第十五戦 反抗の凱歌
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アルケーガンダムとの戦闘を繰り広げる中、ダブルオーライザーはその圧倒的な力でアルケーガンダムへと止めの一撃を刺そうとした
だがコックピットに響く子供達と女性、否マリナの子守歌が刹那を動揺させ、それにより攻撃の手を緩めてしまい、アルケーガンダムを逃がしてしまう
だが今の彼にはそんな事どうでも良かった、ただ今の彼の頭にあるのはこの歌と自分の戦いの意味への疑問だけ
「何故…俺は…戦いを…」
小さく呟く刹那の目は小さく、しかしはっきりと揺らいでいた、だが目の前に写った地上へと落下するラグエルを見て我に帰る
ダブルオーライザーを操縦し、ラグエルを間一髪の所で抱きとめ、ルナがいるコックピットを強引に開き、中へと入った
「ルナッ!」
コックピット内はむせ返る様な血の香りで包まれ、刹那は眉を潜めてしまった、その派生元であるルナは意識がない
サーシェスに撃たれた二カ所の怪我から血を大量に流し、気を失っているルナを彼は抱き締めた
これ以上、ここに留まり続けてはアロウズに見つかる可能性が高い、顔色の悪い彼女を抱き、彼はダブルオーライザーのコックピットへと乗り込む
幸いにもこの近くにカタロンの基地があるのを思い出し、基地の場所を特定し、ラグエルの腕を引っ張り、発進した
「…っ、ぅ……」
「もう少しだ…もう少しだから我慢してくれ…ルナ…」
眉間に眉を寄せ、苦しげに息を吐くルナを狭いながらも刹那は自分の体に寄り掛からせ、息がし易い様にしてやるのが精一杯だった
*** * ***
カタロンの基地では突然来訪して来たダブルオーライザーとラグエルに驚きを隠せない為にそこに人が集まっていた
二機の事を聞き付けたマリナは洗濯籠を持ち、人込みの間を縫い、二機へと駆け寄る
人が集まっている中で刹那はルナを片手で支えながら、もう片方の手で梯子を持って地上へと降りるが彼女の体が後ろへと傾き、その場に一時膝を付く
先程よりも傷口から新しい血が流れ始めている彼女の体を抱き締め、苦々しく表情を変えていると駆け寄って来たマリナが彼へと声をかけた
「刹那!一体何が…!」
「…マリナ・イスマイール」
「…?っ!ルナ!どなたかっ衛星兵を呼んで!ルナしっかりして!ルナ!ルナッ!」
「…っ」
マリナの呼び掛けにより呼ばれた衛星兵はルナの体に止まっていた銃弾を取り出す為の緊急手術を行う
漸く銃弾が取り出せ、ここで出来る精一杯の治療を施せば彼女は先程より安定した息を吐いている事が分かり刹那は安堵する
ベットが今開いていないとの事でルナは子供達の遊ぶ部屋へと寝かされる事になった
刹那は彼女が起きるまで起きているつもりだったが、何時の間にか眠りに落ちてしまっていた
*** * ***
「ここは……、っ!この家は…… !」
刹那は何時の間にか夜も開けない街、否自分の故郷である亡きクルジスの自分の家の前にいた
呆然としている彼の前に現れたのは幼い頃の自分自身、まだ神の存在を信じ、ルナと会っていないあの頃の自分
「この身を神に捧げ…この聖戦に参加する…神に許された戦士となる…!」
「っ!」
その言葉は自分があの大罪を行う前に呟いていた言葉、立ち尽くしていると背後の家では両親が幼い自分を心配する声
次に起きる惨劇を思い出し、家の中へと躊躇わず入り、幼い自分が両親に向けている銃を取り上げた
「止めろ!」
「な!何をするんだ!僕は…神の教えを守る為に!」
「この世界に神はいない!…いないんだ
お前がしている事は暴力を生み出すだけの卑劣な儀式だ!コイツを家から出すな!」
幼い自分から銃を奪い取りそう吐き捨てれば、自分を生きている両親へと突き飛ばす
