第十六幕 不知火と共に哀れみは白く
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憂い顔をさせる花雪の頭を小さな手で撫でる千羽に花雪は嬉しそうな笑顔を浮かべる
それから病院を離れ、少しの距離を歩いた所にある神社へ訪れた
「苔姫様ー」
「花雪!」
「ひゃっ」
「遅かったのう、ワラワは待ちくたびれたぞ!」
「ご、ごめんなさい」
「ん…?花雪、少し顔色が優れぬ様じゃが…何か奴良組であったのか」
「ひえっ?な、何故分かって…っ」
境内より現れた着物姿の少女に抱き着かれ、リクオとの喧嘩を見破られた花雪は目を見開き、口籠る
言い辛そうにしている彼女を見つめ、苔姫は花雪を座らせ、その体を抱き締める
「苔姫様…?」
「こうしていると落ち着かんか?花雪
花雪に何かあったのはワラワにはお見通しじゃ、じゃが聞かずにいる」
「…っ」
「大丈夫じゃ、花雪は優しい子じゃから直ぐに解決する、ワラワが保証するぞ!」
思わず涙を浮かべる花雪はリクオの思いやりも分かっていた、だが自分を重荷としてされている様な気がして飛び出してしまったのだ
早く仲直りしたい、そう思いながらいつの間にか花雪は小さな子供の様に苔姫の腕の中で眠っていた
そして空が白んで来た頃にそれは起こった
「な…何するのです!!」
「ん…?」
「ここをどこだと思っている!?ワラワはこの神社の土地神…苔姫なるぞ!!」
「お主が誰かは関係ない、どれほどの信仰を集めているか…が問題だ
お主自身を呪い殺し、ワシがこの神社の畏れとなる!」
「いやああああああん」
「!苔姫様!お前、何者です!」
「ん?その姿、月詠姫…ひひその袖上手そうじゃ~」
「花雪!来てはダメじゃ!」
「寄らないで!」
「うおっ」
目が覚めた花雪の瞳に飛び込んで来た苔姫を襲う妖怪、その妖怪は花雪を襲おうとするが持っていた護身刀で反らされる
威嚇しながらも苔姫を自分の背後に隠し、その妖怪の特性を見つめる
「袖置いてけ…」
「お前は四国の妖怪「袖モギ様」…?じゃあ根から奴良組の畏を奪うつもり?!」
「ヒヒッ月詠姫は頭も良いと見える、そうじゃワシは土地神殺しの専門
じゃがその呪いはお前にも効く!」
「!しまっ…」
「呪い殺されたくなかったら…二人纏めて袖置いてけー!!」
「花雪!!」
一瞬の畏を受けて怯んだ花雪の護身刀を弾き、袖モギは彼女の袖を掴もうとその腕を伸ばす
もうダメかと覚悟を決めた瞬間、彼女の目の前が漆黒色に埋め尽くされる、瞳を開けばそこには見知った姿
それから病院を離れ、少しの距離を歩いた所にある神社へ訪れた
「苔姫様ー」
「花雪!」
「ひゃっ」
「遅かったのう、ワラワは待ちくたびれたぞ!」
「ご、ごめんなさい」
「ん…?花雪、少し顔色が優れぬ様じゃが…何か奴良組であったのか」
「ひえっ?な、何故分かって…っ」
境内より現れた着物姿の少女に抱き着かれ、リクオとの喧嘩を見破られた花雪は目を見開き、口籠る
言い辛そうにしている彼女を見つめ、苔姫は花雪を座らせ、その体を抱き締める
「苔姫様…?」
「こうしていると落ち着かんか?花雪
花雪に何かあったのはワラワにはお見通しじゃ、じゃが聞かずにいる」
「…っ」
「大丈夫じゃ、花雪は優しい子じゃから直ぐに解決する、ワラワが保証するぞ!」
思わず涙を浮かべる花雪はリクオの思いやりも分かっていた、だが自分を重荷としてされている様な気がして飛び出してしまったのだ
早く仲直りしたい、そう思いながらいつの間にか花雪は小さな子供の様に苔姫の腕の中で眠っていた
そして空が白んで来た頃にそれは起こった
「な…何するのです!!」
「ん…?」
「ここをどこだと思っている!?ワラワはこの神社の土地神…苔姫なるぞ!!」
「お主が誰かは関係ない、どれほどの信仰を集めているか…が問題だ
お主自身を呪い殺し、ワシがこの神社の畏れとなる!」
「いやああああああん」
「!苔姫様!お前、何者です!」
「ん?その姿、月詠姫…ひひその袖上手そうじゃ~」
「花雪!来てはダメじゃ!」
「寄らないで!」
「うおっ」
目が覚めた花雪の瞳に飛び込んで来た苔姫を襲う妖怪、その妖怪は花雪を襲おうとするが持っていた護身刀で反らされる
威嚇しながらも苔姫を自分の背後に隠し、その妖怪の特性を見つめる
「袖置いてけ…」
「お前は四国の妖怪「袖モギ様」…?じゃあ根から奴良組の畏を奪うつもり?!」
「ヒヒッ月詠姫は頭も良いと見える、そうじゃワシは土地神殺しの専門
じゃがその呪いはお前にも効く!」
「!しまっ…」
「呪い殺されたくなかったら…二人纏めて袖置いてけー!!」
「花雪!!」
一瞬の畏を受けて怯んだ花雪の護身刀を弾き、袖モギは彼女の袖を掴もうとその腕を伸ばす
もうダメかと覚悟を決めた瞬間、彼女の目の前が漆黒色に埋め尽くされる、瞳を開けばそこには見知った姿