第十八戦 交錯する想い
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「私、刹那に頼ってばかりね…」
「俺は…嬉しい」
「え?」
「ルナは無理ばかりをして自分の事を抱え込み過ぎている、だから頼られて嬉しいんだ」
「刹那は…本当に優しいわね」
「お前にだけだ」
「ふふ、嬉しい。戦闘準備に入りましょ?私はもう大丈夫よ」
「…分かった」
自室で素早くパイロットスーツに着替え、髪をポニーテールにして慌ただしく外へと出れば、そこにはまた刹那が待っていたので笑ってみせた
通路を浮遊してるその時、ミレイナとフェルトの声が流れ出した、その内容は大切ながらもミレイナの言葉でその雰囲気も一変していた
「光学カメラがMS部隊を補足しました!戦闘宙域まで0054」
「総員大変です、敵が来るです!そんなこんなでいつもの感じで宜しくです!」
「ミレイナ、はしょり過ぎ!」
「…ルナ、傷の具合はどうだ?」
「もう大丈夫よ」
二人の会話に笑ってしまえば、通路で出会ったティエリアにそう聞かれ、ルナは笑って答えた
彼とは別ルートに進み、刹那と彼女はコンテナへと進んでいたがその目の前にパイロットスーツを着込んだ沙慈を見つけた
驚きつつも二人は顔を見合わせ頷き、沙慈の前に立ち止まる
「沙慈?」
「沙慈・クロスロード…」
「アロウズの部隊の中にルイスの乗った機体があったよ…
この四ヶ月は戦力を整える為に敵から逃げ続けて来た…でももう戦うんだろ?」
「ああ」
「ルイスを撃つつもり?」
「…私はしないわ」
「えっ?」
「それはお前次第だ、戦いは破壊する事だけじゃない、創り出す事だって出来る
俺達は信じてる、俺達のガンダムならそれが出来ると…後はお前次第だ」
「沙慈、貴方はどうしたい?」
ルナの言葉に沙慈は驚きを隠せなかったが、刹那の言葉と彼女からの問いに彼は顔を下に俯かせる
今彼は悩んでいるのだろうか、だが彼の答えを聞かなければ戦闘には迎えないからただ待つ
「……僕は…引き金を引けない…」
「分かっている」
「ルイスに叫び続ける事しか出来ない」
「分かっている」
「それでも僕…僕は……」
「会いに行こう!ルイス・ハレヴィに」
「ああ…ああ!」
「~っああもうっまどろっこしいわね!ほら早く手を繋ぎなさいっ」
「「!」」
刹那は沙慈へと手を差し伸べる、その言葉に彼は強い眼差しを向けたが一向に手を繋がない沙慈にルナはやきもきし、絶えきれずに手を繋がせた
それに二人は一瞬惚けてしまったが苦笑に似た笑みを浮かべ、コンテナへと向かう