chapter:44 この声が、この手が君に届くようにと
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
敬愛する隊長に頼まれてしまってはこれ以上の口先は出来ず、ソディアは納得のいかない表情ながらもウィチルを連れ、その場を走り去る
口先だけの拒否ながらも自分の想いを汲んでくれたユーリにフレンは素直に感謝の意を言葉として彼に告げると彼は笑みを見せながら応答した、そこに殺伐とした雰囲気は既になかった
「お互いな、ちっと安心したぜ、久々にらしいところ見れて、な」
「アレクセイ……彼が……ヘルメス式の技術を持ち出していたのね」
「ああ、良くも悪くもひとつにつながったて訳だ、よし!パクティオン神殿にいくぞ
アルシアとエステル、レイヴンを助けてアレクセイのヤツをぶっ飛ばす!」
「ええ!」
「うん!」
「了解」
「うむ」
思わぬ援軍を手に入れ、ユーリ達はエステルとアルシアがいるとイエガー直々に告げられた情報を頼りにヒピオニア大陸へ、そこからはフレンが誘導
神殿らしき建造物が見えたと同時、神殿の近辺にはダングレストで一見した事がある要塞が一体の魔物と応戦しているのを確認出来た
「ヘラクレス……!」
「アレクセイが呼び寄せたのか」
魔物は要塞から次々と放たれる攻撃術式に追い込まれるかの様に山の洞穴へと入り込んでいった為、ヘラクレスの砲撃は止む
「……あれは始祖の隸長アスタル……アレクセイはまだ聖核を狙っているのね」
「逃がされたように見えたけど」
「ああ、あの遺跡に追い込まれたみたいだった」
「どうやらあの遺跡がパクティオンで間違いなさそうね」
「アレクセイ、今度はなにを企んでるんだろう」
「…………」
「アレクセイが何を企んでるのかなんて関係ないわ」
「ああ、オレたちはアルシアとエステルを助けるだけだ」
想いは共通しており皆はユーリの言葉に声がなくともしっかりと頷く、エステルとアルシアを助けられるならば、アレクセイの思惑等に気に取られてはならない
だがこのままバウルに搭乗したまま神殿に接近するのはアスタルの二の舞となってしまうという指摘を受け、神殿から離れた場所から神殿へと駆け込む
駆け込むユーリ達の視線の先では今正に親衛隊達に開かれた道を歩み、神殿ないへと向かおうとするアレクセイ
そしてその傍らには気絶させられているエステルと彼女と同じでありながらどこか傷だらけの状態のアルシアが球体状の術式に取り込まれていた
「アレクセイ!」
「イエガーめ、雑魚の始末も出来ぬほど腑抜けたか」
「アレクセイ、あなたは一体、アルシアとエステリーゼ様に何を……!」
「二人を返せ!」
「二人とも、目を覚まして!アルシア!エステル!」
「よかろう」
「!アルシアに何する気?!」
「魔導器を…!」
「調べはついているのだよ、この魔導器がただの武醒魔導器ではないことくらい」
「なんだと…?!」
駆けつけて早々に怒声を浴びるリタ達を気にも止めずにアレクセイは気絶したアルシアの首元の魔導器へと手を伸ばす、安易に外れたそれをアレクセイは剣で破壊してしまった
彼女が着けていた魔導器が武醒魔導器ではないとはどういうことか?その疑問に答えが出るよりも早くアルシアが取り込まれた球体の周りに濃いエアルの流れが生まれる
「っあ…あぁぁっ?!」
「アルシアッ!!」
「ぁ…っユ、ーリ…フレ、ン…ッ?」
計らずも痛みで目を覚ましたアルシアの対岸にいるエステルが取り込まれた球体をアレクセイは反転させ、自身の手にある聖核を使用しアルシアの力により集束させたエアルが彼女を取り込む術式に流入
エアルが取り込まれる事により強力になった術式は中のエステルに電撃として苦痛を与え、アルシアと同じく苦痛で目覚める結果となってしまう
「うあ!あ……あああ!!」
彼女の術式が球体の術式に流入したのかそこから衝撃破が放たれ、ユーリ達を吹き飛ばしてしまう
そして彼女が満月の子の力を使ったと言うのにアルシアにその負荷はかからなかったものの陽月の子の力を使用され、再び意識は霞む
「ユーリ!みんな!う……あ……」
「エステ、ル…ッ…っく、ぅ…」
「このとおり、何の補助もなしに力を使えば、姫と娘の生命力が削られる
諸君も姫と娘のことを思うなら、これ以上邪魔をしないことだ。くくく……」
「アレクセイ……!」
「く…そ……」
吹き飛ばされた衝撃に絶えきれずにユーリ達はエステルとアルシアを連れ、神殿内へと向かうアレクセイを引き止める事も出来ず、彼らの視界の最後に映ったのは自分達へと向かって来る親衛隊達
それを最後にブラックアウトしていた意識は喧騒によって引き戻され、霞む視界の先では見慣れた青色の騎士団の服を着用した小隊が親衛隊達を押し込めていた
「隊長、大丈夫ですか、隊長!」
見慣れたそれは砂漠で別れた筈のフレンの隊、倒れた彼に駆け寄ったのはこれまた砂漠でヨーデルを任されたソディアだった
