拙作散文
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「役に立てなくなったら、どうか、ころしてね」
ふと、こぼしてしまった。
信頼と、よすがとしてくれている刀剣の、近侍の前で
どうしても、自分はできないのだという思いが、いじいじぐずぐずの性格を作り出した。
表情がうまく作り出せないまま、耐えきれなかった弱音が口を次いで出る。
わたしなんかいらない、そんなことはいつも思っていた、せめて役に立たなければと。
でも、疲れてしまった。本音、出てしまったしくじった。。
そんな時に、なんてことをしてしまったのだろうか。
近侍の彼が後ろにいるなんて
「主」
「燭台切」
「、僕が戦帰りでなくてよかった、って思ったよ」
「ごめんね、燭台切」
「謝らなくていい」
燭台切が審神者を、背から抱き締める。
「、、ね、僕が近くに居る時だけにして、他の刀には聞かせないで、その話は、僕だけにして」
「、、わかった」
「それと、、こっちを向いて?」
審神者は、燭台切の願いに素直に、振り向く
「その望みを僕は、、叶える技量は持ってるよ。でも君に生きてほしいとも思ってるよ」
もう一度、燭台切は、審神者を抱き締めた
「きっと、かなえてあげるから。僕と、君が、幸せになれる、その機会をちゃんと見極めてね。 だから、ぼくのことを信じてくれる?」
「、、っ」
「ね、お願い」
「信じる、燭台切のこと。ありがとう、こんな弱気を許してくれて」
審神者は泣いていた。
先の読めない未来、揺らぐ足元
ぐちゃぐちゃになる心を震わせて生きている一人の人間。
役に立ちたいと願った反面役割を果たせなくなった時の恐怖は、、
どんなものだろう。
その背は、刀にすら、小さくか細く見えた。
「それと、僕であっても、怪我してるときは、言ってはダメなんだからね」
「今は良いの?」
「、、そうだね、言える時か、、 執務の時、僕が怪我してなくて、僕がおいしい差し入れを渡してお茶してる時かな」
「、、ふふ、おいしいもの食べてるときは、おいしいってしか言えないわ」
「笑ってくれたね、そしたら、お茶にしようよ」
ちゃんと話を聞くからさ。
ふと、こぼしてしまった。
信頼と、よすがとしてくれている刀剣の、近侍の前で
どうしても、自分はできないのだという思いが、いじいじぐずぐずの性格を作り出した。
表情がうまく作り出せないまま、耐えきれなかった弱音が口を次いで出る。
わたしなんかいらない、そんなことはいつも思っていた、せめて役に立たなければと。
でも、疲れてしまった。本音、出てしまったしくじった。。
そんな時に、なんてことをしてしまったのだろうか。
近侍の彼が後ろにいるなんて
「主」
「燭台切」
「、僕が戦帰りでなくてよかった、って思ったよ」
「ごめんね、燭台切」
「謝らなくていい」
燭台切が審神者を、背から抱き締める。
「、、ね、僕が近くに居る時だけにして、他の刀には聞かせないで、その話は、僕だけにして」
「、、わかった」
「それと、、こっちを向いて?」
審神者は、燭台切の願いに素直に、振り向く
「その望みを僕は、、叶える技量は持ってるよ。でも君に生きてほしいとも思ってるよ」
もう一度、燭台切は、審神者を抱き締めた
「きっと、かなえてあげるから。僕と、君が、幸せになれる、その機会をちゃんと見極めてね。 だから、ぼくのことを信じてくれる?」
「、、っ」
「ね、お願い」
「信じる、燭台切のこと。ありがとう、こんな弱気を許してくれて」
審神者は泣いていた。
先の読めない未来、揺らぐ足元
ぐちゃぐちゃになる心を震わせて生きている一人の人間。
役に立ちたいと願った反面役割を果たせなくなった時の恐怖は、、
どんなものだろう。
その背は、刀にすら、小さくか細く見えた。
「それと、僕であっても、怪我してるときは、言ってはダメなんだからね」
「今は良いの?」
「、、そうだね、言える時か、、 執務の時、僕が怪我してなくて、僕がおいしい差し入れを渡してお茶してる時かな」
「、、ふふ、おいしいもの食べてるときは、おいしいってしか言えないわ」
「笑ってくれたね、そしたら、お茶にしようよ」
ちゃんと話を聞くからさ。