2人の旋律
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「では、次はターレス様の番ですね」
私が試着を終え帰ってくると、ダイーズの一言で会議は私の衣装からターレスの衣装へと移行する。先程のレディースカタログから一変して、今度はメンズカタログが広げられる。山積みになったカタログを眺めて、私は再び肩を落とした。
「またこん中から探すのか〜……」
自分の服を決めるだけでも大変だったというのに、次は他人の服を選ばなければならないのが苦痛だった。服に一切の興味のない私が、相手に相応しいものを選べる自信は到底なかった。
「今の服のままでいいだろ」
そう言ったのはターレスだった。彼の言う今の服というのは、いつもの戦闘服にマントを身につけた姿である。私の服は真剣に決めたくせに自分の服はどうでもいいとでも言うのだろうか、私は思わずカチンと来る。
「いやいや! あたしだけドレスで筆頭がいつもの服って、意味わかんないし。ちゃんと選んでよ」
選べ、という意味を込めてカタログを差し出すと、ターレスは薄く笑う。
「じゃあ、俺もドレスを着るか?」
「バカなこと言うなー!!」
そのあまりの想像のしづらさに、私は思わず声を張り上げた。流石に適当にも程がある、どうせ着ないくせにと手に持ったカタログを彼に投げつける。
「ははっ、見たいなターレス様のドレス……」
「ンダ、ダッダッダッ」
「まぁ似合うとは……言えんこともない……?」
愛想笑いを浮かべる団員たちの会話はここで終わった。静かになった雰囲気の中、全員でカタログを片っ端から確認していく。
私が試着を終え帰ってくると、ダイーズの一言で会議は私の衣装からターレスの衣装へと移行する。先程のレディースカタログから一変して、今度はメンズカタログが広げられる。山積みになったカタログを眺めて、私は再び肩を落とした。
「またこん中から探すのか〜……」
自分の服を決めるだけでも大変だったというのに、次は他人の服を選ばなければならないのが苦痛だった。服に一切の興味のない私が、相手に相応しいものを選べる自信は到底なかった。
「今の服のままでいいだろ」
そう言ったのはターレスだった。彼の言う今の服というのは、いつもの戦闘服にマントを身につけた姿である。私の服は真剣に決めたくせに自分の服はどうでもいいとでも言うのだろうか、私は思わずカチンと来る。
「いやいや! あたしだけドレスで筆頭がいつもの服って、意味わかんないし。ちゃんと選んでよ」
選べ、という意味を込めてカタログを差し出すと、ターレスは薄く笑う。
「じゃあ、俺もドレスを着るか?」
「バカなこと言うなー!!」
そのあまりの想像のしづらさに、私は思わず声を張り上げた。流石に適当にも程がある、どうせ着ないくせにと手に持ったカタログを彼に投げつける。
「ははっ、見たいなターレス様のドレス……」
「ンダ、ダッダッダッ」
「まぁ似合うとは……言えんこともない……?」
愛想笑いを浮かべる団員たちの会話はここで終わった。静かになった雰囲気の中、全員でカタログを片っ端から確認していく。