弐拾参話 共存ニヒリズム
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「おう、はよ芹罹ちゃん」
「…私…壊れたんですか?」
「んにゃそうじゃないな、多分殺傷症候群、D.L.L.Rシンドロームだな、自動症の最高峰
芹罹ちゃんはあたしが見た限りじゃあ三日以内に何かを殺したり傷つけなきゃ暴走して同じ様な事する」
「潤さん」
「ん?」
「私が私じゃなくなったら…」
「止めてやるよ、最後の最期まで踏ん張って生き抜いてみせろよ芹罹ちゃん」
「…うん」
11の頃に私の中に政宗が言う様に化物が生まれました、まあ病気ですけどね、元の場所ではリミッターが外れない様にしてたんですがこちらではダメでした
最高峰を目指して人の屍を重ね、両親でさえも私が殺した、自身の快楽の為に人を殺す、二つの殺し名の血の異常性と力に畏怖して《忌子》と呼ばれて来ました
「ざっと話した感じはこんなものです、恐ろしいでしょう
自分が生きる為に人を喰らう、そんな私を《忌子》と《化物》と呼ばずに何と言いますか」
「…」
私の言葉に政宗は黙り込む、それはそうだ、こんな話をされればこの人だって畏怖し遠ざけるだろう、でもずっと一緒にいたかった
出来ればこんな私の話をしないで「刀」でいたかった
「…!政、宗?」
「…」
「政宗どうしたんです、哀れむなら止めて下さい」
「Pities?そんな事しねぇよ」
政宗に抱き締められた、とても強く、暖かく、止めて、私はもう貴方に触れて温もりを与えられる権利はないと言うのにどうして?
共存ニヒリズム
(共に在るのはこの闇だけで良いのに)
***
ニヒリズム=虚無主義
この世界、特に過去および現在における人間の存在には意義、目的、理解できるような真理、本質的な価値などがないと主張する哲学的な立場の事