第三十幕 屏風裏に潜みし月像幢
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「………ん?な…なんで陰陽師の子がここに…?どーゆーことです、姫様ーッ!!」
「え、えっとこれには事情があって…!」
「……」
氷麗が妖怪だと判明し、ゆらの脳裏には四国妖怪襲来時に出会ったぬらりひょんが自身の目的だと知り、衝撃を受けていた
何とか落ち着かせようとする花雪の耳に糸が切れた様な音が聞こえ、振り返った先には首無の糸から逃れ、自分否リクオに向かってくる魔魅流の姿
「!! 何、こいつ…!?」
「妖怪ぬらりひょん…滅すべし、月詠姫を返せ」
「どうしてあなたは…っ」
「花雪、下がれ!」
「昨日の続き、ここでやろうか――――?」
その手がリクオにかかる前に傍に現れた青田坊と黒田坊が止めに入る、三人の睨み合いが発展する
昨夜に彼と何かあった様で睨み合いから戦闘が勃発しそうな雰囲気をゆらの兄が切り裂いた
「やめろ魔魅流、そこらへんにしとけ」
「……やめない、妖怪はみのがさない、月詠姫を取り返す」
「……冷静になれよ、この数に勝って、取り返せると思うのか?」
「勝てる、取り返せる」
「…!」
「やめろって言ってんだ…」
「そんな強引にしなくても…っ」
「…」
強情に引く素振りを見せない魔魅流の口元から水が溢れ出す、それもまたゆらの兄の術なのだろう
自身が受けた様に悲痛な声を出す花雪を一瞬見返ると妹へと視線を変えた
「二人じゃキツイ、大体オレたちは"ゆら"に伝えることがあってきたんだろ
訃報だ―――ゆら」
「……ふほう…?」
「ゆら……秀爾と是人が死んだ、やつらが動き出した」
花開院家の宿敵
京都の妖をたばねる大妖怪――――
羽衣狐!!
京都の妖をたばねる大妖怪――――
羽衣狐!!
「やつらは花開院家が京都に張っている8つの結界のうち、"2つ"をやぶった
花開院秀元は魔魅流を本家に加え―修行中の身であるお前まで呼び寄せた、言っている意味がわかるな?
事態は…思ったより悪い方向に進んでいるぞ、ゆら、京に戻ってこい…」
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