chapter:24 揺蕩うは柩かパンドラの箱か
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「幽霊船に相応しい親玉じゃねぇか!」
「今までの魔物とは少し違うようです」
「やっぱ、幽霊なのかねぇコイツは」
「ゆっくり眠ってもらいましょう」
「これ、たぶん魔物じゃない」
「うむむ~…」
「財宝荒らしに来た私達に怒ったとかかな…!っ剛招来!」
「かもな、閃牙!喰らえ!」
何処か巨体を見て、唸るパティを見ながらもこちらに巨体ながら素早く向かって来る巨体にユーリは回転させる剣で切り裂き、ダウンした所に剣を突き刺した衝撃で追撃
「音紗!まだまだ!音紗連牙!」
「外さん!おまけじゃ!」
「…」
「!アルシア、パティ逃げろ!」
「きゃっ!」
「きえぇっ!」
ユーリに続く様に音の弾丸を発射し、怯んだ隙に敵を打ち上げ、鋭く突き追い打ちをかけた次にパティの銃口が火を拭く
だが近くにい過ぎた所為でか巨体は剣で二人を薙ぎ払い、打ち上げると弾丸で畳み掛けてくる
「っまだまだ!」
「今、回復します!白き天の使い達よ、その微笑みを我らに…ナース!」
「エステル、ありがとうっ」
「まだまだ行けるか?アルシア」
「当たり前だよ」
「尖月!月光!ふっ」
「光の花、咲いて開いて目眩まし…ヴァンジーロスト!」
「目覚めよ、無慈悲で名も無き茨の女王…アイヴィーラッシュ!」
「…!」
「出し惜しみはしない!」
武器を突き上げ跳躍した後に巨体の真上からその槍で敵を貫く、畳み掛ける様にレイヴンとリタの術技で巨体を襲う
大分体力も減らされたのか動きが遅くなった所で先程の薙ぎ払い攻撃をしてくるがアルシアはオーバーリミッツを解放し、それをバックステップで攻撃を回避する
虚しくも相手がいない空に放たれた銃に弾丸を装填する隙をアルシアは逃さない
「飛び立て!」
「!」
「ナイス、アルシア!」
「とっておき行くよ!一緒に踊りましょう?チェーントリガー!」
弾丸を装填する、その隙にアルシアは巨体の間合いに入り込み、軽々と斬り上げるとその手首に生えた刃で斬り付け、衝撃破と共にその巨体をダウンさせる
締めとして起き上がった巨体を舞う様に切り裂き、刃の先端から嵐が吹き上がるとそれは武器を下ろし、体を輝かせる
「きゃっ……!」
「………!?」
巨体は何処かパティを見ていた様にも思えたが、背を向けると再び鏡の中へと姿を消す
それを追おうとする彼女をユーリが腕で制する、その間に巨体は姿を鏡の中でも消してしまった
「勘弁してよ、もう」
「じゃあ返してあげる?あの人に」
「返した方がいいって!」
「あの……わたし、その『澄明の刻晶』をヨームゲンに届けてあげたいです」
「なに言い出すのよ!」
「『澄明の刻晶』届けをギルドの仕事に加えてもらえないでしょうか?」
優しいエステルは日誌を見て、『澄明の刻晶』を届けたかった者に哀れんで、そう言っているのだろう
だがカロルが言うには今の「凛々の明星」では一つの仕事を完了するまでは次の仕事は受けられないのだそうだ
「ひとつひとつ、しっかり仕事していくのがギルドの信用に繋がるからなぁ」
「あら?またその娘の宛てもない話でギルドやアルシアが右往左往するの?」
「ジュディス…」
「ちょっと!あんた、他に言い方があるんじゃないの!?」
「リタ待って……ごめんなさい、ジュディス。でもこの人の思いを届けてあげたい……待っている人に」
「確かにそうだけど…ヨームゲンの街が残ってるかどうかだよね…」
「さすがに千年は待ちくたびれるのじゃ」
「そういうことじゃあないと思うんだけど……」
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