第十三戦 聖者の帰還
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-なるほど…刹那は私が出たら怪しまれるからそれで…
「なるほど、そんな事に興味を抱く年頃であるのは分からなくもないけどこの辺はまだ危険だよ早く立ち去った方が良い」
「はいそうします、失礼します」
刹那はそう言うと軽く頭を下げ背を向けるとその目線をルナに向けて行くぞと目線で伝えるのでそれに軽く頷く
「少年、君はこの内紛をどう思う?」
「しつこい…っ」
「(黙ってろルナ)え…?」
「この内紛をどう思うかな?」
「ぼ、僕は…」
そしてルナはポニーテールの男が零した言葉を聞き逃さなかった
どうやら軍服に身を纏った男はグラハムと言う名前らしい、それを聞きながらもルナは刹那を心配して見つめる
「客観的に見れない、なら君はどちらを支持する?」
「しっ支持はしません、どちらにも正義はあると思うから
でもこの戦いで人は死んで行きます、たくさん死んで行きます…」
「同感だな」
「?!」
「軍人の貴方が言うんですか?」
グラハムの言葉にルナは驚きを露にした、軍人の貴方が言うんですか?それはまさしくルナも聞きたかった事だった
そして次の言葉を聞く為に耳を研ぎすませる
「この国に来た私達はお邪魔かな?」
「だって…軍人が来たら被害が増えるし…」
「君だって戦っている」
「え…?!」
「(何を言う気?)」
「後ろに隠しているモノは何かな?そして岩に隠れているのは誰だ?」
「っ…(私の事も知って…?!)」
「…っ!(ルナだけでも…!)」
「恐い顔だ」
そう刹那は後ろに銃を隠し持っていた、ルナは素早くナイフを取り出していつでも投げる準備をする
二人はしばし睨み合っている、だが先にその沈黙を破ったのはグラハムの方だった
「カタギリ一昨日ここから受信アンテナを攻撃した機体はAEUの最新鋭機イナクトだったな」
「!いきなり何を…」
「しかもその機体はモラリアのPMCから奪われたモノらしい…撤収するぞ」
そこまで言うとグラハムとカタギリは刹那から背を向け立ち去っていった、それを見てルナは刹那に駆け寄った
「刹那大丈夫だったっ?」
「あぁ大丈夫だ…PMCのイナクト…まさかっ」
「知ってるの?…まさかあの時の?」
刹那とルナの脳裏に浮かぶのはモラリアで会ったあの男の姿
その名前を刹那は知っている、そして呆然と声を出す
「奴が…アイツが…この内紛に関わっている…?何故だ…」
「刹那…?」
「何故…何故今になって…」
「大丈夫」
「!ルナ…」
ルナは物思いに耽っていた刹那の手を握り締めた、その温もりに刹那は目を見開きながらも安心した様に目を閉じる
-この気持ちは…何なんだ…
ルナを守りたい、ずっと一緒にいたい…、!俺はルナが…?
-何なんだろう…刹那が今孤独に見えた
だけど私がいるって事を知ってもらいたくてこんな事しちゃった…
ずっと一緒にいたい、この気持ちって…恋、なの…?
刹那とルナは自分の思いに気付きかかっているがルナは手をゆっくりと離すと刹那の目を見る
「刹那、ロックオンに報告しよ?」
「あ、あぁ…」
少し躊躇いながらも刹那はロックオンへと繋ぎ話す、そしてロックオンの声が聞こえてくる
『何だって?ポイントF-3987、そこに何がある?』
それを聞いてる間には刹那とルナは手を繋ぎ走りながら降りていた、そしてロックオンの言葉に返答を刹那がする
「ないかもしれない…っ!だが行ってみる可能性はある」
『黙って待つよりはましか…了解だ、刹那!ルナ!』
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