chapter:77 星の受け皿は白く艶やかに
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
剣に似たビットから放たれる計五本のレーザーに貫かれ、ジュディスの頭が揺り動かされ、逃げる隙を相手へと送ってしまう
勿論、それをデュークが逃す筈もなく、その姿がユーリ達の中から消えたと思われた刹那、彼は後方に控えるアルシア達の背後を陣取っていた
「友よ、我に力を!」
「きゃあっ!」
「やばめよ、これ!」
目に見える程にその内に秘めた闘気の解放に巻き込まれたアルシア達の陣形が崩れさる
先程の戦いでも見たものの、今度のそれは目の前に相対する者達をただで返すつもりはないらしい
「覚悟!始まりの時を再び刻め…消えよ!ビックバン!」
眩く自分達を包む光は超新星による爆発、一瞬で全ての命を奪い尽くす輝きに燃やし尽くされたかと思ったが何とか一命は取り留めたらしい
「くらっちまった…!」
「これはやばい、かも…」
「まだ立ち上がるか…!」
今のもので地に伏せないアルシア達の姿にデュークは目を見張っている様に見えた
回復もままならない状態でユーリ達は再び駆け出してしまった、その後ろで慌てて治癒術を矢として放つレイヴン
その背後でアルシアはやきもきする思いに焼かれていた、すぐそこまでせり上がっている新たな魔術の変化がここでも尚、足を引っ張っている
少しの気の弛みで命が奪い取られるこの状況、それなのに何をやっているのかと自分を叱咤する
「今、やらないでどうするの…!」
体力に気を取られ、思う様に攻撃が出来ないユーリ達の力になるにはここしかない
守りたい、力となりたい、何よりも彼らの力になりたい、これが最後だから全てを出し切りたい――その思いが漸く身を結ぶ
「!乗ってきたぁ!厳粛なる御使いの息吹よ、祝福の名を宿し奇跡を約諾せん…エンジェルブレス!」
「なに…!」
「助かりました!」
具現を待ち続けたその術は仲間の体力、傷を全て回復するだけでなく、今まで冷たい術式に伏せていたままのエステル達の気までを起こす
一気に形成が逆転した場を再びひっくり返そうとデュークが転移し、詠唱を始めるも場を整えた事で解放されたアルシアが素早く動く
「もう、私の仲間を傷付けさせたりしない!飛び立て!天羽落刃!!」
「誘惑の罠張り巡らし、我が懐中へ…トラクタービーム!」
中空へ戦いの場を持っていった事、それだけならまだデュークにも迎撃の準備も出来ていただろう
だがアルシアにより作られた場を保存するかの様にリタの魔術がデュークを拘束する
「っ…!」
「ジュディス、後はお願い!」
「任されたわ、尖月!天雷槍月!嵐月・燕!!」
「華麗だねぇ、おっさん見とれちゃう!」
普段なら噛み合う事のない二人の空中で披露される技にそんな声が上がる
いつまでも目を奪われる訳にもいかず、この流れを維持する為にも落下するデュークを迎撃する必要がある
「聖なる雫よ、降り注ぎ我に力を…ホーリィレイン!」
「うんにゃらたったった~きゅらぁ~…ギャンブルキャスト!」
「まだ終わらない…っ」
光から闇に移り変わる魔術を受けても尚、デュークから戦意が欠けた気配はない
ならばと誰よりもこの男と深い関係にある自分が決着をつけたいと臨むアルシアが叫ぶ
「これで…決める!出し惜しみはしない!」
「見せてみろ、お前の力を!」
どうやらアルシアの力を見極めようとしているらしいデュークへと彼女は仲間が作り出した道を駈ける
「アルシア!聳えよ望楼、鋭き頂に心眼を持て…アスティオン!」
「ありがと、エステル……!