銃を憎む様に睨み付け、刹那は家の外へと出て走り出す、だが目の前に突然現れたのはここにいない筈の彼、ニールが立ち塞がった
だがコックピットに響く子供達と女性、否マリナの子守歌が刹那を動揺させ、それにより攻撃の手を緩めてしまい、アルケーガンダムを逃がしてしまう
だが今の彼にはそんな事どうでも良かった、ただ今の彼の頭にあるのはこの歌と自分の戦いの意味への疑問だけ
「何故…俺は…戦いを…」
小さく呟く刹那の目は小さく、しかしはっきりと揺らいでいた、だが目の前に写った地上へと落下するラグエルを見て我に帰る
ダブルオーライザーを操縦し、ラグエルを間一髪の所で抱きとめ、ルナがいるコックピットを強引に開き、中へと入った
「ルナッ!」
コックピット内はむせ返る様な血の香りで包まれ、刹那は眉を潜めてしまった、その派生元であるルナは意識がない
サーシェスに撃たれた二カ所の怪我から血を大量に流し、気を失っているルナを彼は抱き締めた
これ以上、ここに留まり続けてはアロウズに見つかる可能性が高い、顔色の悪い彼女を抱き、彼はダブルオーライザーのコックピットへと乗り込む
幸いにもこの近くにカタロンの基地があるのを思い出し、基地の場所を特定し、ラグエルの腕を引っ張り、発進した
「…っ、ぅ……」
「もう少しだ…もう少しだから我慢してくれ…ルナ…」
眉間に眉を寄せ、苦しげに息を吐くルナを狭いながらも刹那は自分の体に寄り掛からせ、息がし易い様にしてやるのが精一杯だった
*** * ***
カタロンの基地では突然来訪して来たダブルオーライザーとラグエルに驚きを隠せない為にそこに人が集まっていた
二機の事を聞き付けたマリナは洗濯籠を持ち、人込みの間を縫い、二機へと駆け寄る
人が集まっている中で刹那はルナを片手で支えながら、もう片方の手で梯子を持って地上へと降りるが彼女の体が後ろへと傾き、その場に一時膝を付く
先程よりも傷口から新しい血が流れ始めている彼女の体を抱き締め、苦々しく表情を変えていると駆け寄って来たマリナが彼へと声をかけた
「刹那!一体何が…!」
「…マリナ・イスマイール」
「…?っ!ルナ!どなたかっ衛星兵を呼んで!ルナしっかりして!ルナ!ルナッ!」
「…っ」
マリナの呼び掛けにより呼ばれた衛星兵はルナの体に止まっていた銃弾を取り出す為の緊急手術を行う
漸く銃弾が取り出せ、ここで出来る精一杯の治療を施せば彼女は先程より安定した息を吐いている事が分かり刹那は安堵する
ベットが今開いていないとの事でルナは子供達の遊ぶ部屋へと寝かされる事になった
刹那は彼女が起きるまで起きているつもりだったが、何時の間にか眠りに落ちてしまっていた
*** * ***
「ここは……、っ!この家は…… !」
刹那は何時の間にか夜も開けない街、否自分の故郷である亡きクルジスの自分の家の前にいた
呆然としている彼の前に現れたのは幼い頃の自分自身、まだ神の存在を信じ、ルナと会っていないあの頃の自分
「この身を神に捧げ…この聖戦に参加する…神に許された戦士となる…!」
「っ!」
その言葉は自分があの大罪を行う前に呟いていた言葉、立ち尽くしていると背後の家では両親が幼い自分を心配する声
次に起きる惨劇を思い出し、家の中へと躊躇わず入り、幼い自分が両親に向けている銃を取り上げた
「止めろ!」
「な!何をするんだ!僕は…神の教えを守る為に!」
「この世界に神はいない!…いないんだ
お前がしている事は暴力を生み出すだけの卑劣な儀式だ!コイツを家から出すな!」
幼い自分から銃を奪い取りそう吐き捨てれば、自分を生きている両親へと突き飛ばす
銃を憎む様に睨み付け、刹那は家の外へと出て走り出す、だが目の前に突然現れたのはここにいない筈の彼、ニールが立ち塞がった