第十七戦 散りゆく光の中で
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刹那によってコックピットから出されたルナはアニューの手解きにより、カプセルで眠りながら治療を受けていた
負傷した肩の部分は大きく露出しており辛うじて胸の辺りを布団で隠され、下はスカートしか着ていない
彼女を心配そうに見つめるアニューの前に男である刹那が堂々と入って来たので彼女は驚くが恋人同士なのを思い出し、止める事はしなかった
「…怪我の治療状態はどうなんだ」
「あ、はい、傷が開いてるので出血量が多く、傷口も広がってますが何とか治りそうです」
「そうか…」
「本当に…大切になさってるんですね、ルナを」
「ああ……。一つ聞きたい、ルナの左肩の傷は治らないのか?」
「はい…MSの攻撃だったので生きている内ではずっと残ると思います」
その言葉に刹那は顔を少々俯かせるが、それを一番気にしているのは目の前のルナであるのを思い出し、顔を上げる
治療中の為に触れる事は出来ないが、カプセルに手を添え、眠り続けている彼女の顔を見つめる
忌わしいあの日の様にルナが自分を置いて眠り続けるのかと彼は恐れてしまう
だがその行動を止め、トレミー全体を凍り付かせたフェルトの切羽詰まった声が響く
「光学カメラがオービタルリング上に大型物体を捕らえました!」
「「!」」
「治療を頼む!」
「は、はい!」
もう一つの衛星兵器の存在を現す言葉に刹那は表情を歪め、メディカルルームを後にした
ルナの傷は殆ど塞がっている、アニューはもう一息かと思い、再び端末に手を伸ばし治療を続ける
だがフェルトの声で目が覚めたのかルナの目はゆるゆると開き、一つ声を上げて目覚めた
それに驚きつつもアニューは彼女のカプセルを開き、微笑んでみせる
「う…ぁ…アニュー…さん…?」
「はい、さっきまで刹那さんがいたんですけど…」
「…フェルト、の声…衛星兵器がある…って本当、なんですか…」
「…はい、今は体調、痛み等どうですか?」
「もう…大丈夫、です、今の戦況をどうなってるか教えて、下さい」
「それが…」
アニューの話を纏めるとこうだ、以前破壊していたと思っていた衛星兵器メメントモリが二個存在していた事
軌道エレベーターがカタロンにより占拠されてしまい、アロウズはそのメメントモリでエレベーターを攻撃しようとしているとの事だった
説明に顔を少々歪めながらもアニューに感謝の意で頭を軽く下げ、布団を肩にかけ、外に出ようとしている
慌ててアニューはルナの腕を引き、何をする気なんですか、といつもより強く聞くと彼女は弱々しく微笑む
「戦いが私の役目なんです、きっとラグエルが必要な時が来ます
私が戦って救える命があるなら守りたい、助けたいんです」
「…ですがスメラギさんに通信を入れてみてからにして下さい、無茶ばかりすると皆さんが心配しますから」
「迷惑をかけてしまってすいません…」
[どうしたの?ルナの治療は終わったの?]
「いえ、それが…」
「スメラギさん、ルナです、話は全てアニューさんに聞きました、私もミッションに参加させて下さい」
[な…!何を言ってるの?!貴女の体はまだ万全ではないのよ?出撃許可は出せないわ!]
[そうよ、ルナ!]
「でも前回のミッションの事を敵も覚えていたら、以前よりも警護のMSの数が増えてると思うんです、そうなったら一機でも多くの戦力が必要でしょう?
それに皆が戦っている時に一人眠っている事なんて出来ない、だから…出撃許可を下さい」
ルナの正論にスメラギは黙り、真剣な彼女の目を見て考える
その迷いなき前だけを見据える目に自分はどれだけ助けられただろうか、一つ笑みを零す
負傷した肩の部分は大きく露出しており辛うじて胸の辺りを布団で隠され、下はスカートしか着ていない
彼女を心配そうに見つめるアニューの前に男である刹那が堂々と入って来たので彼女は驚くが恋人同士なのを思い出し、止める事はしなかった
「…怪我の治療状態はどうなんだ」
「あ、はい、傷が開いてるので出血量が多く、傷口も広がってますが何とか治りそうです」
「そうか…」
「本当に…大切になさってるんですね、ルナを」
「ああ……。一つ聞きたい、ルナの左肩の傷は治らないのか?」
「はい…MSの攻撃だったので生きている内ではずっと残ると思います」
その言葉に刹那は顔を少々俯かせるが、それを一番気にしているのは目の前のルナであるのを思い出し、顔を上げる
治療中の為に触れる事は出来ないが、カプセルに手を添え、眠り続けている彼女の顔を見つめる
忌わしいあの日の様にルナが自分を置いて眠り続けるのかと彼は恐れてしまう
だがその行動を止め、トレミー全体を凍り付かせたフェルトの切羽詰まった声が響く
「光学カメラがオービタルリング上に大型物体を捕らえました!」
「「!」」
「治療を頼む!」
「は、はい!」
もう一つの衛星兵器の存在を現す言葉に刹那は表情を歪め、メディカルルームを後にした
ルナの傷は殆ど塞がっている、アニューはもう一息かと思い、再び端末に手を伸ばし治療を続ける
だがフェルトの声で目が覚めたのかルナの目はゆるゆると開き、一つ声を上げて目覚めた
それに驚きつつもアニューは彼女のカプセルを開き、微笑んでみせる
「う…ぁ…アニュー…さん…?」
「はい、さっきまで刹那さんがいたんですけど…」
「…フェルト、の声…衛星兵器がある…って本当、なんですか…」
「…はい、今は体調、痛み等どうですか?」
「もう…大丈夫、です、今の戦況をどうなってるか教えて、下さい」
「それが…」
アニューの話を纏めるとこうだ、以前破壊していたと思っていた衛星兵器メメントモリが二個存在していた事
軌道エレベーターがカタロンにより占拠されてしまい、アロウズはそのメメントモリでエレベーターを攻撃しようとしているとの事だった
説明に顔を少々歪めながらもアニューに感謝の意で頭を軽く下げ、布団を肩にかけ、外に出ようとしている
慌ててアニューはルナの腕を引き、何をする気なんですか、といつもより強く聞くと彼女は弱々しく微笑む
「戦いが私の役目なんです、きっとラグエルが必要な時が来ます
私が戦って救える命があるなら守りたい、助けたいんです」
「…ですがスメラギさんに通信を入れてみてからにして下さい、無茶ばかりすると皆さんが心配しますから」
「迷惑をかけてしまってすいません…」
[どうしたの?ルナの治療は終わったの?]
「いえ、それが…」
「スメラギさん、ルナです、話は全てアニューさんに聞きました、私もミッションに参加させて下さい」
[な…!何を言ってるの?!貴女の体はまだ万全ではないのよ?出撃許可は出せないわ!]
[そうよ、ルナ!]
「でも前回のミッションの事を敵も覚えていたら、以前よりも警護のMSの数が増えてると思うんです、そうなったら一機でも多くの戦力が必要でしょう?
それに皆が戦っている時に一人眠っている事なんて出来ない、だから…出撃許可を下さい」
ルナの正論にスメラギは黙り、真剣な彼女の目を見て考える
その迷いなき前だけを見据える目に自分はどれだけ助けられただろうか、一つ笑みを零す