衝動的書き散らかし。R含む
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10年
刀剣男士という言葉が生まれ、10年
燭台切光忠がずっと、ずっと好きである。
しかし、どうも気持ちの波が穏やかになって仕舞ったようだと。
審神者は気づいてしまった。
新しい強化訓練により、シルエットから彼らを読み解く力が備わった。
大好きな彼の足に、顔の影に、
”かっこいい” が一番につき、ありていに言えば、性的にぞくぞくするのも決まりきった流れとしてちゃんと感覚が残っている。
のだが。
「燭台切」
「なあに主」
同じ名を持つ兄が生まれ、いよいよ号で呼ぶようになって早数年、なれたものだ。
「どうしたら、燭台切を、たべられるかな」
「なに」
いまだ突拍子もないことは、言えるようである。
「食べるって、僕はおいしくないよ」
「だって、おいしそうだものいつだって」
「おいしそう。ちゃんと身なりが整っていることをほめられてるなら、うれしいけどね」
「うん。決まってる姿も、乱れ散らかす姿もおいしそう」
傍らで、書物を読んでいるその内番ジャージからはみ出す腕だって。
うっかりよだれを垂らす審神者
「ちょ、見てもいいけど、食べたそうにしないでよ」
「なんでそんなにおいしそうなんだろ」
「ほんとに食べたいってこと、お腹すいてるの?」
「お昼ご飯は食べたから、おやつ食べるくらいで収まるよ。
食欲と違う。」
「なんで、僕を食べたいとの話になるの」「なんでかな」
「光忠は刀の神様であるからかな、」
「本体だって食べられないよね、、そんなこと、君が言うなら、僕だって。君はまだまだおいしそうにみえるんだからね」
「まだまだ、ってのが少し憎いわね、そうよ、少しだけ老いたのよ。わかってるんだから」
「30年なんて、僕の物差しから見ればまだ子供にも等しいけれど」
「子供扱いなのね、まま」
目を細めて、肩ひじついてぶー垂れる審神者
「ママは私がよくない道に進むのが嫌なんですね。さすがみつただママ」
「またそんな」
つられて、燭台切もすこし、声のトーンを落とし、審神者ににじり寄った。
同衾を何度もしてる相手に、そんなこと言う口は、どこかな。
燭台切は両の手で審神者の顎を掬いあげ、顔を近づける。笑顔が怖い。
執務室の机のそば、彼は跪いているとしても、彼の背が高く少し首が痛い。
「光忠、背高い。そんなに近づくと食べるよ?」
顎を掴まれ苦しそうでも悪びれもなく言う審神者。
「まだ言ってる。ほんとにその気持ちがあるんだね。」「うん」
沈黙
ふふ、はっはっはっ
沈黙を破ったのは、燭台切
捉えていた顎を開放し、くるりと向きを変え、机側面に背を預けた。
「はは、もう落ちてはくれないか、大きくなったね主」
昔なら、もう少し、赤面してくれたのに。
「さんざん、してきたやり取りではあるから。」「そっか、そうだね」
「でも」
審神者は息をひそめて言う。
「ちゃんとドキドキしてるよ?大きなリアクションができないだけで」
勢いのまま、椅子から床に滑り降り、驚いている燭台切の頬に触れるキスをする。
「食べたい。その一心で言ってたから」
「え、やっぱり、食べられる側なの僕」
「そう。ね、食べさせて。」
ね、っと首をかしげる審神者は確かに赤面していてかわいいのに。
僕を食べることはあきらめないんだね。
「はは、かなわないね。喜んでふるまわせてもらうよ」
*
「
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