第十一幕 嵐舞う梅は月を攫う
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「あ、先生も一緒に…」
「いやワシはもう山を下りるよ、じゃまじゃろう」
「そ、そうですか…?話をもっとききたかったのに」
「いやいやワシの役目は終わりだよ、そぉだ…夜は危ないから絶対に出ない方がいい」
「(あの人…今少しだけ妖気が…?気のせい、だよね)」
山を下りて行く化原を見ながら花雪は不安になりながらも心の中でそう呟く
新月の為に区別がつかずに体がどんどん重くなるのを感じながら、清継の別荘内に入った
「おおお」
「おおお」
「うおお~テンション上がる~~」
「成金趣味~」
「奴良組の屋敷と違う豪華さだね」
「うーん…」
「はっはっはっ父親の山好きがこうじて建てた別荘でね、この山の妖怪研究用に建てかえさせたものだ」
天上を飾るきらびやかなシャンデリア、鳥居と巻は目を輝かせるが花雪とリクオは顔を見合わせて苦笑する
「さぁおまちかね、この奥が特性の温泉だよ
女の子たち…先に思うぞんぶん入るがいい」
「うあああ―すっごーい」
「豪華すぎる~~」
目の前に広がる温泉の光景にカナや氷麗、ゆらに花雪を連れる鳥居達だが花雪は乗り気ではない
彼女の顔入りが優れない事を感じ取ったリクオはその手を取った
「リクオ?」
「花雪、無理しないで良いから寝てて?」
「やっぱり花雪ちゃん、具合が悪いのっ?」
「少しだけだよ、寝てれば治るから先に寝てたいかな…」
「清継くん!花雪を寝かせたいんだけど部屋どこかな?」
「むっならば月夜見さんは個室で先に寝ててくれ!こっちだよ」
「ありがとうございます」
笑みを見せる花雪に空気が柔らかくなりながらリクオは彼女を宛てがわれた部屋へ連れて行く
「リクオごめんね、私って結局足手纏いになっちゃってる…」
「足手纏いなんかじゃないよ、今夜は新月だから仕方ない、花雪はちゃんと寝てること!」
「ふふ、うん」
微笑みながら眠りについた花雪に安堵しながらもリクオは窓から見えた清継と島を見つけ、慌てて外へ飛び出た
「ん…あ、れ…リクオ…?つららちゃん…?」
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