第八戦 無垢なる歪み
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「遅い、一体何をしていたんだ、君は」
「う…ご、ごめんなさい、ピンヒールとか歩き難くて…」
「しょうがないな…行くぞ」
「…うん」
会場に踏み込む手前で待っていたティエリアはごく自然にルナの手を取り会場へと入る、広がる豪華な雰囲気は何処かこちらを圧倒している様な感覚に陥る
だが刹那に填めて貰った指輪に触れながら、辺りを睨む様に観察する
-私達の敵…アロウズ…世界の歪み…!
「…殺気を出し過ぎだ、ルナ」
「!ごめん…」
何時の間にか発していた殺気に気付かれ、釘を刺された為にルナは落ち着きを取り戻す
ティエリアと共に留美達が入って来たのを見送り、群がって来た男性達と軽く解釈を始める
「今度貴女をエスコートさせて頂きたい」
「ええ、喜んで」
「なら僕は貴女を」
「それは楽しみです」
強いて言うならば、今のティエリアは美女、ルナは美少女といった所か、男達は何とか二人の気を引こうと話が弾む
同じ会話ばかりでルナは何処か気が飛ぶ、小さく溜息を付けば、ティエリアに肘で突かれ止める
「失礼」
「「!」」
話が止む事がない男達は高い第三者の声におお、と声をあげた、目の前の男達だけではない、会場の者達がその人物に目を向けている
アロウズの中で知られた人物か、そう思いながらルナとティエリアは背後を振り向くとルナと同じくらいの青年の姿
青年は二人へと手を差し伸べてきた
「初めましてリボンズ・アルマークと申します、一曲いかがですか?」
「…刹那の元へ先に戻っていろ」
「了解…ごめんなさい、私、少し会場の外の空気を吸ってきますので…」
「おや、それは残念だ」
リボンズの手を取ったティエリアの指示に従ってルナは会場を後にしようとふらふらとした足取りで歩き出す