この乱舞に耐えられる?汝が魂の杯を満たす、暁の洗礼!ルミナス・アストレア!!」
剣と蹴撃技の連撃がデュークを食らう、もう一つの奥の手である技では彼女の姿は闇夜に消え去る、姿が見えるだけまだマシと言った所か
獅子を模した闘気に突進された体を球体の術式が捕縛、その周囲を回る光輪を通る光球はテルカ・リュミレースを回る衛生のように
その光球の一つから光剣は光球の間を反射しながら飛び交い、数を増やし――立ち上る光柱の中にデュークの姿は掻き消された
ここまでやったのだ、もう彼は立ち上がれない筈、そう思い息を切らすアルシアの視界に信じられないものが映り込む――立っている、あの攻撃を受けても尚
「!嘘…」
「それで終いか…我が生命力の開放を受けてみよ!ギルティリソルヴァー!」
「くっうぅぅ…!」
「アルシア!」
生み出された雷の空間に閉じ込められ、受けた攻撃によって初めてその場に倒れ込んだアルシアへとエステルが駆け寄る
ああ、やはり自分ではだめなのか、自分ではこの人を助けられないのか――悔しいのか、悲しいのか幾度の思いが交差し、視界が涙で滲む
泣いてはいけない、まだ戦いは終わってないのだからと必死に言い聞かせるアルシアの頭が不意に撫でられる、風かと思ったがそうではないらしい
勿論、それをデュークが逃す筈もなく、その姿がユーリ達の中から消えたと思われた刹那、彼は後方に控えるアルシア達の背後を陣取っていた
「友よ、我に力を!」
「きゃあっ!」
「やばめよ、これ!」
目に見える程にその内に秘めた闘気の解放に巻き込まれたアルシア達の陣形が崩れさる
先程の戦いでも見たものの、今度のそれは目の前に相対する者達をただで返すつもりはないらしい
「覚悟!始まりの時を再び刻め…消えよ!ビックバン!」
眩く自分達を包む光は超新星による爆発、一瞬で全ての命を奪い尽くす輝きに燃やし尽くされたかと思ったが何とか一命は取り留めたらしい
「くらっちまった…!」
「これはやばい、かも…」
「まだ立ち上がるか…!」
今のもので地に伏せないアルシア達の姿にデュークは目を見張っている様に見えた
回復もままならない状態でユーリ達は再び駆け出してしまった、その後ろで慌てて治癒術を矢として放つレイヴン
その背後でアルシアはやきもきする思いに焼かれていた、すぐそこまでせり上がっている新たな魔術の変化がここでも尚、足を引っ張っている
少しの気の弛みで命が奪い取られるこの状況、それなのに何をやっているのかと自分を叱咤する
「今、やらないでどうするの…!」
体力に気を取られ、思う様に攻撃が出来ないユーリ達の力になるにはここしかない
守りたい、力となりたい、何よりも彼らの力になりたい、これが最後だから全てを出し切りたい――その思いが漸く身を結ぶ
「!乗ってきたぁ!厳粛なる御使いの息吹よ、祝福の名を宿し奇跡を約諾せん…エンジェルブレス!」
「なに…!」
「助かりました!」
具現を待ち続けたその術は仲間の体力、傷を全て回復するだけでなく、今まで冷たい術式に伏せていたままのエステル達の気までを起こす
一気に形成が逆転した場を再びひっくり返そうとデュークが転移し、詠唱を始めるも場を整えた事で解放されたアルシアが素早く動く
「もう、私の仲間を傷付けさせたりしない!飛び立て!天羽落刃!!」
「誘惑の罠張り巡らし、我が懐中へ…トラクタービーム!」
中空へ戦いの場を持っていった事、それだけならまだデュークにも迎撃の準備も出来ていただろう
だがアルシアにより作られた場を保存するかの様にリタの魔術がデュークを拘束する
「っ…!」
「ジュディス、後はお願い!」
「任されたわ、尖月!天雷槍月!嵐月・燕!!」
「華麗だねぇ、おっさん見とれちゃう!」
普段なら噛み合う事のない二人の空中で披露される技にそんな声が上がる
いつまでも目を奪われる訳にもいかず、この流れを維持する為にも落下するデュークを迎撃する必要がある
「聖なる雫よ、降り注ぎ我に力を…ホーリィレイン!」
「うんにゃらたったった~きゅらぁ~…ギャンブルキャスト!」
「まだ終わらない…っ」
光から闇に移り変わる魔術を受けても尚、デュークから戦意が欠けた気配はない
ならばと誰よりもこの男と深い関係にある自分が決着をつけたいと臨むアルシアが叫ぶ
「これで…決める!出し惜しみはしない!」
「見せてみろ、お前の力を!」
どうやらアルシアの力を見極めようとしているらしいデュークへと彼女は仲間が作り出した道を駈ける
「アルシア!聳えよ望楼、鋭き頂に心眼を持て…アスティオン!」
「ありがと、エステル……!
この乱舞に耐えられる?汝が魂の杯を満たす、暁の洗礼!ルミナス・アストレア!!」
剣と蹴撃技の連撃がデュークを食らう、もう一つの奥の手である技では彼女の姿は闇夜に消え去る、姿が見えるだけまだマシと言った所か
獅子を模した闘気に突進された体を球体の術式が捕縛、その周囲を回る光輪を通る光球はテルカ・リュミレースを回る衛生のように
その光球の一つから光剣は光球の間を反射しながら飛び交い、数を増やし――立ち上る光柱の中にデュークの姿は掻き消された
ここまでやったのだ、もう彼は立ち上がれない筈、そう思い息を切らすアルシアの視界に信じられないものが映り込む――立っている、あの攻撃を受けても尚
「!嘘…」
「それで終いか…我が生命力の開放を受けてみよ!ギルティリソルヴァー!」
「くっうぅぅ…!」
「アルシア!」
生み出された雷の空間に閉じ込められ、受けた攻撃によって初めてその場に倒れ込んだアルシアへとエステルが駆け寄る
ああ、やはり自分ではだめなのか、自分ではこの人を助けられないのか――悔しいのか、悲しいのか幾度の思いが交差し、視界が涙で滲む
泣いてはいけない、まだ戦いは終わってないのだからと必死に言い聞かせるアルシアの頭が不意に撫でられる、風かと思ったがそうではないらしい