第十三幕 紅閨に伏せる月に風
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「あらあら…花雪ちゃん、凄い熱ね~」
「うー…」
「今日は学校をお休みしてゆっくりしてましょうね、学校には電話をしておくから」
「ありがとうございます…若菜お母様」
旧鼠の一件ではリクオを心配していた花雪だが今回は逆の彼に心配させる羽目になってしまった
熱を宿した額には氷嚢と風邪のルックス、風邪の原因は捩眼山での無理の治癒力の使い方とキツい体を押しての牛鬼達の治療だろう
「花雪様、氷嚢を取り返させて頂きますね」
「ありがとう首無…でも風邪移らない?大丈夫?」
「ふふ、妖怪である私は人の風邪は移らないので心配はご無用ですよ
例え移ったとしても花雪様の風邪ならば喜んで受け付けます」
「!も、もうっいつもそうやって皆、私の事をからかうんだから…ケホケホッ」
「からかったつもりではなく本意なのですが…
後ほど鴆様が薬を持って来てくれるそうなのでそれまで眠っていて下さい」
「そうする…リクオはちゃんと学校行った…?」
「ええ、花雪様の付き添いをすると言いましたが若菜様に言われて渋々学校へ行きました」
「そっか、なら良かった…」
聞いた話でその光景が眼に浮かぶ様で花雪は笑みを浮かべ、うとうとと眠りについてしまう
眠りについた彼女に微笑みながら首無はその髪を掬い取り、口付けると部屋を後にした
そして昼頃
「おう花雪、大分熱が高ぇみたいだな」
「鴆さん、すいませんお手数を…」
「全くだ、妖力が無の時に治癒能力を無理して使うからそうなんだ
昔から花雪は無理しちゃあ体調崩すの繰り返しで俺が休む暇がねぇわ」
「か、返すお言葉もないです…」
「まあその方が俺も役立てて嬉しいから良いけどよ
安静にして寝てるこった、本家じゃあ無理な話か?」
「大丈夫だと思いますけど…」
「俺から言っといてやる」
「ありがとうございます」
.