第一幕 魑魅魍魎の主
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ガゴゼ達も様々な畏れを使うがそれはただの妖怪の一面に過ぎない、真の闇世界の主は人々に畏敬の年さえも抱かせる真の畏れをまとう者
呆然とリクオと見つめていると花雪の目の前までリクオは歩み寄って来て、目線が交差する
「リク…?」
「花雪五年後まで待ってろ、俺が百鬼夜行を統べる者になった時お前…を…」
「!リ、リク?!」
頬を撫でて愛しそうに笑みを浮かべるリクオは最後まで言葉を伝えられずに花雪の胸に倒れ込んでしまう、勿論支え切る事は出来ずに二人で座り込んでしまう
突然倒れたリクオに雪女達の幹部達が二人に慌てて駆け寄って来た
「ど…どうされましたー?」
「き、急に倒れたの…」
「まさか…やられていたのか!?」
「若ーっ」
「あ、れ…?元に戻ってる…」
花雪の言葉に騒いでた全員が行動を止めてリクオを見る、確かに彼は元に戻っている
「まさか…四分の一…血を継いでるからって一日の四分の一しか妖怪で…いられない…とか…?」
「え――――なんですってぇぇ――――!?」
「そ…それってどーなるのお―――!?若アァァ―――!!」
木魚達磨の冷静な判断に誰もが騒ぐが当事者のリクオは結局起きない、その姿を見ながら苦笑を浮かべていると花雪の心臓がドクンと響く
体中が熱くなる感覚に花雪は胸を抑えて顔を俯かせる、その姿にまた幹部達は騒ぎ出す
「花雪様?!」
「どうしたのですか?!」
「体…熱い……」
「!髪が…!」
幹部の誰かが言ったと同時に花雪の髪を縛っていた紐が外れる、自分にも見えるその髪の色はいつもの亜麻色ではなく白銀に染まっていた
リクオと同じく唐突な彼女の美しい変化に目を奪われる中で再び木魚達磨が呟く
「花雪様もまた…月詠姫として目覚めた…のか?」
「月詠…?かぐや、姫?」
「そうです!今宵は満月…覚醒したんですよ!」
「私が…そっか、私の家って…」
「ええ、花雪様の家系はかぐや姫の血筋です」
ならばこれがかぐや姫…月詠姫としての自分なのかと自覚して何故かすんなりと受け止められた、元々話は聞いていたからだろうか
それから花雪は満月の度に変化を繰り返した…だが話は数年後に飛ぶ
「じゃ…お母さん行ってくるね!」
「あらリクオに花雪ちゃん早いのねぇ、お弁当用意してないわ~~」
「いいよ…購買で何か買うから」
「あ、若に姫!!おはよーございまーす!!ご仕度を……」
「おはよう青田坊っ」
「いいよ、自分達でやったから!!」
数年後リクオと花雪は中学一年の12歳として成長したがリクオは数年前以降妖怪に変化する事はなくなった
リクオに手を繋がれながら歩く花雪は数年前と変わって笑顔を素直に出せる様になった、そして入口付近で祖父のぬらりひょんと出会う
「ぬらおじい様に木魚達磨!おはようございます」
「あ、おじいちゃんまた会議?」
「う…ム…」
「ダメだよ!悪だくみばかりしてちゃ!ご近所に迷惑かけないよーに!じゃ学校行ってきます!花雪行こう!」
「うんっ」
「「いってきま――――っす!」」
「立派な妖怪」と言うよりも「立派な人間」に近付いてるリクオと花雪にぬらりひょんと木魚達磨はうなだれる、リクオがまた変化するのはいつか…それはまだ分からない
学校に出かける二人を幹部達は微笑ましく見届けていた
魑魅魍魎の主
(まだ遠い見果てぬ頂へ)
呆然とリクオと見つめていると花雪の目の前までリクオは歩み寄って来て、目線が交差する
「リク…?」
「花雪五年後まで待ってろ、俺が百鬼夜行を統べる者になった時お前…を…」
「!リ、リク?!」
頬を撫でて愛しそうに笑みを浮かべるリクオは最後まで言葉を伝えられずに花雪の胸に倒れ込んでしまう、勿論支え切る事は出来ずに二人で座り込んでしまう
突然倒れたリクオに雪女達の幹部達が二人に慌てて駆け寄って来た
「ど…どうされましたー?」
「き、急に倒れたの…」
「まさか…やられていたのか!?」
「若ーっ」
「あ、れ…?元に戻ってる…」
花雪の言葉に騒いでた全員が行動を止めてリクオを見る、確かに彼は元に戻っている
「まさか…四分の一…血を継いでるからって一日の四分の一しか妖怪で…いられない…とか…?」
「え――――なんですってぇぇ――――!?」
「そ…それってどーなるのお―――!?若アァァ―――!!」
木魚達磨の冷静な判断に誰もが騒ぐが当事者のリクオは結局起きない、その姿を見ながら苦笑を浮かべていると花雪の心臓がドクンと響く
体中が熱くなる感覚に花雪は胸を抑えて顔を俯かせる、その姿にまた幹部達は騒ぎ出す
「花雪様?!」
「どうしたのですか?!」
「体…熱い……」
「!髪が…!」
幹部の誰かが言ったと同時に花雪の髪を縛っていた紐が外れる、自分にも見えるその髪の色はいつもの亜麻色ではなく白銀に染まっていた
リクオと同じく唐突な彼女の美しい変化に目を奪われる中で再び木魚達磨が呟く
「花雪様もまた…月詠姫として目覚めた…のか?」
「月詠…?かぐや、姫?」
「そうです!今宵は満月…覚醒したんですよ!」
「私が…そっか、私の家って…」
「ええ、花雪様の家系はかぐや姫の血筋です」
ならばこれがかぐや姫…月詠姫としての自分なのかと自覚して何故かすんなりと受け止められた、元々話は聞いていたからだろうか
それから花雪は満月の度に変化を繰り返した…だが話は数年後に飛ぶ
「じゃ…お母さん行ってくるね!」
「あらリクオに花雪ちゃん早いのねぇ、お弁当用意してないわ~~」
「いいよ…購買で何か買うから」
「あ、若に姫!!おはよーございまーす!!ご仕度を……」
「おはよう青田坊っ」
「いいよ、自分達でやったから!!」
数年後リクオと花雪は中学一年の12歳として成長したがリクオは数年前以降妖怪に変化する事はなくなった
リクオに手を繋がれながら歩く花雪は数年前と変わって笑顔を素直に出せる様になった、そして入口付近で祖父のぬらりひょんと出会う
「ぬらおじい様に木魚達磨!おはようございます」
「あ、おじいちゃんまた会議?」
「う…ム…」
「ダメだよ!悪だくみばかりしてちゃ!ご近所に迷惑かけないよーに!じゃ学校行ってきます!花雪行こう!」
「うんっ」
「「いってきま――――っす!」」
「立派な妖怪」と言うよりも「立派な人間」に近付いてるリクオと花雪にぬらりひょんと木魚達磨はうなだれる、リクオがまた変化するのはいつか…それはまだ分からない
学校に出かける二人を幹部達は微笑ましく見届けていた
魑魅魍魎の主
(まだ遠い見果てぬ頂へ)