十字路
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小竜景光は、稀有であった。
狐の半妖たちの神通力に呼ばれ、力を与えられた姿は女性のものであった。
大ぶりの太刀をコマンドに合わせて、何とか霊力をまとわせ振り回す。
細腕は、同じ姿を持つ魂を重ね、強化された。
そうやって日々を送っていた。
ある日
主人の神通力が途絶えた。狐の半妖の者たちでなく、コマンドを入れていた画面の先の主
真っ暗な空間に、土も木も、風すら感じられない。
よくわからない記号が浮かんで、消えて、
そして、自分の姿も見えなくなって、意識がなくなった。
次に目を覚ました時、
手が大きな
男性の青年の姿に。
こころにそっと浮かぶ狐火を吹き消して
桜の花が舞い散る。
旅と本体を所有した主と首の竜に思いをはせた。
コマンドもなく、単身突撃もなく、
陣形を選んだあとはすべて任される。
覚えていたことがすべて塗り替えられた今も、
小竜景光は、真なる主を探して、日々を過ごしていく。
あらふぶの小竜景光を重用していたはずが、姿が思い出せない。
ネットの海にもない。
すっかり、とうらぶに塗り替えられた、印象の話。
狐の半妖たちの神通力に呼ばれ、力を与えられた姿は女性のものであった。
大ぶりの太刀をコマンドに合わせて、何とか霊力をまとわせ振り回す。
細腕は、同じ姿を持つ魂を重ね、強化された。
そうやって日々を送っていた。
ある日
主人の神通力が途絶えた。狐の半妖の者たちでなく、コマンドを入れていた画面の先の主
真っ暗な空間に、土も木も、風すら感じられない。
よくわからない記号が浮かんで、消えて、
そして、自分の姿も見えなくなって、意識がなくなった。
次に目を覚ました時、
手が大きな
男性の青年の姿に。
こころにそっと浮かぶ狐火を吹き消して
桜の花が舞い散る。
旅と本体を所有した主と首の竜に思いをはせた。
コマンドもなく、単身突撃もなく、
陣形を選んだあとはすべて任される。
覚えていたことがすべて塗り替えられた今も、
小竜景光は、真なる主を探して、日々を過ごしていく。
あらふぶの小竜景光を重用していたはずが、姿が思い出せない。
ネットの海にもない。
すっかり、とうらぶに塗り替えられた、印象の話。
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