第十一戦 ダブルオーの声
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「あれが…ダブルオーライザー…」
ポツリと呟き、自分の周りを漂う粒子を手に取って見る、それはとても美しく儚いものにも見えた
トランザムの使用時間を越え、粒子も消え、ダブルオーライザーも通常に戻る
「ルナ、刹那と一緒にブリッジに来て、大変な事が地上で起こったの!」
「!分かった、直ぐに行く!」
フェルトの言葉に踵を引き返そうとした時に背後から刹那が現れ、事の内容を説明すると彼も頷いた
「了解した、行くぞルナ」
「ええ」
今度こそ、ルナは刹那と共に呼び出されたブリッジへと急いだ、もう二人の他に呼び出された者達はそこに集まっていた
どうやらルナ達が最後だった様でロックオンにからかわれながらも目の前のモニターに穴が開いた地上の国が写し出された
「な、に…これ…」
「これは…衛星兵器…!」
「恐らく…太陽光発電を応用した物だと思われます、入って来る情報が少ないですけど…」
「何所が狙われた?」
「中東スイールです」
「スイールが?」
「刹那、知ってるの?
「ああ…」
「これがアロウズ…否リボンズ・アルマークのやり方なのか…」
フェルトの上げた国名に刹那は微かに声を上げ、驚きを露にさせる、そんな彼の変化に一早く気付きルナはそう質問したのだ
「スメラギさん」
「ええ。補修が終わり次第トレミー出港、連邦の衛星兵器破壊ミッションに入ります、各員持ち場に…」
「待ってくれ!」
「ティエリア…?どうしたの?」
アレルヤに催促され、指示したスメラギの言葉を遮る様に声を上げたのは滅多に声を荒げないティエリアだった
そんな彼に全員が視線を向けるとティエリアの表情は何処か不安げにも伺えた
「その前に…皆に話しておきたい事がある。連邦を裏から操り、世界を支配しようとする者達がいるんだ」
「何?!」
「支配だと?」
「どうして、そんな事を知っている?」
「僕は彼等と会った、彼等の名は"イノベイター"」
彼の表情にもう悩みはない真っ直ぐな表情、それにルナはホッと胸を撫で下ろす
そしてティエリアは自分が言うべきか悩んでいた事をここで全部ルナ達に打ち明けたのだった
「ヴェーダによって産み出された生体端末…"イノベイター"」
「ソイツ等がアロウズを動かし、ヴェーダまでも掌握してるってのか!」
「と言う事は僕達が武力介入を開始した五年前から…」
「活動してたって事になるな」