当然何故彼女がここにいるかという疑問が向かうがそのヨーデルがヘラクレスの動きを掴んだ所、助けがいる事に勘づき小隊を派遣したのだと言う
口先だけの拒否ながらも自分の想いを汲んでくれたユーリにフレンは素直に感謝の意を言葉として彼に告げると彼は笑みを見せながら応答した、そこに殺伐とした雰囲気は既になかった
「お互いな、ちっと安心したぜ、久々にらしいところ見れて、な」
「アレクセイ……彼が……ヘルメス式の技術を持ち出していたのね」
「ああ、良くも悪くもひとつにつながったて訳だ、よし!パクティオン神殿にいくぞ
アルシアとエステル、レイヴンを助けてアレクセイのヤツをぶっ飛ばす!」
「ええ!」
「うん!」
「了解」
「うむ」
思わぬ援軍を手に入れ、ユーリ達はエステルとアルシアがいるとイエガー直々に告げられた情報を頼りにヒピオニア大陸へ、そこからはフレンが誘導
神殿らしき建造物が見えたと同時、神殿の近辺にはダングレストで一見した事がある要塞が一体の魔物と応戦しているのを確認出来た
「ヘラクレス……!」
「アレクセイが呼び寄せたのか」
魔物は要塞から次々と放たれる攻撃術式に追い込まれるかの様に山の洞穴へと入り込んでいった為、ヘラクレスの砲撃は止む
「……あれは始祖の隸長アスタル……アレクセイはまだ聖核を狙っているのね」
「逃がされたように見えたけど」
「ああ、あの遺跡に追い込まれたみたいだった」
「どうやらあの遺跡がパクティオンで間違いなさそうね」
「アレクセイ、今度はなにを企んでるんだろう」
「…………」
「アレクセイが何を企んでるのかなんて関係ないわ」
「ああ、オレたちはアルシアとエステルを助けるだけだ」
想いは共通しており皆はユーリの言葉に声がなくともしっかりと頷く、エステルとアルシアを助けられるならば、アレクセイの思惑等に気に取られてはならない
だがこのままバウルに搭乗したまま神殿に接近するのはアスタルの二の舞となってしまうという指摘を受け、神殿から離れた場所から神殿へと駆け込む
駆け込むユーリ達の視線の先では今正に親衛隊達に開かれた道を歩み、神殿ないへと向かおうとするアレクセイ
そしてその傍らには気絶させられているエステルと彼女と同じでありながらどこか傷だらけの状態のアルシアが球体状の術式に取り込まれていた
「アレクセイ!」
「イエガーめ、雑魚の始末も出来ぬほど腑抜けたか」
「アレクセイ、あなたは一体、アルシアとエステリーゼ様に何を……!」
「二人を返せ!」
「二人とも、目を覚まして!アルシア!エステル!」
「よかろう」
「!アルシアに何する気?!」
「魔導器を…!」
「調べはついているのだよ、この魔導器がただの武醒魔導器ではないことくらい」
「なんだと…?!」
駆けつけて早々に怒声を浴びるリタ達を気にも止めずにアレクセイは気絶したアルシアの首元の魔導器へと手を伸ばす、安易に外れたそれをアレクセイは剣で破壊してしまった
彼女が着けていた魔導器が武醒魔導器ではないとはどういうことか?その疑問に答えが出るよりも早くアルシアが取り込まれた球体の周りに濃いエアルの流れが生まれる
「っあ…あぁぁっ?!」
「アルシアッ!!」
「ぁ…っユ、ーリ…フレ、ン…ッ?」
計らずも痛みで目を覚ましたアルシアの対岸にいるエステルが取り込まれた球体をアレクセイは反転させ、自身の手にある聖核を使用しアルシアの力により集束させたエアルが彼女を取り込む術式に流入
エアルが取り込まれる事により強力になった術式は中のエステルに電撃として苦痛を与え、アルシアと同じく苦痛で目覚める結果となってしまう
「うあ!あ……あああ!!」
彼女の術式が球体の術式に流入したのかそこから衝撃破が放たれ、ユーリ達を吹き飛ばしてしまう
そして彼女が満月の子の力を使ったと言うのにアルシアにその負荷はかからなかったものの陽月の子の力を使用され、再び意識は霞む
「ユーリ!みんな!う……あ……」
「エステ、ル…ッ…っく、ぅ…」
「このとおり、何の補助もなしに力を使えば、姫と娘の生命力が削られる
諸君も姫と娘のことを思うなら、これ以上邪魔をしないことだ。くくく……」
「アレクセイ……!」
「く…そ……」
吹き飛ばされた衝撃に絶えきれずにユーリ達はエステルとアルシアを連れ、神殿内へと向かうアレクセイを引き止める事も出来ず、彼らの視界の最後に映ったのは自分達へと向かって来る親衛隊達
それを最後にブラックアウトしていた意識は喧騒によって引き戻され、霞む視界の先では見慣れた青色の騎士団の服を着用した小隊が親衛隊達を押し込めていた
「隊長、大丈夫ですか、隊長!」
見慣れたそれは砂漠で別れた筈のフレンの隊、倒れた彼に駆け寄ったのはこれまた砂漠でヨーデルを任されたソディアだった
当然何故彼女がここにいるかという疑問が向かうがそのヨーデルがヘラクレスの動きを掴んだ所、助けがいる事に勘づき小隊を派遣したのだと言う