2人の旋律
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「じゃあこれはどうです?」
ラカセイがにやにやと、赤と黒の大胆なスリットドレスを差し出してきた。一瞬時が止まり、自分が着た姿を想像してはげっ、と眉を寄せる。
(なんっつう服着せようとしてんだ!!)
提案を受けカタログを眺めるターレスに向けて、否定してくれと懇願の眼差しを送る。
「ない」
即答だった。彼の回答に一先ず胸を撫で下ろす。それもそのはずだ、あんなの私には似合わない。きっと彼もそう思って否定してくれたのだ。ちら、と彼の顔を見ると、心做しか不快そうな表情を浮かべていた。ラカセイはつまらなさそうにして再び衣装探しに戻る。
「これなんてどうでっせい? 動きやすさ重視で見た目も悪くない、ロゼの好みだろ」
今度はアモンドが、スーツ仕立てのシャープなパンツドレスを指し示す。マーメイドズボンのようにひらりと広がる裾に、甘すぎない程度のシックなフリル。シルク仕立てのシャツはとてもシンプルで、レディースとは思えない程の気品さとかっこよさを湛えていた。
私はちらりと覗き込んで、しばらく考え込む。それからこくりと頷いた。
「うーん、こっちのがマシかも。スカートは引っかかって転びそうになるんだよね」
「それはお前の技量の問題だろ」
「はぁ〜今それ関係ないし」
「そうだぞロゼ、やはり舞踏会という場で女性のパンツスタイルは微妙だ」
あれやこれやとお互いの提案に言い合いしながら時間は過ぎていく。
ラカセイがにやにやと、赤と黒の大胆なスリットドレスを差し出してきた。一瞬時が止まり、自分が着た姿を想像してはげっ、と眉を寄せる。
(なんっつう服着せようとしてんだ!!)
提案を受けカタログを眺めるターレスに向けて、否定してくれと懇願の眼差しを送る。
「ない」
即答だった。彼の回答に一先ず胸を撫で下ろす。それもそのはずだ、あんなの私には似合わない。きっと彼もそう思って否定してくれたのだ。ちら、と彼の顔を見ると、心做しか不快そうな表情を浮かべていた。ラカセイはつまらなさそうにして再び衣装探しに戻る。
「これなんてどうでっせい? 動きやすさ重視で見た目も悪くない、ロゼの好みだろ」
今度はアモンドが、スーツ仕立てのシャープなパンツドレスを指し示す。マーメイドズボンのようにひらりと広がる裾に、甘すぎない程度のシックなフリル。シルク仕立てのシャツはとてもシンプルで、レディースとは思えない程の気品さとかっこよさを湛えていた。
私はちらりと覗き込んで、しばらく考え込む。それからこくりと頷いた。
「うーん、こっちのがマシかも。スカートは引っかかって転びそうになるんだよね」
「それはお前の技量の問題だろ」
「はぁ〜今それ関係ないし」
「そうだぞロゼ、やはり舞踏会という場で女性のパンツスタイルは微妙だ」
あれやこれやとお互いの提案に言い合いしながら時間は過ぎていく。