「画集Getビングだぜ、オレーー！！」
『良かったな、遊馬』
「見ろよ、アストラル！ 先輩達に加えてオレらのイラストもあるんだぜ。嬉しいよな～！ …って、うぉー！ やっぱ先輩達かっけー！！」
『ん？ 噂をすれば影…のようだ』
「遊馬ー！ お前も画集買ったのか？」
「わっ、十代さん！！」
「遊馬くんも買ってくれたんだ。ありがとう！ 皆に喜んでもらえて嬉しいね、もう一人のボク」
「そうだな、相棒」
「あっ、何だよ遊馬。お前1冊しか画集買ってねーの？ 保存用とか色々必要だろ！」
「そんな事ないよ～、十代くん」
「何言ってるんですか！ 遊戯さんが表紙ってだけで3冊は買う必要ありますよ。ちなみにオレは5冊買いましたっ！」
「甘いぜ、十代！ オレは36冊買った」
「さすが《遊戯》さん！！」
「先輩達スゲー！！ オレ達ももっと見習わなきゃな、アストラル！」
『同感だ』
「ちょっ、そんな事ないから！ 1冊買ってくれただけでも充分だから！！ …もぅ。遊星くんからも何か言ってあげてよ」
「オレですか。ですがオレも画集は2種類持っているので」
「2種類！？ そんなに出てたか、アストラル！」
『いや、私の記憶ではDUEL ARTしか出ていない様だが…』
「ふっ、オレの画集は手作りでね！」
ドン★
「おぉー！ ちょっと何だよコレ、遊星！！」
「画集というよりは写真集ですね。今まで密かに撮り溜めた遊戯さん達の写真を1冊にまとめました」
「すっげー！！ なぁなぁ、遊星！ オレもこれ欲しい！！」
「あ、はい。同じの作るんで大丈夫ですよ」
「よくやった、遊星！ オレにも1冊頼む」
「はいはーい！！ オレも欲しいでーすっ！！」

「………なぁにこれぇ」


終