?笑えないわね」
「リタ」
「あまり考えすぎない様にね?」
「え?ああ、うん」
「んじゃ、うちは行くのじゃ」
「え?どこへ?」
「うちにはうちのやることがあるのじゃ」
「宝探しか」
「じゃの、色々と世話になったな」
「私達の方がお世話になったよ、ねっカロル」
「うん、こちらこそ船の操縦ありがとう」
「それじゃあ達者でな、道中気を付けろ」
「お前がな」
最後まで唐突なパティはユーリに突っ込まれつつも、パーティから離脱した
ベリウスに手紙を届けに行くレイヴンを使い、フェローの事も知っているかもしれないという事でアルシア達も闘技場へと赴く事に
闘技場内部は設備が整っており、戦う者達にとってはアイテム等の補充に便利になっている
そんな闘技場の奥にあると聞いたベリウスの部屋の前には厳つい男性が侵入を阻んでいた
エステルによれば昔は罪人同士を戦わせ、貴族達の熱狂と狂乱を呼んだが現在は「戦士の殿堂」と呼ばれるギルドが運営権を持ち、市民の娯楽の場となっているらしい
「戦士の殿堂」は「天を射る矢」にも匹敵する程に大きなギルドだとカロルが説明していると空を彩る花火が打ち上がった
「あら、綺麗」
「毎日がお祭り騒ぎってとこか、こりゃいいわ」
「花火にお祭りにおでん、とってもマッチなのじゃ」
「どれ、俺様にも一本……」
「あんたは遊びで来てんじゃねぇだろ」
「おじ様はお仕事だもんね…」
「そうだった……下っ端はつらいの~」
「ドンの使者なんだから、ベリウスに失礼の無いようにね!」
「なんだよ少年、俺様いつも礼を弁えてるぜ。うひゃひゃひゃ」
パティがいつの間にか加えていたおでんを取ろうとし、彼女に手を叩かれたレイヴンに集中砲火
自分ではそう言うものの旅の中でも彼が礼を弁えた事は見たことがなく、呆れた様にリタが代表し、溜息をついた
「大勢で旅するのはにぎやかそうでいいの」
「うるさいだけだっての」
「おかげで依頼は無事完了よ、約束どおり、積荷を降ろしたらフィエルティア号はあなたたちにあげるわ」
「やったね!ありがとう、大事にするよ」
「やっとコゴール砂漠のある大陸についたね」
「それでコゴール砂漠ってのはここから、まだ遠いのか?」
「ノードポリカのずっと西ね」
だがコゴール砂漠に至る途中には大きな山があるらしく、歩きではとても無理そうであり、船で行けないかとユーリが発案するが無理だとジュディスが一刀両断
会話の流れで未だにアルシア達が心配なのか表情は重く、その口を二人へと開く、再度念押しするかの様に
「ね、本当に行くつもり?前も言ったけど、本当に危険なところなのよ
そんなところにあんた達行かせるわけには……じゃなくて……!」
「入港するのじゃ」
言葉詰まりを起こしたリタの会話はそれ以上聞く事は出来ず、船は無事にノードポリカの港へと入る事が出来た
ノードポリカの地に降り立ったカウフマンの背後から猫背で作業着を纏った男が喋りかけて来る、きっと男性も何処かのギルドの者なのだろう
「あれ、誰……?」
「「遺構の門」の首領ラーギィよ」
「「遺構の門」?何か覚えある……」
「そりゃあ、帝国魔導士の遺跡発掘をお手伝いしてるギルドだし」
「ああ、それで聞いたことあるのか」
納得した所でラーギィは終始謙った態度のまま、カウフマンに頭を二、三度下げるとその場を去って行った
兵装魔導器を「海凶の爪」に横流しをしているのは魔導器を手にする機会もある「遺構の門」ではないかという疑問にカウフマンは一寸の間もなく、返答した
「「遺構の門」は完全に白よ」
「何でそう言い切れるんだ?」
「理由が何かあるとか?」
「温厚で、真面目に、こつこつと。それが売りのギルドだからなぁ」
「…………」
「じゃ、もう行くわね。フィエルティア号、大事に使ってあげて
駆動魔導器の交換とトクナガの移送は手配しておくわ」
「ああ」
「お願いしますっ」
「遺構の門」の関与を否定し、「凛々の明星」の運営の応援の言葉を残すとカウフマンもその場を後に
依頼も一段落し、一つの信頼を得たとも言って良いだろう、達成感に満たされていると先程から瞳を閉ざし、何かを思索していたリタが考えている事を言葉にし出す
「どこかの魔導士が魔導士が魔導器横流ししてるとか?笑えないわね」
「リタ」
「あまり考えすぎない様にね?」
「え?ああ、うん」
「んじゃ、うちは行くのじゃ」
「え?どこへ?」
「うちにはうちのやることがあるのじゃ」
「宝探しか」
「じゃの、色々と世話になったな」
「私達の方がお世話になったよ、ねっカロル」
「うん、こちらこそ船の操縦ありがとう」
「それじゃあ達者でな、道中気を付けろ」
「お前がな」
最後まで唐突なパティはユーリに突っ込まれつつも、パーティから離脱した
ベリウスに手紙を届けに行くレイヴンを使い、フェローの事も知っているかもしれないという事でアルシア達も闘技場へと赴く事に
闘技場内部は設備が整っており、戦う者達にとってはアイテム等の補充に便利になっている
そんな闘技場の奥にあると聞いたベリウスの部屋の前には厳つい男性が侵入を阻んでいた