第三十五幕 我妹子に三色菫の灯を与えん
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淀殿の言葉に殺気立つ京妖怪達が襲いかかる、先陣を切るぬらりひょんへ十字架のネックレスを首にかけたしょうけらが向かうがその刀を木魚達磨が食い止める
他所では二刀流を繰り出す鬼童丸と狒々が、げらげらと笑う槍を手にした狂骨と鴉天狗、先程まで桔梗の動きを封じていた茨木童子と雪麗が戦っていた、そしてこちらでも、
「おお…捩眼山の牛鬼ではないか…」
「!!鞍馬山の大天狗」
「元気そうじゃのう…しかし…ワシらに弓引くとは神童と呼ばれた梅若丸も只の阿呆になったようだな
あのような身の程知らずが大将ではそれも致し方なしか」
「確かに…うちの大将が進む道は獣道…だが、それだからこそ―――面白い!!」
旧知の仲であった鞍馬山の大天狗の言葉に牛鬼は戦闘を楽しむ阿修羅の如く、刀を容赦なく振るう
戦いの間を縫い、ぬらりひょんは桔梗を捕らえている淀殿がいる上座へ走る、その姿に淀殿は鋭い眼光になるが直ぐに目元を緩める
「面白い…面白い余興じゃ…ここまで魅せる役者も珍しい
妾に刃向こうた妖は百年振りじゃ」
「ワシの女に触んじゃねぇ!!」
桔梗に触れる淀殿へと怯む事なく刃を持ち、走るぬらりひょん
だが淀殿から人間が持ち得ぬおぞましい妖気が溢れ出ると八つの何かがその体を切り裂き、行動を制止させた
「ガハ…」
「妖様…っ」
「ほう…この月の姫に惚れているのか…この芝居は本当に奇想天外じゃ、この姫、妖を誑かす力を持っておるのか
ますますその生き肝、食ろうてみたくなったわい」
「っあ…」
「桔梗おぉぉぉぉ――――――!!」
涙を浮かべ、ぬらりひょんの姿を見つめる桔梗に再び興味を得た淀殿否羽衣狐は顎に指を沿え、彼に挑発する
目の前で愛しい存在が危機に晒されている、その姿にぬらりひょんは血反吐を吐きながらもその名を叫んだ
我妹子に三色菫の灯を与えん
(君の名を"ゆるぎなき魂"で叫ばん)
***
三色菫=ビオラ(洋名/紫)
花言葉=「ゆるぎない魂」
他所では二刀流を繰り出す鬼童丸と狒々が、げらげらと笑う槍を手にした狂骨と鴉天狗、先程まで桔梗の動きを封じていた茨木童子と雪麗が戦っていた、そしてこちらでも、
「おお…捩眼山の牛鬼ではないか…」
「!!鞍馬山の大天狗」
「元気そうじゃのう…しかし…ワシらに弓引くとは神童と呼ばれた梅若丸も只の阿呆になったようだな
あのような身の程知らずが大将ではそれも致し方なしか」
「確かに…うちの大将が進む道は獣道…だが、それだからこそ―――面白い!!」
旧知の仲であった鞍馬山の大天狗の言葉に牛鬼は戦闘を楽しむ阿修羅の如く、刀を容赦なく振るう
戦いの間を縫い、ぬらりひょんは桔梗を捕らえている淀殿がいる上座へ走る、その姿に淀殿は鋭い眼光になるが直ぐに目元を緩める
「面白い…面白い余興じゃ…ここまで魅せる役者も珍しい
妾に刃向こうた妖は百年振りじゃ」
「ワシの女に触んじゃねぇ!!」
桔梗に触れる淀殿へと怯む事なく刃を持ち、走るぬらりひょん
だが淀殿から人間が持ち得ぬおぞましい妖気が溢れ出ると八つの何かがその体を切り裂き、行動を制止させた
「ガハ…」
「妖様…っ」
「ほう…この月の姫に惚れているのか…この芝居は本当に奇想天外じゃ、この姫、妖を誑かす力を持っておるのか
ますますその生き肝、食ろうてみたくなったわい」
「っあ…」
「桔梗おぉぉぉぉ――――――!!」
涙を浮かべ、ぬらりひょんの姿を見つめる桔梗に再び興味を得た淀殿否羽衣狐は顎に指を沿え、彼に挑発する
目の前で愛しい存在が危機に晒されている、その姿にぬらりひょんは血反吐を吐きながらもその名を叫んだ
我妹子に三色菫の灯を与えん
(君の名を"ゆるぎなき魂"で叫ばん)
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三色菫=ビオラ(洋名/紫)
花言葉=「ゆるぎない魂」