第十五幕 二名より吹き散らす毒
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「リクオくん!花雪ちゃん!今日は何の会議ですか?」
「さあ?」
「清継くんがさっきから何かしてるみたいだけど…」
「よし出来た!ふふふ…みんな、驚くなよ」
「?何です、これ」
「日本地図に火の玉みたいな記号がいっぱい…」
「フフフ…何に見えるかな?日本地図?ノンノン!!これは「全国妖怪分布図」だ!!化原先生との共作だよ」
「凄いですね…」
放課後の空き教室での清十字探偵団の活動、今日はどうやら清継と捩眼山で馬頭丸に操られた化原の分布図を見せられる事から始まる様子
純粋に感動する花雪の背後では鳥居やカナ達がゆらに教わった修行をしていた、が肝心のゆらはここにいない
「月夜見さんにはこの分布図の良さが分かるようだね、このマークを見てくれたまえ」
「あ、火の玉が降雨量みたいに!」
「これらは二人で文献を調べて得た妖怪の出没地域」
「へぇ―――…」
「こうしてみると西の方が多いんですねぇ、特に京都とかそれに…四国」
「京都は陰陽師や妖怪の歴史が古いし、四国は狸とかで有名ですもんね」
「そう!!人口や歴史を考えても四国や中国あたりは妖怪の多発出現地域だ
メジャーどころが東北や関西に多いだけで…マイナーながら妖怪王国と言えるだろうね」
「ふーん」
そういえばと花雪は狒々を襲った妖怪は未知なる勢力で風の妖怪、四国に伝わる中でもそんな妖怪がいたと思い出す
狒々の事を思い出し、沈みかける彼女の隣にいるリクオと氷麗がふと窓の外を見つめ、一言漏らした
「ん?」
「リクオ、どうしたの?」
「皆に気付かないで飛んでいってるカラス天狗があそこにいるんだ、フルスピードで」
「あ、本当だ…どうしたんだろう、焦ってるみたいだけど…」
「組に…また何かあったのか……?」
「え…」
「!で、でも花雪がそんなに深く考えすぎないで大丈夫だから!ね?」
「…うん」
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