「引き金をひいたのは」あとがき など

あまり今まで書いてこなかった、後書きでもやってみようかな。
なぜ急に後書こうかと思ったというと、それは…
万ちゃん編が、私の中で猛烈にお気に入りの話になったから!

ってわけで、36.37.38章の【万理編の後書き】です。もし私と同じように「ぁぁ、高校生の万に萌えたわぁ」って方いらっしゃったらぜひお付き合い下さい^^



36章 「どうか俺と」

万と千の、現在の会話からスタートです。
一応ここでは、大人な万をイメージしたつもり。この後に高校生万が出て来るので、今と子供時代のギャップが欲しくて♪

で、回想に突入と。
夢主と万の出会いから始まります。なんとなく、私の中で万ちゃんのイメージって春と桜🌸(やっぱり、漫画Re:memberから影響受けたかな?)
なので春と桜が、ふんだんに出てきます。

(ちなみに、夢主の男装デフォルト名の“春人”は、彼女が初期の初期に自分で適当に付けます。それはもしかしたら、万と出会った春という季節が、自分の中で特別だったので、深層心理にあったからなのかも)

これまた三好が書きがちな、ベッタベタな出会いを果たして、2人は友達からスタートします。
いやぁいいよねぇ…若いっていいよね。甘酸っぱいわぁ。ってイベントを盛り込んだつもり。

ちなみに10年前の夢主は、現在とは大きく違ってコミュ障&世渡り下手。
万理編を読んでくれた人には伝わったかも分かりませんが、夢主を変えたのは万理くんでした。
効率良く生きる術。人と関わって生きていく大切さ。そして、嫌いな人間も上手く利用する処世術?
そういったものを夢主に教授した万理。なので、もし夢主は万と出会っていなければ、今のような効率坊にはなってなかったかも。


37章 「どうか俺の」

36章と、1文字違いの章タイトル。これも万理編のお気に入りの1つ♡

季節は移って、夏になっております。好きな子の夏服にドキドキしたり、好きな子と夜の学校に忍びこんだり…
そういう青春イベントに、ドキドキしちゃう万理ぃぃ!堪らん!!って気持ちで書きました!

この時点で万の方は、すっかり夢主が好き。好きだから、一緒にいてて苦しくもあると。気持ちを言いたいけど、夢主は自分を友達として凄く大事にしているのが分かっているので、最初は自分の気持ちを殺す。友達に徹する。
幸せと苦しみの葛藤!こういうの、誰しも経験ないです?そう!それを人は青春と呼ぶ!w

そして、文化祭に向けて時は進みます。

文化祭。校舎屋上。花火。
もう、こんなけ揃ってて付き合わんわけないよね。もうロンよ、ロン。


38章 「待っててくれますか?」

万理sideが終わり、夢主sideに戻ります。この章は、36.37章で万が頑張って青春してた時、夢主は何を思っていたのか。を綴りました。
万が あんな行動を取った時、夢主は何を考えていたのかって感じ。
それプラス、文化祭の続き。恋人になった2人の時間も書いております。あんまり甘くは書けなかったなーってのが感想。

私ね、気付いたの。
甘いの書くの苦手だなってww 恋人になるまでの過程はノリノリで書く癖に、いざ付き合ってからのイチャイチャが書けないじゃん私!って。
これってどうなの?夢書きとして致命的欠陥じゃね?って、これからの引き金の先行きが不安になっちゃったよ…


結局、万より夢を選んだ夢主。すっと姿を消してしまうという結末…
多分、読んでくれてる人は「いや、サヨナラぐらい言えるやろ!」って思ったですよね…
私も思ったもんw
でもそこは、万理も千に対して似たような事をしたわけだし…まぁ、許して下さい?


で、ラスト。万理の現在。

夢主は、実は万理に歌を残してた訳ですね。アイドル候補生らしく、言葉ではなく歌を。
それを万理が愛おしそうに聴く…というシーンでフィニッシュ!
(実はこの歌、楽が夢主のライブで聴いた12章の歌と同じ!
誰がそんな前の話に気が付くんだと。思った訳ですが…もし気付いた方がいたなら、その人は 引き金マニアだw)


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TRIGGER夢を謳っときながら、なんと万理編を山盛り書いてしまった…
TRIGGER目当てで読んでくれてる人には、さすがに申し訳ない。でも凄い楽しかった…

結局この2人、キッスの1つもしてないの。なんかでもこういう、甘苦い恋が思い出となって自分の中に残ってるってのも悪くないなって思いません?w


万は、夢主がTRIGGERのプロデューサーをしてる事を知らない。夢主は、万が小鳥遊プロで働いている事を知らない。
実は凄く近くにいるのに、2人のすれ違いの10年は続いていると…!
こういうの、大好物なんですw

今ちょうど、万ちゃんとの再会編をドリノベの方でペタペタ更新中です。べつにタイミングを合わせたわけじゃないんですけど、なんたるタイムリー!🕘
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