chapter:50 それはレジリエンスのような、
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彼女はいつも自分を支える、といった想いからたくさんの言葉を自分に言ってくれた、想いを具現してくれた、その言葉は確かに自分を支えてくれていたのだ
いつからかそれが当たり前だと思っていた、彼女はずっと自分を支えてくれる、と思い上がっていた、そのツケがここで周り、奇しくも彼女の想いが彼を追い詰め、
「…………」
「……ユーリの」
「……?」
「バカ――――ッ!!」
「おわ!?」
眠りに落ちきる寸前に耳に入った罵声に目を覚ました瞬間、飛び起きたユーリが寝ていた頭の部分にハンマーが深く地面に食い込む、そこにはいつの間にか怒りの形相を浮かべたカロルがいた
「なっ?え、あ?カロル!?」
「バカ!アホ!」
「ちょ、まて、おい!」
ハルルに置いてきた筈のカロルがこの場にいる事に驚きを隠せないユーリに構わず、カロルは怒りに身を任せ、手当り次第にハンマーを振り回す
「トーヘンボク!スットコドッコイ!!」
「スットコって……待てって!」
「言い訳はあとで聞いたげる」
「へ!?」
「一回、死んどけ!!」
「ごわ!!」
カロルの他にもいつの間にかこの場にいたリタにより構成された術式が放たれ、彼女の存在に気付いていなかったユーリはその不意打ちで顔面から背後へ擦り付けられる様に吹き飛ばされてしまった
丁度良く彼が吹き飛ばされた場所にはジュディス、パティ、レイヴンが今までの様子を見物していた
「豪快じゃの」
「はぁい、生きてる?」
「……多分」
「目も覚めたみたいね、よかったわ」
ジュディス、言葉とは裏腹に拳を鳴らす、どうやら彼女も怒り心頭の様だ
見張りを頼んでいた筈のラピードも後から現れ、思わずユーリはラピードへ悪態をつくもやはりと言うか予想通りに彼がジュディス達をここへ案内してきたのだと言う
「そこ行くとどっかの馬鹿は大違い」
「おまえら分かってんのか?これからなにしようとしてっか、本当に分かってんのかよ?」
「分かってないのはユーリだよ!」
「カロル……」
「ユーリだけで……ユーリだけでなんて駄目だよ!」
自分独りで彼女達の事を何とかしようとするユーリを苦しげな表情で叱咤するカロルの言葉に言葉を失う彼に次々に仲間達は今回の行動を叱咤する
「あんたひとりでなにするってのよ、あたしら差し置いてなにができるっていうのよ!」
「うちらのことが不必要でユーリがうちらを置いていったとしても、うちらは世界中どこまでもユーリを捜してついて回るのじゃ」
「ま、ようするに、だ。ひとりで格好つけんなってことよ」
「もう少し信じてみてもいいんじゃないかしら?」
「うちらはユーリを信じとるぞ」
「そうだよ、仲間でしょ!」
自分独りで全てを背負い込まず、自分達も頼れ、と言葉はそれぞれに違うものの一貫した想いがユーリに集う
今まで一人で成そうとしていた彼にはその想いは新鮮で言い返す言葉もない、思わず苦笑を浮かべ、声を震わせながら仲間達に応えた
「……参ったね……分かったよ、みんなで行こう。最後までな」
「じゃの」
「うん!」
「当然よ」
「ワン!」
「そんじゃまあ、行ってみますか!」
「森の出口はもうすぐそこよ」
仲間達と合流した事でユーリの中にあったアルシアに手を下す、という最悪の結論は消し去り、エステルと共に何があっても助け出す、という結論へ変わる
森を抜けた足で帝都に直行せずに騎士団が集結しているであろうと思われたデイドン砦へ向かうがそこは騎士団の影も形もない
いつからかそれが当たり前だと思っていた、彼女はずっと自分を支えてくれる、と思い上がっていた、そのツケがここで周り、奇しくも彼女の想いが彼を追い詰め、
「…………」
「……ユーリの」
「……?」
「バカ――――ッ!!」
「おわ!?」
眠りに落ちきる寸前に耳に入った罵声に目を覚ました瞬間、飛び起きたユーリが寝ていた頭の部分にハンマーが深く地面に食い込む、そこにはいつの間にか怒りの形相を浮かべたカロルがいた
「なっ?え、あ?カロル!?」
「バカ!アホ!」
「ちょ、まて、おい!」
ハルルに置いてきた筈のカロルがこの場にいる事に驚きを隠せないユーリに構わず、カロルは怒りに身を任せ、手当り次第にハンマーを振り回す
「トーヘンボク!スットコドッコイ!!」
「スットコって……待てって!」
「言い訳はあとで聞いたげる」
「へ!?」
「一回、死んどけ!!」
「ごわ!!」
カロルの他にもいつの間にかこの場にいたリタにより構成された術式が放たれ、彼女の存在に気付いていなかったユーリはその不意打ちで顔面から背後へ擦り付けられる様に吹き飛ばされてしまった
丁度良く彼が吹き飛ばされた場所にはジュディス、パティ、レイヴンが今までの様子を見物していた
「豪快じゃの」
「はぁい、生きてる?」
「……多分」
「目も覚めたみたいね、よかったわ」
ジュディス、言葉とは裏腹に拳を鳴らす、どうやら彼女も怒り心頭の様だ
見張りを頼んでいた筈のラピードも後から現れ、思わずユーリはラピードへ悪態をつくもやはりと言うか予想通りに彼がジュディス達をここへ案内してきたのだと言う
「そこ行くとどっかの馬鹿は大違い」
「おまえら分かってんのか?これからなにしようとしてっか、本当に分かってんのかよ?」
「分かってないのはユーリだよ!」
「カロル……」
「ユーリだけで……ユーリだけでなんて駄目だよ!」
自分独りで彼女達の事を何とかしようとするユーリを苦しげな表情で叱咤するカロルの言葉に言葉を失う彼に次々に仲間達は今回の行動を叱咤する
「あんたひとりでなにするってのよ、あたしら差し置いてなにができるっていうのよ!」
「うちらのことが不必要でユーリがうちらを置いていったとしても、うちらは世界中どこまでもユーリを捜してついて回るのじゃ」
「ま、ようするに、だ。ひとりで格好つけんなってことよ」
「もう少し信じてみてもいいんじゃないかしら?」
「うちらはユーリを信じとるぞ」
「そうだよ、仲間でしょ!」
自分独りで全てを背負い込まず、自分達も頼れ、と言葉はそれぞれに違うものの一貫した想いがユーリに集う
今まで一人で成そうとしていた彼にはその想いは新鮮で言い返す言葉もない、思わず苦笑を浮かべ、声を震わせながら仲間達に応えた
「……参ったね……分かったよ、みんなで行こう。最後までな」
「じゃの」
「うん!」
「当然よ」
「ワン!」
「そんじゃまあ、行ってみますか!」
「森の出口はもうすぐそこよ」
仲間達と合流した事でユーリの中にあったアルシアに手を下す、という最悪の結論は消し去り、エステルと共に何があっても助け出す、という結論へ変わる
森を抜けた足で帝都に直行せずに騎士団が集結しているであろうと思われたデイドン砦へ向かうがそこは騎士団の影も形もない