参拾八話 一つの始まりと終わり
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「はっあ…!」
「やったか…!」
「人間50年…」
「「!」」
「下天の内をくらぶれば…フハハッ!!」
高らかな笑い声と共に本能寺は全焼し、魔王の体は跡形もなく、その身を本能寺へと委ねた
疲れで座り込む芹罹はガバリとその体を抱き上げられ、眼を見開き顔を赤くする、こんな事をするのは彼しかいないのだから
「ちょっ政宗!」
「俺と芹罹の掴んだVictoryだ!喜んでも構わねぇだろ?」
「で、でも政宗の傷…ってうわひゃっ」
「HAHA、何だそのStrange voice!」
「政宗が倒れるからです!もう、無茶をして…心配するじゃないですか」
「芹罹…Thank you」
「?何ですか?薮から棒に…」
「お前が俺の元に来たから掴めたVictoryだ、感謝するのは当たり前だろ」
「私の方こそ、政宗の為に戦えて幸せです」
「!」
芹罹を抱きしめたまま、朝日が射し込める地面に倒れる政宗に彼女は照れくさそうに微笑みながら額に口付ける
まさかの彼女の行動に眼を見開く政宗だが芹罹がぽすりとその胸に倒れてきたので、我に帰る
「芹罹?」
「少し疲れました…今は休、ませ…」
「…ゆっくり休みな、芹罹、My dearest」
疲れた様子ながらも微笑んで眠る芹罹を抱きしめ直し、その唇に口付けてしまった
背後から知り尽くした足音に意識を持っていかれた政宗は彼女の異変に気付けなかった
一つの始まりと終わり
(始まりの中に終わりは芽生え、その逆もまた…)