八話 不透明な正義に彼岸花を
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「私の主達は嘘をつかないよ、いつかの近い日にいつきちゃん達が笑って暮らせて安心にお米を作れる日をくれる
貴女達の手が血で汚れればお米なんか作れない、鍬も持てない、だからもう止めよう?まだ血に汚れてないからまたいつもの日に戻ってお米作れるから…ね?今は私達を信じて?」
「…っ…っ!」
「ありがとういつきちゃん」
いつきちゃんは私の言葉に泣きながら頷いてみせてくれた、元々は優しい子なんだから人を殺すなんて怖かった筈、今やっとその重荷が取れて楽になった感じかな
政宗達はその姿に微笑んでいつきちゃんを私に任せて倒れた農民達の手当に向かった、そしていつきちゃんは涙を少し浮かばせながらも私の胸から上目に私を見上げてくる、やっぱり可愛いな…
「あの、姉ちゃんありがとう」
「ん?私は何もしてないよ、それよりもさっきの戦いはゴメンね、痛くない?」
「平気だ!稲刈りに比べれば軽いべ!」
「にふふーそっか」
「!あ、あの姉ちゃんは何て名前だ?」
「私?私は闇口芹罹だよ」
「芹罹姉ちゃんだな!」
にぱっと人懐っこい笑顔を見せるいつきちゃんに私も自然と笑みが溢れる、何だかまた顔赤いんだけど風邪かな?服装凄い露出高いもんねー
いつきちゃんはブンブンと頭を横に振ると私から体を離して真剣な目で語ってくる
「芹罹姉ちゃん、戦いなんか止めてオラ達と米作らねぇだか?!姉ちゃんみたいな綺麗な人が戦うなんて危ねぇだ!だから一緒に…!」
「ありがとういつきちゃん」
私は静かにいつきちゃんの申し出に首を振る
「何でだ?あの青いお侍さんの為だか?」
「うん、あの方は私の唯一の主…一生あの人の「刃」として仕えたい
それに私は根っからの兵士だから戦う事は本望だよ、だからいつきちゃんとは一緒にいれない」
「そっか…それで姉ちゃんは幸せだべか?」
「うん幸せだよ」
「ならオラは何も言わないだ!なあオラの所、いつも来てくれ!芹罹姉ちゃんなら大歓迎だべ!」
「にふふじゃあまた来るよ、その時はいつきちゃんのお米食べさせてね?」
「んだ!」
約束を交わして私といつきちゃんは政宗達の所に手を繋いで向かう、向かう時に成実に「姉妹みたいだな」って言われてとても嬉しかった、この世界でも妹みたいな存在が出来たから
その後完璧に農民達の皆さんの手当も終えて私達は奥州へと戻っていった
「芹罹、随分とMoodが良いな」
「にふふー妹みたいな存在が出来ましたから」
「フッそうか」
良かったなって言う政宗の声がとても暖かい、ねえいつきちゃん、私この人と戦えてやっぱり幸せだよ
不透明な正義に彼岸花を
(こんなにも暖かくて優しい竜の牙になれて誇りに思えるよ)
☆おまけ☆
「ちょっだから腰を撫で回さないで下さい!」
「Ah?良いだろ、これくらい
芹罹、前から思っていたがお前は細すぎるな、俺の子を産むとしちゃあ「うにゃぁぁぁ!!」クク、本当に初だな」
「政宗様それくらいにしてやって下さい、闇口が死にそうですぞ」