2人の旋律
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惑星のパーティーまであと数日。クラッシャーターレス軍団は、作戦室で〝緊急任務〟に取りかかっていた。その名も──〝決めろ、勝負服〟。
「なーんで服如きにこんな選択肢があるんだ……」
私はテーブルにズラリと並べられた衣装のデザインサンプルを前に、げんなりとした表情で額を押さえていた。
ドレス、ワンピース、スーツタイプ、民族調、アイドル系、セクシー系、近未来風、ファンタジー風。一体何百年分の流行を持ち出してきたのだろうか。それぞれのカタログの分厚さが、膨大すぎる量の異常さを物語らせている。
「これ、全部着るの?」
「ひとつ選べばいい。だが……やってらんねえな」
そう応えたのはターレスだった。ソファにふんぞり返りながらも、手に持ったサンプルを吟味しているその顔はいつもの数倍は真剣だった。読み終えたであろうカタログが、彼の隣にいくつか積み上がっている。
「そんな大事? 服」
「任務には最善を尽くす」
「衣装選びが任務とか有り得なくない? 有り得ないよ」
1番身近にあったカタログを手に取り、とりあえずパラパラと眺めるふりをする。キラキラと輝いた装飾、フリルの重なったドレス、露出の多い足元、独特すぎるカラフルな民族衣装、どれを見ても湧くのは嫌悪感だけだった。
そもそも、そんなにダンスに服は大事なのだろうか。強ければ種族も見た目も関係ないように、上手ければ服なんて関係ないだろうと私は思っていた。
「このティアラの情報を信じるなら、優勝は最優先事項だ。見た目で印象が決まるなら、衣装も戦術の一つ」
ダイーズも真剣にカタログを眺めていた。彼が言うなら何となく説得感は増すが、結局理解はその程度で私は頷ききれない。
「なーんで服如きにこんな選択肢があるんだ……」
私はテーブルにズラリと並べられた衣装のデザインサンプルを前に、げんなりとした表情で額を押さえていた。
ドレス、ワンピース、スーツタイプ、民族調、アイドル系、セクシー系、近未来風、ファンタジー風。一体何百年分の流行を持ち出してきたのだろうか。それぞれのカタログの分厚さが、膨大すぎる量の異常さを物語らせている。
「これ、全部着るの?」
「ひとつ選べばいい。だが……やってらんねえな」
そう応えたのはターレスだった。ソファにふんぞり返りながらも、手に持ったサンプルを吟味しているその顔はいつもの数倍は真剣だった。読み終えたであろうカタログが、彼の隣にいくつか積み上がっている。
「そんな大事? 服」
「任務には最善を尽くす」
「衣装選びが任務とか有り得なくない? 有り得ないよ」
1番身近にあったカタログを手に取り、とりあえずパラパラと眺めるふりをする。キラキラと輝いた装飾、フリルの重なったドレス、露出の多い足元、独特すぎるカラフルな民族衣装、どれを見ても湧くのは嫌悪感だけだった。
そもそも、そんなにダンスに服は大事なのだろうか。強ければ種族も見た目も関係ないように、上手ければ服なんて関係ないだろうと私は思っていた。
「このティアラの情報を信じるなら、優勝は最優先事項だ。見た目で印象が決まるなら、衣装も戦術の一つ」
ダイーズも真剣にカタログを眺めていた。彼が言うなら何となく説得感は増すが、結局理解はその程度で私は頷ききれない。