第十七戦 散りゆく光の中で
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[…貴女がそう決めたのならもう何も言わないわ、ただし生きて帰って来るのよ?]
「はいっ!」
「ルナ、気を付けて下さいね、パイロットスーツは向こうに置いてます」
「本当にありがとうございます、それではまた後で!」
通信越しにスメラギに、アニューにと頭を下げルナはパイロットスーツに着替える為に部屋を出た
素早く着替え、ルナはラグエルのあるコンテナへと走り入ろうとしたが中から声がする
黙っていても仕方ない、残されたのは自分だけ、ならば急いで出撃して援護しなければ
「せ、刹那?!」
「な…ルナ!どうしてお前がここに…」
「待っとたぞ、ルナ。話は聞いてる、整備は終わらせてるから派手にやってこい!」
「はい!」
「戦う…のか?」
「ええ、刹那に止められるかもしれないって事と皆に心配かける事分かってて言ってるの…お願い、刹那」
「…何を言っても聞かないのは分かっている、止めはしない、だが無茶はするなよ、ルナ」
「分かってるわ、刹那も無理はしないのよ?」
微笑むルナは普段通りに見えても刹那にはやはり少々弱々しく感じる、刹那もスメラギを何とか説得した彼女の腕を引っ張りながらダブルオーとラグエルへと近付く
だがここで一つ問題が発生した、そう肝心のオーライザーのパイロットの事だ
「オーライザーにパイロットが必要だ…ラッセに頼みたい所だが…」
「…オーライザーに乗れ」
「え、僕がっ?」
「刹那?」
「六万もの人名がかかっている、これは守る為の戦いだ」
「守る為の…」
「沙慈、お願い…民間人の貴方を巻き込みたくないけど今は沙慈しかいないの…」
突然の刹那の言葉に沙慈とルナも驚きを隠せないが確かに今は彼しかいない、ルナも刹那の言葉に乗り、沙慈を説得しようと真剣な眼差しで見つめる
かけられた言葉に思い出すのは虐殺されたカタロンの人々
「…成功の確率は低いだろう、だが始まる前から諦めたくない!」
「…守る為の…戦い…」
「私達は沢山の人を守りたいの、決して殺すだけの戦いにはしないわ」
「…コイツを着て行け」
「それじゃあ、私は先にコックピットにいるわ」
沙慈にイアンはパイロットスーツを渡し、命を守れと伝わると彼は力強く頷いた、無言の答えにルナは安堵し刹那にそう微笑み、ラグエルのコックピットでヘルメットを付ける
数分もしない内に沙慈と刹那も両機に乗り込み、最初にその二人が出撃した
[ルナ、先に行く、傷口が開かない様に戦えよ]
「ええ、刹那も沙慈も気を付けて」
[ああ、お前もな]
[う、うん]
[射出タイミングをラグエルに譲渡、ルナ、本当に気を付けてね…]
「ありがとうフェルト、ルナ・アンジェラ、ラグエル、行くよ!」