ゆめ
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「仁王くん…」
深夜3時、わたしの声は真っ暗な部屋に小さく響いた。隣でごそりと身じろぐ音がする。
「…おまえさん、まだ起きとったんか」
返事は期待していなかったのに、返ってきた声に自然と頬が緩んだ。
「なんだか眠れないの」
暗闇の中、手探りで伸ばされた手が頬を滑っていく。
「もっとこっち来んしゃい」
寝返りで空いた隙間をぴたりと埋めると、ぎゅっと抱きしめられた。回された手が、ぽんぽんと優しく背を叩く。なんだかおかあさんみたい。
「ママ…」
「なんじゃ、ばぶちゃん」
くすくす、笑いながらのってくれる優しさが大好き。背を叩く手とは反対の手に、そっと頭を撫でられる。大事にされてるなあと実感すると、胸がぎゅっとなった。
「ママ、だいすき」
「俺もじゃ」
心がぽかぽかして、もうすぐ眠れそう。おやすみ、ばぶちゃん。そう言われたのは現実だったか、夢の中だったか。
「いい夢見んしゃい」
深夜3時、わたしの声は真っ暗な部屋に小さく響いた。隣でごそりと身じろぐ音がする。
「…おまえさん、まだ起きとったんか」
返事は期待していなかったのに、返ってきた声に自然と頬が緩んだ。
「なんだか眠れないの」
暗闇の中、手探りで伸ばされた手が頬を滑っていく。
「もっとこっち来んしゃい」
寝返りで空いた隙間をぴたりと埋めると、ぎゅっと抱きしめられた。回された手が、ぽんぽんと優しく背を叩く。なんだかおかあさんみたい。
「ママ…」
「なんじゃ、ばぶちゃん」
くすくす、笑いながらのってくれる優しさが大好き。背を叩く手とは反対の手に、そっと頭を撫でられる。大事にされてるなあと実感すると、胸がぎゅっとなった。
「ママ、だいすき」
「俺もじゃ」
心がぽかぽかして、もうすぐ眠れそう。おやすみ、ばぶちゃん。そう言われたのは現実だったか、夢の中だったか。
「いい夢見んしゃい」