chapter:65 語り部なる風雅、若草に芽吹きて
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「エステル、リタ、みんな!」
「ひるむもんですか!大地の脈動 、その身を贄にして敵を砕かん…グランドダッシャー!」
「出たとこ勝負じゃ!リスキーキャスト!」
こちらも負けじと直ぐさまに詠唱の続きを立て直し、リタが呼び起こした幾重に突起する岩刃とそれに続く様にパティのギャンブルは拡散する闇を引き当てる
前線にて戦うアルシア達とそれを補助する後衛から来る魔術が体を傷付けようとも、始祖の隸長としてデュークを思う一人としてクロームから放出する威厳は牙として衰えを見せずにいた
「すごい威圧感だよ!?」
「あなたの望み、叶えてみせます!煌めいて 、魂揺の力!フォトン!…効いてない!?」
エステルの魔術は残念な事に前衛の後押しにならず、クロームはその魔術によって自身の傷を癒しているかの様だった
「エステル!エステルは治癒に回ってっ?」
「わかりました!」
「おっさんの足、ちょっと震えてるわ」
「厳かなる大地の拘束に身を委ねよ!アドプレッシャー!皆、頑張って!」
「大丈夫、逃げたりしないよ!爆砕ストリート!震極滅殺スパーク!!」
例え魔術が使えなくとも、エステルの治癒術は十分に自分達を後押ししてくれるのは知っている、だからこその指示を出し、アルシアはカロルと共に攻撃の手を緩めない
どちらも一歩に引かない状況でカロルの攻撃の後が続かない状況でクロームは二人を自分から距離を引かせる様に火を地面に流す
「あちちちっ!」
「さすが始祖の隷長は伊達じゃねえってことか、斬!成敗!空牙!みんな、しっかりしろよッ!」
炎息で事態を混乱させられる中で更にクロームは咆哮の振動により、天井から崩れた岩を落下させ、アルシア達を散り散りにさせてから、飛び上がりからボディプレスでアルシア達の体勢を一網打尽にしてしまう
「命を照らす光よ、此処に来たれ…ハートレスサークル!」
「そこ!飛燕連斬!爆雷陣!!」
「ナイスだ、アルシア!」
エステルの治癒術が展開し、その傷を自身の攻撃で再生しようと再びクロームの体が舞い上がる
先程は落下してくる岩球によって、甘んじて受けたが今回はそうは行かないと言わんばかりにアルシアが空中で停滞していたクロームに雷を振り下ろし、叩き落とす
『っ…まだ終わりじゃありませんよ』
「くたばるまで相手してやる!」
『これは私の賭け、私が勝つか、あなた達が勝つか…そう、ただそれだけです。さあ、もっと来なさい!』
高所から叩き落とされた衝撃でか、先程よりも鈍足になっているクロームへユーリは駆け出すもその攻撃を許すまいとクロームは嘴で啄み、たじろいだ彼諸共周りを巻き込む様に再び尻尾が旋回する
先程の経験を生かしてか、クロームは再び飛び上がるも接近させない為に今度は巨大な炎球がアルシア達を焼き付くさんと燃え広がる
「そこかな!土竜なり!」
接近戦が駄目ならば、地雷を埋め込めばいいとレイヴンの放った矢が地面に埋まり、爆弾に取って代わり、着地するクロームに衝撃を走らせる
「こう見えても運は強い方ですっ」
「ふん!あたしたちにまかせなさい!」
「どんとこい!」
「月影刃!弧月閃!飛燕崩蹴月!!」
「油断させない!もう一撃!煌めけ、蒼き従者!」
火蓋を切った時と同じくジュディスとアルシアの華麗な、そして鋭敏な技がクロームの懐に射し込んでいく
そろそろ倒れても良い筈だというのにそんな様子も見せずにクロームは巨大な竜巻を発生させ、二人を飲み込み、受けた傷を倍にして二人へ叩き返してきた
「足下がおぼつかない~…」
「効いたわ…」
「ジュディ姐、アルシア、大丈夫か?!二人に手出しはさせんのじゃ!ランダムフォール!喰らえ!」
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